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うざったい「中国のポーズ」と、それに乗る馬鹿な日本人。
by:
猫然
2008/01/06(Sun)04:22:27
むかつく番組を見たので、一言。
「日本語による、世界会議 in北京」と題する馬鹿げた番組を見た。
日本語で、両国の大学生が「文化交流ごっこ」「理解ごっこ」をする
というやつだ。
ようするに、中国側が「我国は、こんなに議論が自由です」という
オリンピックに向けての単なる宣伝に過ぎないわけである。
それは実に、腹立たしい番組だった。
私の意見では大学生では、まだ自分の意見を持てる年齢ではない。
個人差はあるが、社会生活を5年経験しないと、
実感のある意見は言えないと私は判断している。
またこうした「北京オリンピック」の為の宣伝のような番組は
好きではないし、とても軽率な番組である。
そもそも、国家間対立というものは、
個人レベルで起きるものではない。
つまり、この世界に「悪い民族」は存在しない。
存在するのは「悪い国策」だけである。
国家間の対立は、全てその時代の国益の対立によって起きる。
しかしそれを決定したのは政治である。
だから、「個人的な学生の交流」によって歴史認識を緩和したい
などという企画そのものが軽率であるのだ。
戦争の原因は「民族の性質の違い」ではないのであるから。
政治家同士の利害関係が戦争の原因である。
むろんそれに反対しなかった国民にも責任はある。
しかし多くの場合、我々は政府に騙される被害者となる。
だから文化交流などよりも、
まず自国の情報公開制度の自由性を整備することの方が
重要であると私は思った。
もし本当に相手の国のことを知りたいのならば、
まずは、自分の国の情報公開を正常にしないとならない。
アメリカに比べると日本の情報公開はまだ閉鎖的かもしれない。
むろんかなり良い状態にある。
私が数年前に役所を提訴する準備をしたとき、
私は議事録の情報公開の請求をした。
しかし文書の多くが改竄されていた。
また場合によってはこういう請求で出てくる文というものは、
黒い線で、重要な部分が隠されていることさえある。
つまり、まだ日本は自由ではない。
日本のジャーナリストはまだ「マイケルムーア」のようではない。
すなわち、結局は、
中国や日本が最低限でも、アメリカと同じ情報公開の自由を
得ないかぎりは正常な情報に基づく論議が不可能だと私は思っている。
論議をするための充分な情報がない、
そんな状態で、意見を交換するその番組を愚かだと言える。
しかも、社会経験の全く足りない大学生によって
つまり、これというのは、
中国と日本の二つの国家間の「過去の政治の責任」を論じないで
済ませようとする、非常に軽薄な企画番組だと思ったのである。
過去に、いろいろな時代の対立の原因となる出来事があっただろうが、
(民族や国民ではなく)両国どっちも、
当時の「国策の汚点」を棚にあげて、
ひよっこの大学生を駒にして「仲良しごっこ番組」を演出している、
その性根の腐り方といったら、見られたもんじゃないですよ。
本当に相手の国の文化を理解したいならば、
一度といわず、何度でも、
論争の土俵で「大喧嘩」をしたほうがマシである。
●また、戦争を生み出す原因が、民族性にあるのではないという
ひとつのサンプル、あるいは仮説は次のようなものである。
たとえば、第二次大戦中のナチスに、
イデオロギー抜きに、アメリカ人を送り込んだとしたらば、
彼らは全員、ナチスに従ったことだろう。
そればかりか、ユダヤ人でさえもナチス党員になっただろう。
(むろんイデオロギーが頭から抜けているという条件であるが)
つまり、いくら宗教が異なっていたとしても、
異なる民族が、単に2人そこにいるだけでは戦争にはならない。
単に、それは、「考え方や気が合わない2人である」というものに過ぎない。
しかし、それがまるまる国民ごと、
両者で殺し合いを始めるのだとしたら、
それは、民族性や宗教の違いによるものではなく、
まぎれもなく、国益という名の利権がからんだ、
「権力者からの命令によって」起きるものであるということだ。
その番組は、そもそも、そこを民族対立や歴史認識の違いであるかのように、
「摩り替えている」ということである。
つまり中国は自国の過去の国策を悪く言いたくなかったり、
非があっても、「自分たちの歴史に非はないと主張する」というわけである。
むろんそれは国民への体裁上であろう。
むろん、中国にも中国国内の政府の不正を摘発しようとする、
ガッツのあるジャーナリストは存在する。
しかしそれは日本でのそれよりも何十倍も困難なもののようである。
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