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[228]
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★分割自我復元★その228■ 自我率の初期値が高いほど、復元は難航する ■
by:
鈴木崩残
2013/06/23(Sun)08:29:11
自我復元、開発以来、最も恐ろしい話
●いつも、いつも、「怖い」話をするサイトで申し訳ないですが、
ここにひとつの、推論を書いておきます。
自我復元を行っている人の中で、95%の自我率を越えたところで、
完全に止まってしまう人や、停滞する人について、
私がずっと疑問に思ってきたことは、何度か書いたとおりです。
この人たちの最大の特徴は、トラウマや、ACや、親からの調教について、
全く掘れていないということです。
掘る気が本気であるのかどうかも、疑わしいです。
無明庵でやっているから、いちおう掘っておくか、
という程度の姿勢なのだろうと思いました。
●しかし、自我復元者の自我率の「推移変化のリスト」を確認していて、
自我復元が止まったり、著しく難航する人たちに、
ひとつの特徴があることを、昨夜、発見しました。
それは、なんと、
復元作業をする前の「初期の自我率」または「初期の推定の自我率」が、
「1/2自我」(50%)を「超えている人」に限って、
最後に難航しているというデータでした。
●その他の人たち、つまり復元作業をする前が、
50%未満の自我率だった人たちには、
この停滞は「ほとんど」起きていません。
自我復元者は、一度でも、変化報告または判定依頼が今までに来た人だけで、
推定で120人前後だと思いますが、ちょうど、
12人の人が、その「生まれついた自我率が50%以上の人」となっていました。
全体の約1割ですから、
本来は、全人口の中で占める割合も、比較的低いと推察できます。
世の中には、約10人に1人しか、50%以上の自我率の人はいない、
ということです。
●ところが、トラウマ掘りが一向に出来ない、
トラウマに気づいてもいない、
掘る時に難航するのは、かならずこの50%以上の自我率の人だったのです。
そしてまた、98%あたりになっても、完全な停滞と無自覚さがあるのも、
この領域の自我率の人たちに「限って」いました。
また、初期値が50%以上の自我率の人のひとつの特徴は、
個性が薄いことでした。
●一方で、50%未満の自我率の人たちのうち、
最も、それぞれに、「もともとの個性」があったのは、
面白いことに、3/8自我の前後です。
1/4自我以下では、それほどの個性はありませんが、
ただし、ある意味では50%以上の自我率だった人たちよりも、
ずっと個性はあります。
その個性の良さが、自我復元をするまでは出て来ていなかった人たち、
ということが多かったです。
おおよそですが、43%から31%、この約12%の範囲に
生まれついた自我率があった人たちが、最も個性的だったのです。
そうなっている理由は、私にも分かりません。
●ちなみに、1/4自我以下の人は、
自我率の低下と比例して、
「自分自身の本心からではないもの(思考や感情起伏)」に、
考え方や行動パターンが侵蝕されている率が増えます。
だから、1/4以下、さらに1/8へと行くに従い、
個性がどんどん薄くなり、「似たような反応をする人ばかり」になり、
どこかから借りた言葉や知識だけで、その人の言葉が構成されています。
しかし、「43%から31%」あたりの人たちは、
その足りない部分を埋めようとしたその借り物の部分と、本来の部分が、
せめぎあって出来た結果の「個性のようなもの」があります。
●自我というのは、個性の強さと比例するはずだと私は思っていましたが、
それはあくまでも「先天性の全自我の人」の場合に限られるようです。
後天的に自我率を増やして修復をしていった場合には、
前述した3/8自我の、前後「約12%の範囲」の人たちが
個性を発揮しながら進んでいる傾向があります。
●それで、大きな問題なのは、初期値が50%を超えていた人たちが、
全員とも、難航するのは「なぜか?」です。
しかも、本来であれば、その自我率を持っていたのであれば、
自分の独自の考えがあっても良さそうなのに、
下手をすると50%未満の自我率の人よりも個性がない場合が多いのです。
●現在、自我復元ブログが掲載されている方で、初期値が50%からで、
最後の土壇場で、難航した明確な記憶があるのは、クロマルさんです。
つきっきりで私がやりとりをしていましたが、
その他の初期値50%以上だった人たちとは、
桁違いに、やり取りは「少ない」です。
●そして、初期値がせっかく50%以上もありながら、
全自我になるのに、他の初期値の人たちよりも、ひどく難航するのです。
(現在、身近で確認された分割自我の初期値は、
最上数は85.7%(7/8自我)ですが、
この人は無明庵の掲示板の読者ではありません。)
●一方で、初期値が1/8自我とか、1/6自我からの復元で、
全自我に復帰した人がいます。
*********
では、どうして初期値が(現段階のデータ上では)50%以上の人に限って、
全自我への復元が、困難になるのかを推測すると、
やはり、そこに見えてくるのは、「問題意識の希薄さ」です。
口や、メールでは、「自分には、問題意識がある」と言うのですが、
私から見ると、「問題意識を持たなければダメだ教」の一部に、
過ぎないことが圧倒的に多いのです。
つまり、本当に本人の内発的な問題意識からではないケースが多いです。
●むろん、この傾向は、1/2自我未満の人にもあるのですが、
ただし、自我率が50%未満の「初期値」だった人たちは、
ほとんどの場合に、トラウマやACや調教問題は的確に掘れております。
正しく掘れなかったり、場所を掘り間違えるとか、
全く掘れなかったり、掘る気もないとか、
問題はそこに明確にあるのに、問題がないと思い込んでいるのは、
圧倒的に(というより現時点ではその全員とも)、
自我復元作業の前の初期値が50%以上の自我率の人たちだったのです。
●人間が、本来の、その人のものではない虚飾で、
足りない自我を埋め合わせをしようとしてしまう傾向を作り出す、
その原因となる、「機能不全家族」の特徴を、もう一度書きます。
↓
1/
「体罰的な暴力」を伴う、
親からや兄弟姉妹からの家庭内での虐待による「トラウマ」。
2/
体罰はないが、主に「言葉の暴力や恫喝」による、
家庭内での虐待による「トラウマ」。
3/
体罰も恫喝もないが、家庭環境の事情によって、
子供らしい意志や感情表現を「本人が自分で抑圧」をした「AC」。
4/
体罰も、恫喝もなかったが、
親から完全に「調教」されてしまったために、
本人の主体性と判断力が、ほぼ皆無の「サーカスの動物状態」。
■1から4を受けた子供はどうなるか?
↓
自分の思うことを、率直に言えない。
自分のしたいことを出来ない。
自分の思ってもいないこと、言う。
自分のしたくないことをすることに、妥協する。
一言で言えば、最悪の意味での「我慢癖」です。
その結果起きることは、
正常な喜怒哀楽の感情の抑圧、
さまざまな心の歪み、屈折した自己表現、
そして、うつや、自己嫌悪です。
これが、完全な「現実逃避」にまで暴走してしまうと、
自己愛性人格障害や、多重人格にまでなります。
だから、トラウマやACや調教を受けた人に対して、
「やりたいことだけをやれ。
やりたくないことはするな。」
と、いくら「100%正しいこと」を言っても無理だったのです。
*********
実は、これらの4つの「故障」を、それに「気づきにくい順」でいうと、
「4」が最悪で、
「4」の状態にある人が、もしもそれに気づけたら、奇跡的とも言えます。
逆に、最も、異変に気づける可能性のあるのは「1」や「2」です。
子供の時の記憶に、くっきりと残っているからです。
「3」も、目に見える苦痛を伴うような体罰や恫喝の経験がないので、
うっかりすると「見落とし」をしますが、これも自己分析が十分に可能です。
しかし、4の「調教」は、本当に「最低最悪」なのです。
●そして、「初期値の自我率が、50%以上ある人」の場合には、
それ以下の自我率の人よりも、「2」「3」と「4」に気づける人は、
相当に少ないと思ってください。
たとえ、自我復元をしている人であってもです。
ただし、「1」は、いくらなんでも気づけるはずです。
実際、クロマルさんは、
現実には「2」と「3」と「4」の複合環境であったにも関わらず、
98%になってから、「叩いたら、埃が出た」という状態ですし、
さかなさんも「2」「3」「4」のトリプル状態でしたが、
一時、復元が止まりましたし、全くトラウマに気づけない期間がありました。
そして、この2人に共通するのは、「初期値が50%」だったことです。
そして、現在、この先、完全に停滞しそうな人たちは、
その全員が、初期値が「50%以上の人たち」で、その人数は12名います。
●今のところ、そうなってしまう原因は、ひとつしか推測できません。
初期値が50%以上の自我率というのは、
この世の中では、人口の1/10ほどの比率の少数派ですから、
なんとなく、あまり自分に問題がないように、自分には思える生活を、
錯覚したままで過ごしてしまうのです。
実際には、トラウマや、ACや、調教の問題が「大あり」であるのに、
50%という自我率のせいで、
「別に、自我復元などしなくても、そこそこ生きてきたから、いいや」
となるのです。
実際には問題だらけなのに、のほほんと、なんとなく、
無事に生きてこられたというその状態で、
もしも、この先も、普通に生きて、普通に死ぬのが、
別にそれでいいのでしたら、
その人たちは、問題意識も持たずに、今回の生を終えてください。
せっかく開発された、人類史上初の「自我復元法」ですから、
やめるのはもったいないですし、今後も続けるのは価値があると思いますが、
全自我になる場合に、相当の難関があり得るので、
それを超えてゆく「覚悟があるのか」を自問してください。
●私の観察結果では、むしろ「初期値が50%未満」のすべての人たちの方が、
ずっと全自我に戻れる可能性があります。
なぜならば、その人たちは、その自我率の低さゆえに、
多くの葛藤と、苦痛と、自己嫌悪を「実感」してきたからです。
葛藤と苦痛を生々しく経験してきた人ほど、
超えて飛躍をしようすとるその距離も高くなります。
●一方で、「不幸」なことに、
家庭環境で、客観的に見れば、実際には大きな問題があったにも関わらず、
自我率という防御壁のおかげで、(あるいはそのせいで)
そこにある問題に対して、悪い意味で鈍感になり、不感症になり、
悪い意味で、「耐久性」が50%以上あったことで、
「切迫した自己改造」のモチベーションを持てない人が多いのです。
多いというより、50%以上の初期値の人たちは、全員がそうです。
唯一の例外が、クロマルさんと、さかなさんでしたが、
既に前述したように、私は、このお2人に対しては、難関になったときに、
けっこう、冷たく、メールで、ボコボコに言いました。
むろん、悪意からではなく、どうしてもダメ出しを徹底しないと、
一番問題になっている部分が、浮上してこなかったからです。
●しかし、昨年までは、私もそうした作業を出来ましたが、
今年からは、神経的にも、限界が近づいてきましたので、
個別に、そこまでお付き合いすることは出来ないと思います。
ですから、初期値が、50%以上の自我率だった人たちは、
その人たちが、復元によって、現在、何パーセントであったとしても、
たとえ98%であったとしても、
もう一度、
ご自分の生きているモチベーションや問題意識は、本当に切実なのか、
自分にある、トラウマ、AC、調教の領域を掘りたいと、
本気で思っているのか、本気で困っている焦りや自己嫌悪感があるのか、
それを、何度でも、繰り返し、自問してください。
__________________________
☆雑談です。
機会があったら、今度、
【映画音楽】【ドラマ音楽】【アニメ音楽】【CM音楽】
これらが、音楽をダメにしてしまった原因である、
という話をしたいと思います。
●音楽というのは、そもそも、
踊っていた人がいたから、人が音楽を始めたのか、
音を鳴らしていた人がいたから、人が踊り始めたのか、
あるいはまた、最初は「通信手段」として始まったのか、
ただの「暇つぶしの音出し」から始まったのか、
「呪文を唱えていた事」から始まったのか、などは定かでありませんが、
音楽が、ワルツやその他のダンスミュージックも含めて、
他のものの「附属品」として発注されたり、扱われ始めたときから、
音楽がダメになっていったような気が私はします。
私は、個人的には、渋い顔、または呆けた顔をして、
ただ、「音楽を作るために作られたような音楽」を聴く方が好きです。
「歌」とか、「芝居」とか、「舞踊」とか、「映像」、「のため」ではない音楽です。
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