虹のオーガズム
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永遠の男女融合法

 

こういう相手とSEXをすると
運気が下がる

BY 鈴木方斬

●セックスパートナー選びは、結婚相手を選ぶぐらい慎重になれ! 男女に限らず、よくこんな言葉を耳にする。「あれはただの遊びの相手よ」 「・・あの人は、私のおもちゃ」「あいつとは下半身の付き合いさ」。 しかし、下半身の付き合いで済むのは見た目の表面的な形だけであって、 実際にはセックスを通じて、さまざまなエネルギーや運気が交流している。 ひとことに言えば、セックスを「ただの性欲処理の行為だ」などと思っていると、 それこそ、「ただ事では済まない」事態が発生するものである。 古今東西、どこでもよくある話であるが、ある皇帝がそれまで国が繁栄して安泰してい たのに、ある一人の女性とたった一度、性的に交わった時から、運気が下がり、国が滅 んだとか、逆に、まったく幸福に恵まれなかった女性が、ある一人の男性とセックスを 交わしたことで、その後の人生が幸福なものに変わってしまった、などである。 ただし、この場合は、その女性がその男性と結婚したという事ではない。 そうではなく、たった一度のセックスを通じてでさえも、性の快楽以外に、 『不可視の層のエネルギーや情報』が交流しており、これらのエネルギーに、 もしも全く無知なままにセックスをし続けたら、運気が下がるどころか、病気(ただし 性病の事を言っているのではない)になる事も充分にあり得る。 現にそれが(間違った相手選びによる性交渉が)原因の病気、うつやヒステリーや、 各種の依存症などの精神病も多いと言える。 セックスのパートナー選びは、結婚とはその選択基準が異なるが、それでも、 ある「限られた時間と空間の中で、お互いの肉体の中に共有するものがある」のだから、 たとえそれが性風俗の場であれ、ただの遊びであれ、 そこで起きていることは数十分間の「擬似的な結婚」であるとさえ言えるのである。 だから、性欲の処理、あるいは快楽のためだけの基準で、セックスのパートナーを選ん でいると、後々で、とんでもない事になるものだ。 逆に言うと、もしもセックスのパートナーが正しく選ばれた場合には、 それを通じて、あなたの健康も運気もどんどん好転してゆく事になるのである。 ●こういう現象が起きたら注意する 男女どちらにも言えることであるが、ある特定の相手に限ってセックスをするとどうも 調子が悪い・・・という覚えはないだろうか。 それは単にセックスで体が疲労して調子が悪いという事ではなく、たとえば、仕事上の ミスが増えたり、ちょっとしたケガをしたり、あるいは実際に病気が出たりすることで ある。また、経済的に困窮したり、経営が悪化したり、盗難や事故や暴力にあったりす る事などである。 そうした影響の規模は大小あるが、あなたがよく思い出してみると、 ある異性と付き合うと、ろくな事がなく、またある異性と付き合うと、財運などの運気 まで向上する場合がある事に気が付くはずである。 セックスパートナーという事に限ればだが、「ケガや細かいミス(不注意)」の他に、 もしも次のような症状が出たら、即時にその相手との性関系を解除した方がよい。 それは『炎症を伴う大小の病気』である。小さなものでは口内炎や皮膚のオデキや腫れ、 大きなものでは肺炎や、臓器の腫瘍である。(腫瘍はガンに発展するので要注意) (ただし、発熱や風邪は関係ないし、セックスは、食に当たるのとは違うので下痢や便 秘の症状も関係ない。) これらはあなたの体や精神自体が無意識的にセックスの相手を拒否している場合に、 そのシグナルとなって現れるものだ。もしも、ほっておけば、これらは実際の身体の 大病につながるか、もしくはうつや精神病という形に姿を変える事もよくある。 ●では、何を基準にセックスパートナーを選べばよいか? 友達や結婚相手を割り出したり、チェックすると称する体系ならば世の中にはあり余る ほど氾濫している。 アストロロジーや姓名判断、数霊術や血液型、手相、人相学、その他もろもろ。 しかし、セックスパートナーを選ぶ場合には、無明庵のシステムでは、全く違う方法が とられる。それは、『セブン・コンタクト法』と命名された独自の方法である。 これは、相手と実際に身体の特定の7つの部分を軽く触れ合わせ、 その時に感じる感覚で自分に合ったセックスパートナーを選び、 そして自分に悪影響する相手を避けるための方法である。 また、これを応用することでセックスパートナーのみならず、特定の目的にとって理想 的な相手や、生涯の伴侶として理想的な相手をも探すことができる。 ●セブンコンタクト法の実際 相手とどのようなシチュエーションでこれを行うかにはいろいろなケースがあるが、 基本的には、既に性関係を持っている相手からまずチェックした方がいい。 もしも、まだ出会ったばかりであれば、このセブンコンタクト法でセックスパートナー としてのよしあしが分かるという説明をして、相手の了解をちゃんと得た上で行うのが よい。 ●判定方法の基本 なお、以後のすべての部分でのチェックに共通して言えることであるが、 身体のあるコンタクトポイントを相手と触れ合った時に、 ■落ち着く・静まる・安心する・心地よい・性欲が湧くなどの感覚が出た場合には、 その触れ合った部分は、相手と相性がよいということになる。 ◆しかしもしも、触れ合った時にからだの特定部分に力が入ったり、心が緊張したり、 かまえたり、嫌悪感、おびえ、抵抗、心を閉ざして無関心になる、などの感覚が出たら、 その触れ合った部分は相性が悪いとなる。 では、以上の基本を踏まえた上で、チェックしてみてほしい。 なお、これらはすべて服を着たままで可能であるので、実際のセックスの事前に調べる ことが出来る。その上でフィーリングが悪ければ、その相手とはやらない事だ。

1:手を触れ合う

お互いに、両手のひらを合わせてみる。この時に相手の手をさすったりしない事。 手をさするのは、性感を高める前戯の一部となってしまい、 それでは冷静にお互いの相性を調べることが出来ないからだ。 手を触れたら、目を閉じて、自分の中に起きる感触を感じ取るとよい。 分からなかったら、軽く相手の手を握ってもよい。 ★この部分の相性がよい場合、共同で何かの企画をしたり、お互いに、心の中にしまっ ていた本音や、過去の記憶など、カウンセリング的な内容の話をしたりするのによい。 つまり、心の交流に向いている。

2:足を触れ合う

お互いに、足の裏を合わせてみる。少し足の指を動かしてもよい。 ★この部分の相性がよい場合、共同で物質的な作業をするのに向いている。 手の場合がプランニングといった、二人で何かの構想を練るのによいのに比べ、 足の相性がいい場合には、実際の行動を二人で起こすのに適している。また、足の相性 がいい場合には、金運が向上する。また連れ立って旅行をする相手としてはベスト。

3:背中を触れ合う

直立して、お互いに背中を合わせてみる。身体を動かさずそのままじっとして、 自分の中に起きる感触をよく感じ取る。この時、相手の背中の暖かさなどの表面的な ものを感じ取るのではなく、あくまでも自分の内部に起きる感覚を重視することだ。 ★この部分の相性がよい場合には、良きライバルとなってお互いが向上する関係である。 ケンカするほど仲がよくなる場合と、悪くなる場合があるが、 ケンカで仲がよくなるカップルは、たいていこの背中の相性がよい。 スポーツ競技などのパートナーとしては理想的。

4:額を触れ合う

額を接触させてみる。言うまでもなく前戯ではないので、キスをしたりしてはならない。 また頬を触れ合うのでもない。触れ合うのは、額と額や、または側頭部と側頭部である。 相手の頭と自分の頭が、あたかも解けて交ざって融合するようにイメージしてみて、 その時どういう感覚がするかを感じ取る。 ★この部分の相性がよい場合には、長く関係を持つことが良く作用する。 結婚相手を選択する場合、この部分の相性は極めて重要である。ここが悪ければ、 いくら、次に説明するハート(胸)の相性や、陰部の相性が良くても、長く続かない。 頭どうしの相性がいい場合には、結婚しなくとも、あらゆる点で良き親友となり、男女 であるということ以前に、お互いに人間としての付き合いが出来るカップルとなる。

5:胸を触れ合う

軽く抱擁しあって、胸を接触させてみる。この時も、腰を動かしたりしてはならない。 胸に全神経を集め、頭の時と同じようにお互いの胸が解けて交ざるようにイメージする。 そして、自分に起きる感覚によく注意する。 ★この部分の相性が良い場合には、笑ったり、遊んだり、とにかく楽しみたいという 場合には良い相手である。また感情を共有するわけであるから、お互いに感動して泣く こともあるだろう。 恋愛の初期にあるたいていのカップルは、ここの相性が一時的に合うのであるが、 熱っぽいので、この胸のフィーリングの一致だけで付き合うと冷めるのも早い。 なお、胸の中枢は聴覚に関係あるので、一緒に音楽を聴くのも良い。

6:腹を触れ合う

腹といっても、上腹部の胃のあたりではなく、へそから下を触れ合うことになる。 ここでもまた、陰部をこすりあわせたりしてはならない。 下腹に神経を集中し、じっと自分の感覚に注意する。 ★この部分の相性が良い場合は、長い時間、一緒にいられるカップルである。 といっても、頭の相性のような精神的なつながりによってではなく、お互いの体の波動 が合うのである。頭や胸の相性がいい場合に、あまりお互いにベタベタすると、冷めて すぐに飽きるが、この腹の相性がいい場合には、しょっちゅう一緒にいて多少ベタベタ しても長く続く。つまり、日常生活で一緒にいて邪魔にならない相手である。 また、さらには、この腹の相性がいい場合には、出産に大変に良い。 そういうわけで、この腹の相性がいい場合も、頭の相性と並んで、 結婚相手としての重要な条件のひとつとなる。 なお、腹の中枢は、視覚と関係するので、映画を一緒に見るのもよい。

7:陰部を触れ合う

服の上から陰部を互いに、触れ、ほんの軽く押したり、こすり合わせる。 むろん、多少の性欲が出ることになるが、それでもあくまでも観察するのは、自分の中 に起きる感触である。 ★この部分の相性が良い場合は、むろんセックスの快楽を楽しむには良い。 また、セックス以外の付き合いとしては性中枢は、味覚に関係するので、 一緒に食事を楽しむのがよい。 ●ではセックスをしても良い相手の条件は? 無明庵では、何も恋愛相談や、結婚相談をしているわけではなく、 『同時にイク』『オーガズムを深める』のが目的である。したがって、 そのための条件となる相性は、4、5、7の三つの相性の良さである。 つまり、額(頭部)、胸、陰部、この三つにもしもどれか悪い相性があったら駄目 である。(ちなみに、手足と背中、そして下腹は、直接にセックスには関係しない。) 悪い相性とは、冒頭に述べたように、 そこが相手と触れ合うと緊張する、不安になる、心が閉鎖する、嫌悪感がある、 身構えるなどの心理的な動きが出る場合である。 逆に相性が良い場合には、安心、リラックス、高揚感、 そして愛情(性欲ではない)、優しさなどが湧く。 だから、陰部だけのフィーリングが良くても、胸のフィーリングが悪い場合は、 セックスパートナーにはならない。 また陰部と胸のフィーリングが良くても、額のフィーリングが悪ければ深いオーガズム には至れない。 逆に、頭と胸がどんなに共鳴しても、陰部の相性が悪ければ、セックスは出来ない。 この額、胸、陰部の3つがすべて相性がいい場合には、その人そこ あなたのセックスパートナーにふさわしい人である。 こうした人とのセックスでは、あなたは消耗するのではなく、 セックスの後にさわやかになり、元気になり、健康になる。 しかし、もしもこの条件を無視したセックスをすれば、いろいろなプレイを駆使して、 体の「生理的な快楽」は得られても、最後には空しさが残り、ただただ疲労する。 また、この3つの相性が悪い場合のパートナーとのセックスでは、冒頭で述べたような、 炎症や腫れ物、不注意によるケガなどが身体のどこかに現れるだろう。 だから、たとえセックスフレンドといっても、 こうした相手と自分の相性の判定をしないような、風俗通いや、援助交際や、不倫をし ていたら、やがては運気が下がり、金運や健康運も離れ、ろくな事にはならない。 また、このセブンコンタクト法は、言うまでもなくアルコールが入った状態では判定が 全く不可能になる。だから、合コンなどの場では全く何の役にも立たない。 そもそも無明庵のセックスワークで、禁酒条例を引いているのは次の理由による。 アルコールや薬物が摂取されると、 1:皮膚感覚や脳内物質の調和が狂って性の自然な快楽が防げられる。 2:気絶するようなオーガズムや、瞑想的な次元には絶対に到達出来ない。 3:セックスの相手を正しく選ぶことが出来ない。 だから、セックスパートナーを選ぶという事は、結婚相手や恋愛の相手を選ぶのと ほとんど同じぐらいに慎重になるべきなのである。 1998 5/6 鈴木方斬

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セックスの神秘学

BY:鈴木方斬 ところで、皆さんは、こんな経験はないだろうか?? ●好きな恋人と服を着て抱き合って、優しく、あるいは激しく抱擁しあっていた時には、 精神的に盛り上がったのに、いざ全裸になって抱き合ったら『何か』が味気ないように、 ふと感じてしまった・・・。 ●また、全裸で抱擁しあっていた時には幸福感や情熱があったのに、挿入をしたら、 一体感が増すどころか『何か』が逆に物足りないような感じになってしまう・・・。 ●また挿入して、ただ優しく抱擁しあっていた時には快感があったのに、ピストン運動 をしてオーガズムを迎えたら『何か』が逆に不満が残るものになってしまった・・・。 ●もっと極端な場合には、離れて見つめあっていたら幸福だったのに、 手をつないだら、何かあまりにも「物体だ」という感触がして違和感を感じる・・・。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎ これらの現象は、比較的女性に多く生ずる。むろん男性にも無意識下では生じている。 女性の場合は、肉体の生理的なオーガズムがなくても、ある程度の満足感を「精神的に 」感じるという傾向がある。 一方、男性においては、通常は、なんとしてでも射精に至らねば不満が残りやすい。 しかし女性においては、深い抱擁による満足も可能であり、かならずしもオーガズムを 必要としない場合もあり得る。・・・では、なぜそうなるのだろうか??。 通常のセックスは、 1:互いに離れている2つの肉体が、まず触れ合おうとすることから始まる。 2:次に、抱擁したものの、やがて服を着たままの抱擁で物足りなくて全裸になる。 3:全裸の接触でも物足りなくて、やがて挿入に至る。 4:挿入でも物足りなくて、ピストン運動をして最後に射精やオーガズムに至る。 これが普通の『本能的なセックスのプロセス』である事は言うまでもない。 つまり、二人が接触するほどに生ずる「物足りなさの不満」が急速に物質的次元の行為 へと「落ちて行く」のである。だが、もしも、ここで『意識的に」わざと、 1:挿入してもピストン運動をあまりせずに、オーガズムに至らないようにし、 2:裸体で抱擁しあっても、挿入しないようにし、 3:抱擁しあっても、服を脱がないようにし、 4:さらには2人が少し離れた場所に向き合っていたらどうなるだろう??。 つまり、普通の1・2・3・4の段階を逆にたどったら一体どうなるだろうか?。

★エーテル体のセックス

実は、挿入したままで男女共にオーガズムに至らないように「わざと」した場合には、 エネルギーが性センターからは放出できない不満が原因となって、 その一段階上の「腹のチャクラ」から相手の腹部へ放出しようとするのである。 この時、男性の「気」が光のパイプ、又はあたかも「光で出来た男根」のようになって 丹田から突出し、女性の腹部(子宮付近)へ入り込んで行く。 そしてこの状態において、セックスは肉体の合一から一段上の「エーテル体での合一」 へと次元が変わる。ただし男女合一がこの第2身体で完結した満足感に至るためには、 挿入時間が約40分前後かかると見た方がよい。 この時感じる快感は、肉体の刺激としては物足りないと感じられるだろうが、 時間が経過するうちに、物質的な刺激による快楽から、やや精神的なレベルの快楽へと 上昇する。この時女性は自分の腹の内部に、性器でのセックス以上の「迫力」のうねり を感じる。たとえれば、まるで直径が10センチ以上あるような巨大な男根が自分の腹 に合体したような錯覚を起こすのである。 このレベルのセックスを好む女性は、いわゆる腹の座った度胸のある男性を好む。

■アストラル体のセックス

さらに、抱擁しあっても「わざと」挿入をしないと、 今度は下腹の中枢が不満を訴えはじめて、ついには胸のチャクラでの合一をはかろうと する。するとお互いの胸の中枢から光線が相手の胸の中枢へと伸び始める。 この時男女の合一は、第3身体(アストラル体)の次元で起きる。 この時、お互いの胸を強く接触させて、胸と胸が解け合うようにイメージするとよい。 ここで感じる快感は、快感というよりも深い一体感への「焦燥」のようなもので、 いわゆる恋愛の時に胸がときめく感覚と同じレベルのエネルギーである。 この時に胸の奥に「やや悲しみの痛みを含んだような不思議な幸福感」を感じる。 胸に張り裂けるような拡大感覚がありながらも、「決して完璧な解放感には至らない」 という苦しみにも似ている。 このレベルのセックスを好む女性は、いわゆるハートのある男性を好むか、 あるいは母性本能をくすぐるような、やや弱々しく繊細な男性を好む。 なお、この第3身体のレベルで完結した満足感へ到達するには10分あればよい。 つまりハートでの合一までは10分で足りるということである。 しかし普通の男女(特に男)はこの次元での交流は10分が限界で、10分を越えると、 もはや挿入の衝動に負けて男根を膣に入れてしまう。 「普通のクンニリングス」や「普通の前戯」なら男性は1時間は続けられるだろう。 しかし『胸同士の交流』を10分も行えば「くっつきたい」衝動がたまらなくなって、 通常は、欲望が下の次元へ落ちてしまうのである。 しかし、それでも10分以上胸の交流を続ければ、ある瞬間に飽和地点があり、 胸の交合だけで完結した満足をするようになる。 ***雑談*** なお、この胸のレベル以上でのエネルギー交流は性別や生物の違いには制約を受けない ので、「同性同士や動物との間でも可能」である。交流方法が、肉体的な性交流や、 単なる「気」の交流にだけ制約されるのは性センターと腹のセンターまでだけしか機能 していない人間の場合である。 これゆえに、同性愛が成立することになる。同性愛者は、性欲よりも先に精神的なもの によって接続される事が多く、そののちに肉体関係にまで至る。 だから同性愛では、いわゆるプラトニックな側面が大切になると言われるのである。 生まれつきの同性愛者は、単に肉体が同性にしか欲望を起こさないというのではなく、 彼らはそもそも精神それ自体が生まれつき自分の肉体とは反転している。だから彼らは、 同性に対しても、まず心から「惚れる」のであり、単に性欲を感じるだけではない。 また、意識の重心が上にあるほど同性愛者の才能??(資質)を持つことになる。 意識の重心が上にあることと知的である事は、直接には関係はないだろうが、 私が見る限りゲイやレズの人達は、いちように知的であったり、温和で内省的な人達で ある事が多い。 もっとも始まりが精神的な恋愛感情で、それからセックスへの衝動と至るのが「自然」 である事は、普通の男女とて、全く同じことなのである。 だから単なる性欲の満足だけを求めてセックスなど続ければ、ろくなことにならない。 いわんや性欲の目でしか異性を見ない男性(あるいは女性)なんぞは、そもそもここに 書かれたようなマニュアルを読む資格もなく、それを実行する資格もないのである。

▲メンタル体のセックス

さて次に、抱擁しあっても「わざと」衣服すらも脱がないようにすると、 やがて、胸の中枢同士すらも接触ができない不満を生じて、 とうとう二人は首や頭のチャクラを合一しようとして、男性の眉間から女性の眉間へと、 まるでユニコーンの角が伸びるように光の男根が入り込む。 この時の合一の次元は第4身体(メンタル体)のものになる。 お互いの頭や顔をこすりつける愛撫は、このレベルでの合一願望から発生している。 一般的にも、男性が女性の首すじや耳の中や、おでこや髪の毛に愛撫をするのは、 この次元での合一を深めるためなのである。 また、女性がキスが上手な男性を好むのは、この次元での合一の欲求のためである。 この時に女性は、頭の中がクラクラとして、平衡感覚が揺らぎ、現実感を喪失する。 セックスを通じての「気絶」あるいは「自我の死」に似たものは、 このレベルから上でなければ起きない。 なお、このレベルのセックスによって自分の個性への執着は希薄になるが、 自分の「意識の存在感覚」までは、まだ失われない。 このレベルでのセックスを好む女性は眼光が強いような精神集中力のある男性を好む。 この第4身体レベルでの満足感に至るのに必要な時間は、わずか2分半前後である。 ただし普通は2分あたりから全身での抱擁への衝動へと欲望が走ってしまうだろう。 あえてそれを、あくまでも頭だけの交流に留めると、この次元での満足が起きる。 ・・・・・・・・・ また、やや霊的な話で申し訳ないが、幽体離脱での交合の遊び、あるいは仏教で言うと ころの天人同士の交合は「手を数秒間触れ合うだけで至福感に至る」というのが、この レベルの事である。こうした霊的な次元での強いエクスタシーを経験した者は、肉体の 次元のセックスや、気の次元のセックスを、あまりにも薄っぺらなものに感じるように なる。 たとえば、俗に言う『健康法』としての房中術などは、まったくもってして男性本位の エゴの産物、あるいは女性本位のエゴの産物であり、ダンテス・ダイジが言ったように 「異性に対するカルマ」を残すことになる。 むろん、そうした房中術には健康を害するような間違った性生活への警告が指摘されて いるので大切な参考になる事も多いのは事実だ。だが基本的には性の問題はあくまでも 性の問題として完結させるべきであり、健康のために他人の心身を利用してはならない。

●スピリチュアル体のセックス

最後に、服を着たままで、さらに50センチほど離れたところに二人で座ると、 もはや、合一への願望は頭頂部のチャクラから出た光線で行おうとしはじめる。 第5身体での合一感覚は一言に言えば、相手や外界をも感じることのない、 いわば「完全に主観的とも言える自己満足」あるいは「閉じた至福感」である。 この次元では、女性は、もはや相手と自分の区別はつかず、自分が個であるという感覚 も希薄になってしまう。そして、最終的には、存在感すらも喪失する。 このレベルの合一を好む女性は、はっきり言ってしまえば悟った男性を好む事になる。 なお、このレベルでの合一に必要な時間は『ゼロ秒』である。 逆に言えば、もしも、ほんの僅かでも合一感に時間がかかったら合一は不可能となる。 これは『一瞬』で起こらなければ、合一にはならない。 このレベルは、もはや男女や動物や自然との合一の次元に限る事ではなく、 導師と弟子の合一、あるいは別の次元の意識体との交流をも含んでくるものになる。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ では、具体的にどうすればいいか??? 1:ピストン運動を極力せずに、挿入状態だけに留める。(満足までは4O分必要) 2:挿入を抜いて、胸同士をこすり合う抱擁に留める。(満足までは10分必要) 3:服を着て、キスをしたり頭や顔をこすり合わせる。(満足までは約3分必要) 4:離れた所で触れずに向き合ってお互いに心を向けるだけにする。(無時間) これらを、ひとつずつ、必ず1から4の順で着実に試すことである。 全部を通して行うと、最低でも約1時間必要になる。 ◎これらの技法の基本原理は、通常のエネルギーの出口をわざと塞ぐことで、 エネルギーが出口を求めて「別の出口」(この場合には上のレベルの出口)の次元に ジャンプしてしまう事を利用している。 ただし普通の肉欲はこれに反して、上の出口(精神的な接触)では満足できずに次から 次へと下のレベルへと落ちていって性交、そして生理的なオーガズムへと移行する。 【ちなみに、もしも抑圧された欲望が、最も下位の性センターよりもさらに下の次元の 出口に飛び火した場合には、おそらくイラだち・行動中毒・発作的暴力や言葉づかい・ 物品破壊・さらには殺人という形を取る事もあるだろう】。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エーテル体交合

1/まず男性は十分に全身へのペッティングやクンニリングスで女性への前戯を行うこ と。20分から30分は前戯が必要である。そしてその後に挿入をする。 ただし、男性は射精はしてはならないし、女性もオーガズムに至らないようにする。 最初は、男性の射精、あるいは女性のオーガズム痙攣のない合一は、物足りないと感じ ることだろう。しかし続けるうちに、やがては単純に生理的なオーガズムにこだわるよ りも、長い合一時間を楽しむ中に「別の種類の満足感」が感じられてくるだろう。 ここでのポイントは男女ともに性器に意識をおくのではなく、下腹同士でのエネルギー の交流を心掛けることである。お互いの下腹同士をくっつけて深い呼吸で下腹部を膨ら ませたり、ひっこめたりするとよい。あたかも下腹に性器があるかのようにである。 これをしないでただ挿入をしたまま、じっとしていても、やがては男女ともオーガズム への欲望に支配されて、そのまま普通のセックスになってしまうだろう。 下腹での交流を40分以上続ける。そしてもしも生理的なオーガズムや射精をしようと 焦るのが「つまらない」と感じるようになれば、「しめたもの」である。 やがては射精やオーガズムなしにセックスを終了しても心が満たされるようになる。 もしもどうしても射精やオーガズムで締めくくらないと気が済まないうちは、 まだこのレベルの合一が足りないという事である。

アストラル体交合

2/次に挿入をしばらく我慢して、10分ほど全裸で抱擁だけをしていると、 胸での合一感を要求するようになる。 ただし注意することは、この時には、男性は女性の全身へのペッティングや普通の前戯 を決して行ってはならない事である。 もしも普通の前戯を行うと、レベルが前のレベルに戻ってしまう。 だから、お互いの胸同士を強く押し付けて、ひたすら胸と胸の真ん中を一体にしようと イメージするのである。あたかもお互いの胸に性器があるかのようにである。 そして、この胸での交流を10分以上行ったあとで、 試しに挿入をしてみたとき、かえって情熱が冷めてしまって「もったいない」と感じら れるようになったら「しめたもの」である。 やがては、最後まで挿入しないままでも満足を味わうことが出来るようになる。 もしもどうしても挿入しないと気が済まないのであれば、まだ合一が不十分である。 ***補足*** 以下の説明は、「万人に共通したものではない」という事をお断りの上で述べるが、 胸同士での一体化が「うまくいっているか、いっていないか?」の判定方法がある。 それは、この第3身体での交流のあとで、男性が女性の膣の粘液の味をみることである。 もしもこのとき女性の粘液が『ほのかに甘い味』がしたら、第3身体での交合がうまく いったことになる。 万人に共通のことではないと言ったのは微量でもアルコールを飲んでいたり、あるいは 何かの病理や体調が悪い時には、不純物が交ざるからである。 しかし通常の健康な身体の女性であれば、多くの場合には、膣粘液の成分が変わり、 結果として少し甘い味になるだろう。 こうした瞑想プロセスで純度が精製された女性粘液を「甘露(アムリタ)」と称して珍重 する流派もあるほどである。たしかに、それは普通の肉欲によって分泌された粘液とは 違うようである。 味の判定が男性に出来ない場合は、女性が自分の手につけて、通常のセックス時のそれ と味を比較してみればよい。 おそらく、通常のセックスでは女性粘液は「無味」か、もしくは僅かな塩味がしている はずである。 ただし、言うまでもなく、セックスの前に入浴で性器を清潔にしてからでないと、 この微妙な判定が出来ないのは当たり前の事である。

メンタル体交合

3:さて、服を着たままでの抱擁もまた、激しく愛情や欲望が燃えることが多々あるの は、誰しもが経験しているはずである。 そこで、普通ならば何とかして早く全裸になりたいところをしばらく我慢して抱擁して いると、やがては男女は頭同士をからめる行為や、キスや首へのペッティングなどが増 えて来るだろう。そのままそれを3分以上続ける。 ここでの注意は、服を着たままでも決して『全身的な抱擁をしないこと』である。 つまり、お互いの足をからめてはならないし、 また胸もなるべく、くっつけてはならない。なるべく頭・顔・首までの接触に留める。 ただし両手は触れ合ってもよいし、手で相手の頭をかかえてもよい。そしてあたかも頭 や額の中央や頭頂部に性器があるかのように頭部や顔を接し合うのである。 その後でためしに全身で抱擁しあうと「しらけた」感じがしたら「しめたもの」である。 やがては、最後まで頭を中心として抱擁で精神的な満足を感じるようにもなるだろう。 もしもどうしても全身で接触しないと気が済まないのであれば合一は不足である。

スピリチュアル体交合

4:この段階はかなり高度だが、もし二人が服を着たままで、さらに触れ合うのすらを も我慢してみる。距離を離して座っていて、そこで瞬時に合一感が生ずるならばOKで ある。 このときの二人の距離は『手を伸ばすと相手の肩に掌が乗る』ぐらいの近距離である。 拳法の「間合い」の距離だと思えばよい。 そうしたら試しに実際に触れあってみて、もしも、実際に手やからだに触れ合うと、 その合一感が「邪魔される」ように感じたら「しめたもの」である。 つまり、これがいわゆる俗に言う「手もつながず、ただ一緒にいるだけで幸福である」 という、「恋愛の初期」に我々が経験するレベルなのである。 つまり、より上の純度の高い次元での合一に満足できるようになれば、 やがては、性への依存、異性への依存、他人や導師への依存を完全に超える事になる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ただし、セックスの満足は、 絶対に低い次元から順にクリアーすること。 冒頭で言ったようにこの技法は、いずれの場合も『意識的にわざと』、 「出さない、入れない、脱がない、触れない」が原則である。 したがって、単なる性的機能障害や心理的障害で「射精やオーガズムに至れないから、 この究極の方法でやろう」とか「持続力がないから、この究極の方法でやろう」だの 「早漏ぎみだからこの究極の方法でやろう」というような事は絶対してはならない。 これらは肉体のレベルのオーガズムがちゃんと出来た上でやるべきことであり、 「肉体レベルの満足が出来ないから上でやる」、というような「代用品ではない」し、 肉体でのセックスが出来ない事の言い訳の道具ではない事を忘れないでいただきたい。 ・・・・・・・・・ いわゆる精神世界や瞑想の経験者や、そうした知識ばかりをかじった者の中には、肉体 の満足もろくに出来ないのに(あるいは肉体の満足が出来ないからこそなのだろうが) 高望みや理想化ばかりして、気の交流だの、霊的合一だの、精神的合一ゴッコに走ろう とする者がウヨウヨしている。 しかし、そういう者は、結局最後まで肉体的なセックスの不満にとり憑かれたままだ。 いわゆる瞑想センターなどの関係者には精神的なセックスについて、さもわかったよう な事を言いながら、結局は一番低い次元の肉体の不満を押し隠しているような者が、 なんとも実に多いのである。 ・・・・・・・・・ だから、『完全タントラマニュアル』のような『肉体面だけの技術』によって、 まずは男女が「肉体の生理的なオーガズム」を実現する事から始めるべきである。 物理的なオーガズムに充分な満足がなされた後でしか、 瞑想的なオーガズムは効力を持たないからだ。 1998  1/19  鈴木方斬

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▲ 重要な注意事項 ▲

以上のEOの『完全タントラマニュアル』および、無明庵編集の『セックスの神秘学』 の実践にあたっては、セックスの前3日以内には、絶対に「アルコール」を飲んでは ならない。 また合法・非合法にかかわらず、3日前から「ドラッグ」及び「スマートドラッグ」 (プロザックなどを含む薬物)を使用してはならない。 また、風邪などで「解熱剤」を飲んでいる場合もセックスはしてはならない。 薬の中には、効き目が穏和な漢方薬もむろん含まれる。 ・・・・・・・・・ さて、かなり多くの者がアルコールを飲んだ状態でセックスをしているようだが、 こんなものは『言語道断』の『とんでもない間違い』である。 なぜならば、まず皮膚感覚が正常でなければ、セックスのその「繊細な全プロセス」を 経験できないからだ。 また快楽をひきおこす脳内麻薬もアルコールが入っていると正常には作動しない。 ・・・・・・・・・ セックスと酒が結び付いてしまう原因の多くは、おそらく社会的風習からだろう。 デートのコースというのが、そもそも日中に行楽地や町中への散歩をするが、 夕方から食事やカラオケとなり、その食事の時に酒が入ってしまう事が多い。 また夫婦でもベットインの前に晩酌をする場合が多い。 男がナンパする時にもアルコールで女性の防衛心を解こうとする「卑怯な魂胆」がある。 ・・・・・・・・・ しかしアルコールを飲んだ状態でセックスをする習慣がつくと、(特に男性は)少量の アルコールを飲まないとペニスが充分には堅くならないといった症状が出たりして、 ついついセックス時に毎回勢いづけにアルコールを飲んでしまう癖がつくこともある。 むろん飲み過ぎればかえって勃起不全になるが、多くの者は一杯ひっかけることで、 心理的なリラックスをしようとしたり、血液循環をよくしたり、快感を強めたりしよう とする。 ・・・・・・・・・ しかし薬物やアルコールが入っている時に人間が経験した出来事は、 アルコールや薬物がない状態では全く役に立たない学習情報になってしまう。 従って精神科でも「薬物治療を平行使用する」セラピーは必ず失敗すると推測される。 たとえ本人がどんなに苦しくても、薬物やアルコールなしに自然な体の状態で経験した ものだけが日常生活でも役立つ学習として吸収される。 薬物やアルコールの摂取時に経験した記憶も、確かに再起動するにはするが、 それらは薬物やアルコールがない日常生活では再起動しないのである。 「飲んだときだけに作動する」・・・いわゆる「酒癖」というのがそれである。 ・・・・・・・・・ こうした事から、あなたがこれから一生の間、 セックスの時には必ず欠かさず薬物やアルコールを飲む事が出来るとか、あるいは昼間 の生活も、酒や薬物を絶えず飲みながら一生の間生活したいというならばかまわないが、 そうでなければ、少なくともセックスの時には、 3日前からアルコールや薬物は一切飲まない事である。

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◆二人のための、セックス上達の方法◆

●そもそも、自分がどうやってセックスを学んで上達してきたか、 というのを思い返すと、ようするに、 セックスに及んでは、かならず事前に「その日のセックスは、何をするか」を、 きちんと自分で決めていたわけです。 時には、やると決めたことを書いたメモを、 枕元の壁に張りつけてセックスをしたことも何十回とあります。 ただの、習慣と馴れ合いで、だらだらと、セックスするのではなく、 この計画性というのが、上達と研究には、とても大切です。 ●そこで、既に仲好しのカップルや夫婦でも、 今日からでももっとセックスを楽しみつつ、 男女ともに上達もする、簡単な方法があります。 それは、お互いに、次のような「希望メニュー」を作ってコピーして、 お互いに、相手に事前に渡すことです。 >*********★********* ●「セックスのご希望書」(女性から男性へ) 提出日     年 月 日 交合予定日   年 月 日   ●希望メニュー                希望時間 1/全身マッサージ   ボディーオイル(あり/なし)          分 2/性感マッサージ   (ローションorパウダー)(あり/なし)    分  *また、特に触ったり   舐めたりしてほしい場所を明記   複数個所 可(   ・   ・   ・   ) 分 3/指によるクリトリス刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)      分 4/舌によるクリトリス刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)      分 5/膣に指を挿入しての刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)      分 6/ペニスを挿入しての刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)      分 7/バイブの挿入の刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)      分 8/陰部で刺激して欲しい場所の明記 (クリトリスの「    」あたり)を(       ) (外陰部の「      」あたり)を(       ) (膣内の「     」のスポット)を(       ) (アナルの「    」あたり)を(         ) 9/先に何度もイキたい場合は回数を指定⇒      回 10/私が何回目にイクときに一緒にイって欲しい(  回目) 11/連続オーガズムにして(欲しい/ほしくない) 12/「融合の技法」を(したい/したくない)    分 13/メニューの全部が完了したときに、    後戯をして(ほしい/いらない)   (その後戯の内容⇒             ) 分 14/挿入の好みの体位の明記(複数体位 可)  (    ・    ・    ・       ) 15/各項目についての、特筆希望    項目番号と、希望内容を明記 一例=(6については、膣の上壁をペニスで、こすって欲しい)   ( )   ( )   ( )   ( )   ( ) 16/してほしくない行為明記 17/健康状態を(持病の場合はそれも)明記   (問題なし / 問題あり:病名=        ) 18/避妊方法の希望=(       ) ***その他の希望***例=ソフトSM/コスプレなど (                     ) >********* −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− >*********★********* ●「セックスのご希望書」(男性から女性へ) 提出日     年 月 日 交合予定日   年 月 日   ●希望メニュー                希望時間 1/全身マッサージ   ボディーオイル(あり/なし)           分 2/性感マッサージ   (ローションorパウダー)(あり/なし)     分  *また、特に触ったり   舐めたりしてほしい場所を明記   複数個所 可(   ・   ・   ・   )  分 3/指によるペニス刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)       分 4/フェラチオよるペニス刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)       分 5/バイブを使用(したい/しない)          分 6/ペニスを挿入しての刺激 (そのままイッてもいい/イキたくない。)       分 5/陰部で刺激して欲しい場所の明記 (「   」の「    」あたり)を(        ) (「   」の「    」あたり)を(        ) (「   」の「    」あたり)を(        ) (「   」の「    」あたり)を(        ) 9/先にイキたい場合は回数を指定⇒          回 10/私が何回目にイクときに一緒にイって欲しい(   回目) 11/連続オーガズムに(したい/したくない) 12/「融合の技法」を(したい/したくない)     分 13/メニューの全部が完了したときに、    後戯を(したい/したくない)   (その後戯の内容⇒             )  分 14/挿入の好みの体位の明記(複数体位 可)  (    ・    ・    ・       ) 15/各項目についての、特筆希望    項目番号と、希望内容を明記 一例=(3については、指先で尿道を強めに、こすって欲しい)   ( )   ( )   ( )   ( )   ( ) 16/してほしくない行為明記 17/健康状態を(持病の場合はそれも)明記   (問題なし / 問題あり:病名=        ) 18/避妊方法の希望=(       ) ***その他の希望***例=ソフトSM/コスプレなど (                     ) >********* ちなみに、「そのままイってもいい/イキたくない」 の「イキたくない」という意味は、 「じらして、イク寸前までは刺激して欲しい」が、 イクのには、別のテクニックがいい、という場合です。 ●つまり、こうした「注文書」を相手に出すことで、 相手は、どうしたらいいのか工夫しますし、 むろんこれはギブ&テイクですから、 自分も相手の希望を満たそうとしてテクニックを磨きます。 そして「よかったと感じた項目」のところには、 あとで、自分からの希望書に項目に◎をつけましょう。 イマイチだったところに、△や×を。 それによって、双方とも、今後の課題を決めます。 ●こうするうちに、相手のセックスの好みが分かりますし、 また、自分もしてほしいことをちゃんと言えますし、 お互いに、ちょっとした >「風俗のプロごっこ」をするのです。 これは、けっこう、楽しいですよ。 むろん、これが元で、「ここの項目のは、できない」とか言い出して、 もめてしまうカップルもいるかもしれませんけど。 でも、とにかく、男女ともに、自分がセックスに向かい合うときの、 「課題」がはっきりしますから、二人の関係にとっても、 有益なセックス経験を積むプロセスとしても、とても有益な方法です。 これに似た希望用紙を私はよく昔、相手の希望を聞くために使っていましたから。 そのころには、入浴剤や、石鹸や、インセンスの種類、 お部屋のライティングの色や明るさの度合い、そしてシーツの色まで、 お互いに希望のものを指定してました。               ◆

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監修執筆:鈴木方斬(すずきほうざん)
空間開設者:黒間玄元(くろまのりゆき)ハンドルネーム:bv



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この空間は 1998/01/07 に生まれました。