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[3517]
■
●ただいま、アルバム製作中●
by:
崩 残
2006/05/03(Wed)18:35:23
●今度こそ、60分以内のCDにします。
人間が聴くには、80分は、長すぎる。
和尚だかが、「その人に適した瞑想時間というのが、
30分から1時間以内のどこかにある」、
と言うような事を述べていましたが、
その時間というのは、
人間が何かに集中できるひとつの時間の区切りとか、
限界時間なのだと私も思いのす。
昔のアナログレコードぐらいの50分前後が、
20分ぐらいでインターバルをおいて、盤面をひっくり返して、
そうやって音楽を聴くには、やはり、ちょうどよかった。
そして、60分以内になんとかしたいので、
価格は、今までより安くして、本体価格は、2000円の予定です。
曲案は、ほぼ出揃った。
どんな曲になるのかとかの状況は、
随時、この投稿に更新します。
↓
>5/4 更新
完成と出荷は、早ければ「今月の中ごろ〜末ごろ」です。
「大予言」「イアーズ」「ブックばざーる」
「ブッククラブ回」「書泉グランデ」など、いつものお店に納品予定です。
●とりあえず、連休だというのに、徹夜でジャケが、ほぼ完成。
これは、まだ英字スペルの誤字とかがあります。
↓
_______________________________
●コンセプト●今回のアルバムで、目標にしたこと。
・トータル時間を60分前後にすること
結果的には63分ぐらいになりました
・作者が自己主張する気など微塵もない音
・当然、オリジナリティーなど追求もしない
・情感が一切排除されていること
人間のいる気配が全くしない音です
・表現方法として、メロディーを一切使わない
リスナーへのサービス精神なんぞ放棄して、不親切な展開に徹する
たとえば、長く同じアルペジオが繰り返されるパターンは、
「マントラ効果」だと思ってください。
音楽的には、いいかげんに変化をつけて展開しなければならないような
長さの部分も「耳当たりをおもしろくしよう」などとしない事に徹して、
聴き手の脳内にマントラ効果が発揮されてくるまでは、
繰り返しを保持しています。
・タイトルが「機械の惑星」となっていますが、
別に機械文明に異を唱えたり、警笛を鳴らす気は「全くありません」
なにしろ、私が描写したかったのは
地球人が創った機械文明ではなく、
「他の星の機械世界のようなもの」を描きたかったからです。
ですから、機械の事は、肯定も否定もせず、
ただ淡々と「機械だけが存在する世界」を音像で描いています。
・「臨終のための音楽」や、低音がうなっていた「Z−55」とは違って、
「気軽に聴けるSFサウンド」だとでも思ってください。
明るくはありませんが、相変わらず「渋い」とは思います。
「Z−55」や「臨終の為の音楽」は、たまに聴くのがいい、
という重さがありましたが、今回の「機械の惑星」は、
構えずに、聴きたくなったら、気軽にプレーヤーにかけられます。
今までの3作のアルバムの中では、やっと「描写音楽」という表現方法が、
成熟してきたという感じです。
「描写音」というのは、
「音を使って何か人間の中にある思想や情感を表現するのではなく」
「音それ自体の為の音」であったり、
情景描写だけに徹するという音のことです。
ある意味でSF映画の特定シーンで流れているとよく似合う、
BGMのようなものです。まー、ブレードランナーあたりの、
ああいう退廃的な映像が、とてもよく合うかもしれません。
・「音の素材」は、「Z−55」「MOMENTO」「臨終の為の音楽」からも、
一部使いまわしていますが、かなりの「別モノ」に仕上がっています
・どうして東京を離れてド田舎に住んでいるのに、
こんな「機械都市」のようなサウンドに着手したか、本人にもわかりません。
都会は今では、もう好きではありませんので田舎暮らしの反動とも思えなく、
今回のアルバムは、製作の動機が、自分でも不明です。
何かが、ふと、どこからか、意識の中に急に降りてきて、
さささっと、短期間で、気がついたら創ってしまっていた感じです。
________________________________
>
機械の惑星
total-63:20
■予価=2000円+税
表紙ジャケットはありません(Z−55と同じ形式)。
〜 The Planet of Machines 〜
● 曲 名 ● トータル時間=63:20
>1「無人工場地帯」4:02
manless industrial area
【もやの中に浮かぶ、別の星の機械都市の風景・・・
なんと「行法CD」の基本行の音が、基礎部分に使われています】
>2「発電所」11:03
power plant
【「両生類」の前半部が、大きくリメイクされています。
原曲よりテンポが速くなっており、「単調なドラム」も入ります。
原曲よりもベース音がくっきりしています。】
>3「組み立て工場」10:18
assembly plant
【「流星群」のドラムパターンから展開した別の作品です。
最後の部分で、ピンクフロイドの「狂気」の間奏部分に酷似する
電子音のシーケンスが登場します。】
>4「化学工場」4:37
chemical plant
【マントラのようにずっとループするパターンの背後には、
マニアでもわかりにくいようにEO氏の「ある曲」が隠れています・・・
繰り返しループするメインのシーケンサーの音は、
1984年のTangerineDreamの
「Highway Patrol」という曲のアレンジです】
「FLASH POINT」という映画のサントラ盤の中の一曲ですが
同年彼らは「炎の少女チャーリー」のサントラ盤を手がけていますので
その時期に特有だった彼らのサウンドのひとつです。
>5「原子炉」7:52
nuclear reactor
【今までのアルバムで皆さんが聴いたことのある懐かしいパターンの音が、
あちこちに散りばめてあります。】
>6「変電所」4:48
transformer substation
【行法CDRを持っている人には「幽暗行の音」が僅かに聞えますし、
多層干渉波や、リズムが逆回転するような音も、
ドラムスの背後で、小さく入っています。】
>7「ロボット工場」9:45
robot factory
【MOMENTOの中の二つの曲が、
なんとも意外な形でメドレーになっています】
>8「洗浄工場」4:28
cleaning plant
【「虚空の辺境」の「深海」に、かなりサイケな感じの深いエフェクトを
かけたバージョンです。聴いていると、少し、頭が酔っ払うかも・・】
>9「月の上の工場」6:24
plant on the moon
【最後の部分もふくめて、全体を「意図的に似せた」のですが、
クラウスシュルツの「タイムウインド」の終わり方にかなり似てます】
______________________________
>5/5更新
ミキシング地獄にはハマる。
録音する人は誰でも知っていると思いますが、
仕上がってから、ミキシングにどうにも気になるところが沢山出てきて、
いじくりまくる、というスタジオミュージシャンによく知られた
れっきとした「病気」です。
でもって、たいていの場合には、最初のテイクの方が勢いやトゲがあって
いいのですが、いじるうちに、トゲがなくなって、
悪い意味で音の起伏が「なめらか」になり、
つまらなくなってしまうのが「常」です。
各曲の音量差とかもだんだん気になりだしてしまうのがこの終盤の時期。
これでもういいだろうと出来たテスト録音をCDRに落としては、
翌日になると、ボツにしまくって、どんどんと何十枚も、
CDRが消えてゆく。
そんなに高いもんじゃなからいいけど・・・。
PFMだか、ELPの何かのアルバムだか忘れましたが、
昔のレコードって、とんでもない音量差とか、平気で収録していましたね。
今と違って、ヒスノイズやレコード針が擦れる音もはいるのに、
それでも、気にせず、やたらに音量が小さいパートがあったりしました。
(まー、クラシックではよくあることですが、プログレでもそんなにない)
本当は、それでいいのだと思いますが、変に音量差が気になってしまうと、
それを調整しているうちに、アルバム全体が、メリハリのないものに
なりがちなのです。
●「何かを創る」という作業は、ホントに怖いですよ。
絵を描く人も、「筆の止めどころ」というのがあるのを知っていると
思います。
あるところ以上に一筆でも書き加えたり、直そうとすると、
そこから、どんどん絵が駄目になってゆく現象というか、
これも、ほとんどのアーティストがよく陥る病気の一種です。
結局、自分の中によぎる雑念を、いかに破棄し続けて、
「修正地獄」にはまらないようにするかという意味では、
修正欲が出たときの、一番いい方法は、小手先で直さないで、
「やり直すこと」です。
ちょうど、陶芸家が、がんがん、不出来な器を割るように、
一からやり直すのが結局いいのです。
今回のアルバムでも2曲ばかり、
「何度か手直しをした曲」があるのですが、
結局は、ほとんどをまた一から作り直したら、
そういうときに限って、一発で、
OKが出せるものに仕上がるのですよね。
●モノづくりというのは、
本当に、その時の体調を万全に管理して、
意識を明確にしていないと出来ないものです。
疲労したらアートは仕事にならない。
よく、病的な篭り方をして、病的な方が、
作品としては、いい作品が出来るという現象もあります。
しかしそれは、精神を病んだ方が、作品に斬新さと「毒気」が出て、
結果として面白い作品になるという「効能」は、
いろんな分野でも、昔から認められています。
ただし、創る現場には「とてつもない集中力」はあってもいいが、
意識が曖昧になるような「疲労感」だけは絶対にあってはならないのです。
______________________________
私がよく、口でなど、しゃべって時間を無駄にしていないで、
どんなものでもいいから、自分の表現を作品として
物質の形にして「創ることをしろ」というのは、
瞑想や座禅の基本中も基本です。
「物的な創作手段」を持たない人は、かならず「意識が腐ります」。
何度も言うように、これは物的経路なので、
ネットとか、他者との無断なおしゃべりとか、
バーチャルなプログラムなどでは外へ排出されません。
それこそ、プラモデルでもいいのですよ。
バンドや、何かの共同作業のように集団でやるものはよくありません。
自分「1人だけでやるもの」に限ります。
とにかく、物質の形になるものへの経路で、
とことん、自分が社会とか他人を全く無視した境地で、
「凝り症になれるもの」を「たったひとつ」でも持つことです。
いつも、何かを創るときには、このことの必要性を痛感します。
もうひとつ言うと、
人間が最初に着手しなければならない「自分が生み出す作品」とは、
自分の肉体との付き合い方です。
物質への経路はすべて、1人の人間の肉体と意識のズレのなさから
始ります。
その段階の次に待っているのが、外部の物質の作品や形として、
排泄するという作業です。
瞑想的な生活をしていたり、無為にしているというのは、
かならず、その空洞部に、何かを「引き寄せる」事になるので、
その引き寄せたものは、自分の中に「蓄えるためのものではなく」、
「通過させてパイプを太くすること」にこそ意味があるのですから。
_______________________________
今回も、連休はすべて、CD製作で潰しました。
まだ、少し戦いは続きます。
これが終わったら、世間様の連休が終わって行楽地が空いた時期に、
ゆっくり休んで、遊ぶための小旅行に出るつもりです。
_______________________________
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