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【絶版のCDR復刊】

■ジャケットのデザインだけは仕上げましたが、
中身は、まだ「反逆の宇宙」がようやく、今週中に出来上がりそうだ
という段階に過ぎません。

他の本のCDR化は、気が遠くなるほど、まだ時間がかかります。





■盤面やジャケットは、すべて、
当時の初版を買った人達が、懐かしさを感じられるレトロな
雰囲気にしました。
あまりスマートに、リメイクしすぎると、違和感があるからです。




●月の横に、飛行機雲が出来る、珍しい風景を写真に撮れました。




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【オリンピック中止?】


その可能性を、竹の間では、ずっと以前にも書きましたが、
当時は、疫病やインフルエンザの可能性を書きましたが、

このところの、食品の問題といい、

また中国の大気汚染のひどさがマラソン選手にどう影響するか、

そして、いよいよ、チベット問題がからんできて、

それこそ、「2008年から2040年まで、オリンピックは中止されていた」、
というタイター氏の言葉が現実味を少し持ってきます。


コメンテーターのほとんどは、
「参入しているアメリカ企業の利権もあるし、
中国情勢の悪化はそこまでは行かないだろう」

と見ていることでしょうが、さてどうなるやらです。
もしも誰も予測すらしていなかった、「北京オリンピックが
さらなる情勢の悪化で中止」という事態になった場合には、

それは、私達の住むこの世界線は、2015年に第三次世界大戦を起す世界線と
かなり近いものであったことを意味することにもなります。

彼の言う、2.5%の世界線のズレが、
それが、大きなものなのか、小さなものなのかは、
その時に分かることでしょう。

しかしまずは、ズレがあるのかないのかの検証は、
オリンピックの有無にかかっています。

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【執筆中の異書】



　　　　　　　　　　　




「反逆の宇宙」

「反逆の宇宙」のCDR出版は、
明日、23日の日曜日から、
現時点では、神田の「書泉グランデ」から発売されます。

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■2月の後半から、有料購読者のうち、
頻繁にカウンセリングや助言をしてきた人たちに対しても、
その人達に対しては、「個別に、事情を説明して、お断り」をしたように、

現在は、一切の種類の相談を受け付けていません。

その理由は読者のうちの一部の人は、メールで通知しましたので、
知っているように「猫の惑星」を執筆するためです。


●有料購読という手法をテスト的に使ってみて、読者を制限することに
どのような効果があるのかの結果を見て、
私はそれが、質問の質や、竹の間の話題の質を引き上げることは、
決してなかったと結論しています。

皆さん個人にとって有益であったかもしれないことは、
ごくごく個人的な助言が出来たことですが、
しかし、それらは私にとっては、大した問題ではありません。


●当たり前の事ですが、
物事や情報の「敷居」というものは、
有料であるかそうでないかというお金でつけるべきものではないことは
最初から明々白々な事実ではあったものの、
それを再認識することは出来ました。

それによって、今年の5月以後は、
これまでの有料購読者とのメールのやり取りの結果から、
私が個人的に無料で招待をした人たちが
参入できる掲示板というものを用意しました。
これは無明庵サイトとすらも関連させたくないので、
全く別のところに設置されています。


●猫の惑星の執筆は、まだ170頁ほどに過ぎませんが、

これは、竹の間の読者も、そしてまた有料購読者も、一切無視したところで
書かなければならない内容であったために、
私は、本格的に、砂手との対話の記録を始めた2月後半以後、
ごく一部を除いては、一切の、対外的な関わりを断っています。

それは希釈されてはならない内容であるために、
一般読者の誰の要望(無自覚な願望の反射)によっても、
絶対に書かれてもならないからである。


●この動きは、昨年の10月に砂手が第二の大きな変化をした後から
極端に顕著になってきたために、
私は竹の間の投稿数を極端に意図して減らしました。

意図して、竹の間に殆ど興味を持たないように放置し、
主な活動は、他の分野へと集中させていました。


●一方で、それと平行しながら、
「砂手たった一人」に対してだけ、今必要であり、
語られるべきことというものをここ数ヶ月、記録をしてきました。

私が書きたかったものは、
今までのような、薄められた内容ではなく、
まだ悟りの手前にいる人の状態を考慮したようなものではなく、
まったくブレーキをかけないようなものであったわけです。

しかし、それは有料購読という枠に人員を圧縮しても、
決して、そこからは生まれることはなかったわけである。

有料購読という手続きは、
私が、この生で、最後に、他者の問題に対して、
関心を向けて、親密に関わることの出来る「最後の機会」でした。

だから、休む間もないペースで、頻繁にメールをやり取りして、
その機会を存分に利用できた人達には、とても良かったと思います。


●さて、そうした作業を全て提供し、その作業義務を終了した段階ですから、
ようやく私には、本当に書きたかったことだけを書ける機会が
訪れました。

その状況を準備するのに要した時間は約10年でしたので、
つくづく「人間」の人生というものは、全く一日も休む暇もないもので、

悟ったら、のんびり安楽な生活が出来るなどということは、
全くないと覚えておくことです。

むろん、自我がある時のような、無駄な苦しみはそこにはありませんが、
そのかわりに、やらねばならないことは、
むしろ、意識が変化する前よりも、何倍にも増えるのですから。

自我を持っているときのような、無意味で、不毛なものは、もう存在せず、
また、自我がやりがちな無駄な活動、空回りというものは一切なく、

「全ての歯車は、決して何ひとつも空回りすることがない」、
というのも悟りの性質のひとつですが、

「歯車の全てが、空回りすることが最早無い」ということは、逆に言えば、
生命はフル稼働を始めるということですから、
決して、安心感などで、ボケていて済むような甘い世界ではありません。


砂手とても、今は、小悟当初には、予想すらしていなかったような
激流が待っている事に、少々、苦笑しているに違いありません。

以下、序文の約四分の一に過ぎませんが、
序文だけは、記しておくことした。

目次などは、発行が決定してからになるが、
おそらく、それは秋ごろまでかかるかもれしない。


■既にお知らせした、絶版本の復刊作業も平行するために、
今回の本は、全く先が見えないのである。

仕上がったものを見て、気が向かない場合には、
出版すらしない可能性もありますので、
気長に待つことすらもしないでください。



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★ . 　　

今年の分だけで、半年以上の仕事や作業予定が詰まっていて、
やるべきことが山ほどあるので、少しだけですが、近況を。

少し、たまげた、スピーカー


●まずは、スピーカーの話です。



編集作業専用のパソコンを新設したときに、
スピーカーが必要になって、近所の家電製品の店に行ったときに
偶然に出くわしたスピーカーの話です。

どうせPCの音を出すだけですから、オーディオレベルなど
全く期待していなくて、気軽に買った、たった6000円以下の
チープなはずのスピーカーだったのですが、、、

これが音を出して、たまげました。

つくづくスピーカーというのは価格ではないと思い知るものです。
どんなに頭や感覚でスピーカーを探したり試聴しても、
使っているメディアやオーディオ製品との相性で、
そうそういい音と自分が思える状態には出来ないものです。

しかし、このスピーカー、低音が少し強調されるものの、
何よりもびっくりしたのが、音像というか音の発生している位置の
「自然さ」です。

●造りといったら、これで、よくもスピーカーとして
成り立つものだと思うほど、軽すぎて、冗談ぬきで、
風が吹いても簡単に、コロコロと、コケるぐらいに不安定で、軽いのです。

しかし音はいい。
オーディオテクニカという老舗のものですが、
AT-SP120というタイプ。

ミニのヘッドホーン出力端子があれば、ラジカセ、携帯電話、その他につなげます。

軽いので、持ち運びが便利で、しかも音がそこそこいいので、
知人のプロの音楽家の人も、実際に音を聴いて、
いたく気に入ったようでした。


●私個人は、よくもまー、こんなチープな安いもので、
その値段にしては、びっくりするような音が出るもんだと感心しまくっています。

ということで、確か、5900円ぐらいなので、
感心のある人は、お気軽に買ってみてください。

音が好みでなければトーンを調整すればいいですから。
問題は、本当に粗悪なスピーカーは、トーンをどう調整しても、
救いようのない音しか出ないことですが、コレはそこが違います。





●竹を刀でスパっと斜めに斬ったような、スタイルがけっこう、かっこいいです。


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反逆の宇宙は、ブッククラブ回にも納品

反逆の宇宙のCDR版は、ブッククラブ回にも既に納品されましたので、
必要な人はお問い合わせください。


●別件ですが、Kaiに今回納品した「虚無の微笑」には全て書が
差し込んであります。

これは、私の気まぐれで、発売当初は300部ぐらいにすべて入れて
いましたが、最近は、入れたり入れなかったりしていますので、
書泉グランデでも、ブッククラブ回でも、欲しい人は、
店で本の中を調べてください。
また、注文するときに、店員さんに
「半紙が差し込んであるものを下さい」といえば、いいと思います。

特に必要のない人は、何も言わないでください。
ただし、この書の挿入「虚無の微笑」に関してしかやっていません。

今回挿入したものは、まーまー気に入ったものが書けました。








●いきつけのフランス料理のお店に、久しぶりに行きました。
個室なので、気軽に、こんな撮影も出来たりします。

(ド田舎者じゃあるまいし、また、料理写真家でもないのに、
いくらなんでも、個室でもないところで、
料理を写真に撮るとか、出来ませんからね。)





つくづく料理を撮るときには、照明の工夫が必要なので、
なかなか、この写真では、その美味しさが上手くは伝わっていませんが。

___________________


■松の間に、手裏剣その他の動画も、追加してあります。

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★ . 　　

【グーグル・アース】


●私の方は、連休中も、ほとんど仕事になりそうです。
休暇は、世間の連休からずらして取るつもりです。

編集の仕事で何時間も、座ったままで、神経が疲れてくると、
数時間おきに、少し休憩を取るのですが、

そのときに、遅ればせながら、
最近、ハマっているのが、グーグルアースです。



●地域によっては、データベースがなくて、画像がかなりボケている
地域もあるのですが、
都市部であれば、日本国内ならば、車の外観が判別できるぐらいの
精度で、見ることが出来ます。

これで、昔住んでいたときに通っていた関西の小学校を見つけて
当時住んでいた家を探したのですが、さすがに40年以上も経過していた
ので、道路が変わってしまっていて、分からなかった。


●アメリカにいたときに通っていた小学校は、正門まで行くことが
出来た。

ご存知だと思いますが、アメリカの都市部のデータべースの場合には、
車で走行している場合に見える画像まであるので、
バーチャルの世界で、市内のドライブが出来ます。

それで海外の友達の家の前まで行ったりして遊んでいました。
路上に転がっているゴミ箱とか、売家の看板とかまで見えるんですよね。


●残念ながら、私が現在住んでいるところは、あまりの田舎なのか、
重要箇所から論外なのか知りませんが、
航空写真の鮮明度が全く無視されていて、
広域にわたって、地域全体がボケていました。


●東京にいたときによく行ったお店とかは、
かなり接近して、ばっちり見えました。

すぐに飽きるとは思いますが、ちょっと楽しいです。

カーソルの操作で、ヘリか宇宙船で飛行しているような
見方も出来るので、ストーンヘンジや「エリア51」などにも、
行ってみました。

ただし、データが何年か前の古いものも多いので、
リアルタイムの景色ではありませんが。

それにしても、民間で、航空写真が利用できる時代になるとは、
全く驚きです。

軍事衛星よりは、はるかに劣るものの、趣味で見る程度なら充分です。


ちなみに、北朝鮮とかの施設は、どうも見るかぎりでは、
全くノーフィルターで、見ることが出来るようです。
要するに、グーグルにとっては「どうでもいい国」なのでしょう。


一方で、中東近辺は、なぜか、データが
不自然なゾーンの形で欠落しているところが多い。


ここは昔、紀元前の時代に、最初に私が地球に着陸したときに、
アラビア半島を上空から見ていた記憶が今でもあるので、
懐かしいです。

だいたい、どのあたりに降りたかも、覚えています。
今の、クウェートの少し左のあたりでした。
当時は、あそこは、気候が、とても良かったです。


残念ながら、ネバダ州のエリア51には、グーグルする限りにおいては、
特に怪しいものは何も写っていません。

グーグルで天体の星の画像を見られるのもあるようだが、
私はまだ見ていません。


　　　　　　　　　　　　　★★★★★★


さて、それでは、また、仕事に戻ります。


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★ . 　　

【近況の断片】


【小さなブッダの大きなお世話】は
明日から発売されます。

●「反逆の宇宙」に続く、CDR復刊本となりますが、

納品されるのは、「ブッククラブ回と書泉グランデ」のみです。


　　　　　　　　　



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●隣の「松の間」からの画像と話の続きですが、
↓



↑
バーベキューの火の光跡を撮影してみました。


●これから暑くなって、蚊とかが出現する前のこの時期に、
外でバーベキューでもやろう、ということになって、
砂手と、ひっそりと、二晩続けてのバーベキューでの夕食なりました。
初日は「豚肉」で、翌日は「貝類」にしました。
↓





●ハマグリを食べ終わった後には、線香花火で遊びました。
↓







●博士君も元気です。
↓



その他、最近、こんな猫が、週に3日は、必ずうちの庭に遊びにくる↑↑。
以前に風邪をこじらせていた、近所のおうちの猫です。


●今年は、ちょっと不思議なことが起きました。

一体、どこから種が飛んできたのか、全く分からないが、
小さな小さな、しかし立派な桜の木が、庭のはじっこで、ひそかに育っていた。

桜の木は、種から育てるのは、わりと難しいらしいのですが、
これは、まったくどこから種が来たのか分からない。
雪駄についてきたとも思えないし、

近所には、桜の木なんかないので、
何年か前の台風のときに飛んできたのかもしれない。

全く謎であるが、「どこかの世界」からの贈り物だと思って、
見て楽しむことにしました。
↓



******************************************************



●現在、私は「地球が消える時の座禅」のCDRを編集中。
砂手は「廃墟のブッダたち」のCDRを編集中。


新刊予定の「猫の惑星(悟りからの道)」は、
たまに、少しずつ追稿している。

悟っていない人には、ほとんど意味が分からない本です。
しかし小悟程度の人にも、これまた、わからないという内容。
(実際に経験してもいない人が、
これを悪用して、わかったような、知ったかぶりをしようとすると、
必ず、どんどん自己矛盾してしまうことでしょう。)

しかし、実際に悟りきっている人には、
それらが意味するところは、分かる人にだけは、
どれもことごとく、合意できて、わかるという
今までにないシロモノです。

とにかく、無明庵の本は、過去10年以上に渡って、
読み手が分かりやすいようにと心がけすぎてしまい、
それはあまりにも親切だった。

その結果、「わかったような気にだけなる人」が大勢発生したのだが、
どうせ、最終的な結果として、
本質が何ひとつも分からない結果となるのであれば、

ことの最初から、読んでも、ほとんどの人が、
何を表現しようとしているのかが分からないものを書くことにした、
というわけである。


今までの無明庵の本の中の言葉の断片であれば、
それは悟ったふりをしたり、知ったかぶりの宗教批判は出来ただろうが、

もしも、重要な言葉の部分が詩句の暗号のようになってしまえば、

それを、愚かにも猿真似した者は、その本人自体が、
その矛盾をどうにも整理できないというみっともない状態になるであろうし。


どのみち、もともと、この本「猫の惑星」は、

約100年後に生まれる、

たったの一人の子供の手に届けばいいのですから。


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【お知らせと予定】






◆休日返上で、ぶっつづけで、編集をしたので、
「地球が消える時の座禅」のCDR版は、木曜日か金曜日に、
書泉グランデとブッククラブ回に納品できそうですが、
現時点では、まだ納品はされていません。

なお、今回のCDRの発売によって、今までは「死人禅の行法」の詳細な説明は、
「虚無の微笑」だけに掲載されている状態でしたが、
CDR版の「地球が消える時の座禅」の中にも、
図面と詳細な説明を掲載しました。

なお、今後、
「廃墟のブッダたち」
「続/廃墟のブッダたち」
「廃墟のブッダ/外伝」の3冊の全てにも、
行法の説明を最後に加えることにしました。
(従来の紙の書籍とは違う点です。
従来は「廃墟のブッダたち」と「座禅」にのみ行法解説がありました。)


【有料購読者の方たちへ】


◆有料購読者だけには、既にずいぶん以前に言いましたように、
サービスの一貫として「反逆の宇宙」の全文を
読めるように掲載するつもりでしたが、作業が遅れ気味になっておりまして
申し訳ありません。
最悪、茶の間にスレッドを立てて、そこに分割して本一冊分の原稿を
掲載する予定です。


【今後の予定】

◆現時点では、有料購読者の人達は、まだログインできる状態にあります。
今後、いくつかの方法を考えていますが、

そのひとつの案が、有料購読分を含めた、2008年4月末日までの
「無明庵サイトの全てのコンテンツ(動画を含む)」を、
一枚のDVDに全データを収録して、一般に販売することです。

その場合には、たとえば、今年の6月か7月には、
現在の購読者の方は、有料文を読むためのログインは出来なくなります
ので、
もしも必要なコンテンツがある場合には、
早めに、「有料文の所だけ」は、ご自分でダウンロードして、
各自で、保存などをする必要があります。
(動画も含めますと、相当に時間のかかる面倒な作業になってしまうと思いますが)

むろん無明庵のサイトそのものは、それとは別に、
現在のまま維持されます。


◆もうひとつの案は、
一般閲覧が出来ない有料分の中から、私の方で、時間をかけて、
重要な箇所だけを編集して、CDRかDVDに落とすという方法です。

今、少し読み返してみたのですが、
リアルタイムでないと意味を持たないような、有料購読者の人達との
やりとりや、私信や、その時期、その時でないと、
全く意味を持たないような話題、というものも、含まれていますので、
それらを省いて、重要な部分だけを抽出する必要があります。

そしてそれがもしも出来た場合には、
「有料購読者でなかった人」は、
それを指定の書店で買うという方法になります。

◆現在、全マジックの部分だけは一枚のDVDに収まっているのですが、
肝心の「竹の間と梅の間と茶の間」の有料文のコンテンツは、
まだ全く手付かずの状態です。

**************************************************************


◆このふたつの案は、どちらにもメリットとデメリットがあります。


◆ひとつめの全コンテンツを記録したDVDを発売するという方法の
メリットは、今後、私が、もしも無明庵サイトを閉じたいと考えた時に、
読者の人は、書店でその「無明庵の約10年の歩みの、ほぼ全記録」を
収めたDVDを入手できるという道を残せるという点です。

ただし、これは、技術的に非常に難しい上に、
読む側の皆さんとしては、
DVDを開いたときに、ほとんど整理されていない草稿の山をご自分で辿るという
手順を踏むことになります。


◆もうひとつの方法は、
有料購読申し込みは、既にだいぶ前に終了しましたし、
また、現在の購読者のログインも、終了させた上で、

今までどおりに、気が向いたときだけに、松竹梅に私が投稿する
という「今までどおりの、このサイトのスタイルを維持」したままで、

この一年間の有料分のコンテンツから、
私自身が、重要だと思えるものだけを、読みやすく編集して、
CDRなりDVDなりに落とすという方法です。

◆私個人としては、
現在、かかえているCDR復刊と「猫の惑星」の編集も、相当にキツイので、
その上さらに、有料分のログの整理作業が加わると、
えらいことになりそうです。

しかし、後者のやり方の方が、たぶん、読み手にとっては、
親切なやり方であろうと、私個人は思っています。

ただ、現在、どっちの方法にするかはまだ決めていません。

いずれにしても、
まずは「反逆の宇宙」の全文を有料購読者に読める状態に、
今月以内には、なんとかするつもりです。


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【地球が消える時の座禅CDRは、
　発売開始されました】


■ひとつ前の投稿を参照してください。

【有料購読方式の感想】


◆有料分のみを、重要と思えるコンテンツのみを編集して、
一般に販売すること。
それを考えるとき、困難な問題がいくつもある。

まずそれは編集が大変であることだが、
編集作業の大変さは、著者である私が被ればいいとしても、
「一体、物の価格　とは何だろう?」という疑問が私には常にある。

◆有料購読というテストパターンを私が行った動機は、
前もって予測されていたことがそこにあるわけではなく、
その結果がどれぐらいの価値を、読者と私の双方に対して持つのかを、
現象の結果を集計するためであった。

◆結果として、この一年間は、
私の書く内容の「かなりの部分」は、その購読者の、
表面的な要望及び、無意識的な要望を反映するようにしてみたわけである。

◆結果として、この一年の有料購読期間に書かれたものの多くが、
一般閲覧者の無意識的な領域には、実際にはあまり関係がないものと
なっていた。

書かれることを外部から見ていて、それを自分の事とリンクさせてしまう
ピントハズレな人達も多かっただろうが、
実際には、茶の間や、竹の間や梅の間の有料分は、
購読者だけを対象として書かれたものがほとんどを占めていた。


◆その結果を見たとき、以前にも書いたように、
その結果がもたらした大きな欠点としては、
有料購読者の認識、関心、自我の成熟のレベルが、
(例外的な人達はいたものの)当初の予想よりも、
遥かに低かったということ。

その結果として、その人達の無自覚な要望や、単なる好奇心、
あるいは、不真面目さに、あえてお付き合いしてみた結果、
自然に出てきた原稿というものも多くある。

◆話題や関心の幅というものが、購読者を中心として展開するために、
必然的に、内容の広さと深さは、今まで竹の間で私が好き勝手に暴走を
していたときよりも、遥かに低レベルのものとなった。

つまり、有料購読にしても、別に質の良い読者が多く集まる
ということではないという、当たり前の欠点が明確となった。

◆しかし、その一方で、
その原稿が、仮に一般に閲覧していた読者の人から見れば、
リンクがないように見えるものであっても、
当事者の購読者の人達にとっては、それがその時期には、
絶対的に必要な問題やテーマであった、
というリアルタイム性、必要性の視点から見ると、

この有料購読は、
読者側の「一部の人達には」、
とても大きなメリットがあったようである。


◆そこで、有料購読につけられる値段とは一体何であるのかを
洞察すれば、それは、明らかに、
「タイムリーであることの保証」です。

また、この一年は、外部の閲覧者の人の相談は全く優先させず、
大勢の購読者の人達と、大小の私信やアドバイスをやりとりしました。

そうした「対機的な」手法を前面に出したので、
外部の閲覧者からはどう見えようが、
「話題が、タイムリー」であったことと、私信が多く交わされた、
という意味での特権が、有料分の価格の本質なのである。

むろん、何ひとつも、限られたそのチャンスを生かせなかった人達も
多くいるようである。

一方で、この限られたチャンスを有効に生かして、
自分の自我や悟りや行法の問題について、
きちんとした質疑のやりとりを、相当数できた人達もいる。

むろん、質問の中には、全くとるに足らないような、
どこか他の体系でとっとと済ませておくべき、初歩的な質問もあり、
そうしたものには、私は取り合いませんでした。

たとえば、今さら、「丹田の鍛え方を教えてくれ」などという
あまりにも低俗な質問などです。
そんなものは、ほかの本にいくらでも書いてあるのですから、
そんなものは、とっとと10代、20代に、済ませておくべき課題です。


◆死人禅の行法、悟りの微妙で難解な問題、そして自我の育成の方法の
それぞれに、それぞれの質問者の自我がいる位置によって、
個人的に全く異なる具体的なアドバイスをしましたし、
そうしたものには、本当に「ピンキリ」がありました。
それらは、役に立った人には役立ち、
そうでない人には、全くの無駄な有料購読となっただけです。


◆ものの価格とは何であるかを問うとき、
この一年間だけ、私が限られた購読者にだけ接点を維持し、
それによって購読者の(多数決的な無意識の要望)にだけ対応する、
ということの中、そして、私信による質疑を頻々に行った人たちは
それを活用できたという、そのことに、この有料購読の実験の
大きな成果があったわけです。

◆そうなると、タイムリーでなくなった情報、
あるいは、それを特別には必要としていない人たち、
あるいは必要な時期にいない閲覧者の人達の為に、
基本的に、あまりそれらの人達と関係のない話題の書かれたものを
不特定多数に配布することに、
どんな意味があるのか?ということになります。

◆基本的には、ほとんどそんなことには意味がありません。
話題や、参加の仕方が、タイムリーでなかったら、
そこには、何の意味もないのです。

既に済んだことの残骸の情報などを、
あとから買って、いくら読みあさったところで、
表面的には、役に立つと思い込んでいても、
個々の意識に直撃する力は、全く無力なものとなっているはずです。

◆たとえば、昨年に、締め切りを告知したあとで、
駆け込み的に、申し込んで来た人達が十数人いたのを覚えていますが、
おそらく、私はその人達の個々にとって必要な情報など
何ひとつ書かなかったと思います。

中には、たまたま無明庵サイトを、そのころに初めて知った
という事も、僅かにだけいましたが、
その他のほとんどの人達は、締め切られるまでは、
単なる様子見をしていたような、だらしない人達でした。


実際、締め切り前に、それまでにいた当初から長くいた人達にとって
必要と思える情報は、ほとんど書き尽くしましたので、
駆け込みで入ってきたような人達に対しては、
重要な言葉は、何ひとつも私は投げかけていません。

◆そもそも、ここに有料購読者として参加するということは、
それがまる一年を通した、常に現在の時間の中に参加する
ということも、その駆け込んだ人達には分かっていないのですから。

◆そのように、外部にはあまり関係なく、
たとえ話題が偏ったとしても、それは購読者の集合にとって、
対機的に必要なことだったという、その部分にのみ、
有料の価格の価値があったわけです。

◆6000円とは、その間に書かれたコンテンツそのものの
「客観的な質」ではなく、
購読者のみにとって意味を持つ主観的な価格なのであった。
(むろん、何度も言うように、元を取れた人とそうでない人の差は、
そのチャンスに、正直で、質のいい質問を出来たかどうかです。)


◆そうしたことを考えるとき、
6000円という価格の中には、その半分以上は、そうした
タイムリーさんの特権で占められているわけですから、
あとから、原稿そのものを不特定多数の人のために、
寄せ集めたとしても、その価格は、
世間の基準で言えば、原稿料、画像量からして、6000円を越えていても、
「私の、物事に対する価値基準」で言えば、
それは6000円のサービスにはなりません。


◆むろん、だからといって、それをもっと安く売るかといえば、
それも今のところは、以上のような理由から、製品化は考えていません。

そもそも、私は有料購読者の人達にも、
これらの情報は、有料購読を申し込んだ人達にしか意味を持たない。
また私もその人達だけに意識を集中して書いてきた。

だから、それを第三者に流出した場合には、
それによって、特に、私生活において、
余計なトラブルや迷惑をこうむるのは、その第三者となるであろうし、
またその人達に情報を流した者自身も、
その第三者に流したことの反動を、実生活で全く予想外の形で、
食らうことになることは、最初に告知しておいたとおりである。


◆しかし、こうしたことは、
私でなくとも、常に日常的に起きていることである。
必要のない人に、必要のない情報が、契約違反をして流されたときには、
それはどこの世界においても、必ず、その後始末を当時者が、
何年もかけて行うことになります。

また、こうした「約束事」の原則というものは、
肉体のない世界においても全く同じように機能しています。

________________________________________________________


【購読者の方からのメール】

■これは先月の終わりあたりのものです。

________________________________________________________



有料購読から約一年経ち、終了してしまうということで、
今お仕事で忙しく、相談等は受け付けていないということですが、
どうしても一年間のお礼が言いたくてメールしました。


この一年間は、本当に崩残さんが言っていた通りのことばかりでした。

特に家を出ての生活は今まで体験したことのないくらい快適であり、
いい意味で油断できない生活でした。

親のお金で生活していたころでは絶対に味わえないような、不思議さや、
楽しさがあり、誰にも縛られないというのは刺激的に感じました。

独自の自活ルートをもつということが自分にとって、どれほど大事か、
身をもって体験できたのは本当に貴重です。

おかげで、いかに自分が無自覚人間であるか思い知らされました。

いい大人であるはずなのに自分を何一つ知ろうともせず、
誤魔化し無駄な時間ばかりすごしていました。

家庭不和の問題、自分が知らずに積み重ねていた不平・不満・ストレス、
ネットの弊害、質の高いセックスの話など、
自分が本当に知りたかったことや、知らずにいたら大変なことになって
いただろうということまで、
親切丁寧に文章にしてくれて本当にありがたいです。


砂手さんの文章は私にとってかなり痛いところを突いていました。
痛いと思うのはそれが事実だからなんですよね。
だからこそ、自分の下らなさを思い知れたと思います。

茶の間に私のことが書いてあったのは驚きました。
というよりうれしいです。

落し物を残してこなかった人とありましたが、
まだまだ落し物だらけでどう回収していいか分からず、
また何を落としたのかさえ分からないくらいです。（笑）

あと、だし醤油重宝しています。
あんなに簡単な方法でおいしく調理できるとは思いませんでした。
ただの炒め物でも、チャーハンでも、
いつもと違い深みのある味になるなんて驚きです。
時間短縮にも一役買っています。


この体験を6000円で味わえるなんて絶対安すぎです。

実を言うと、有料ということでもっと高額と思っていましたので
6000円と知ったときは拍子抜けしました。

約一年間、私生活でもいろいろありましたが、
本当に困ったときは他の誰よりも、何よりも頼りになりました。
本当にありがとうございました。



**************************************************

こんにちは。

メール拝見しました。砂手です。


>砂手さんの文章は私にとってかなり痛いところを突いていました。
>痛いと思うのはそれが事実だからなんですよね。

事実、とも言えるかもしれませんが、
痛いということは

『そこは、気を付けて！そこに、重要な何かがありますよ。』

ということだとも言えると、思います。


痛みすら、感じない人もいます。

というより、痛みを感じている自分自身から逃げている人は、
自分で自分を痛みから麻痺させてしまうような、
回避術を身に付けているのです。
（「重要な場所」から逃げるなんてアホですよね。）


そして厄介なのは、痛みから逃げて、回避術をマスター？して
痛みに鈍感になっているのに、
その上で、「痛い、痛い、私は、痛いんです」と、いっぱしに、
痛んでいるフリやポーズをしたり、

次に「痛い、痛い、この痛みを与えているのは、どいつだ！！」
と大騒ぎして相手を攻撃する機会を狙っている、ゾンビ達の存在です。


>この体験を6000円で味わえるなんて絶対安すぎです

書籍や、購読が「役に立たなかった人」からは、お金をいただいて、
「役に立った人」からは、お金を受け取らない、
というあべこべな、料金設定がいいのではないか、
と思っていました。
（現実的には、難しいですが。）

もちろん、自己申告ではなく、
こちらの独断で、「良かった」と思える人からは、お金をいただかない、
ということです。

役に立ったということは、
その人が、自分自身と向き合っていることの証です。
そして、あなたは、その中の一人ですね。


一方、役に立たなかった人は、結局、無駄話と同等に、
この機会をとらえていたわけです。

その人が、自分自身に立ち返ることは無かったということです。

その場合、こちらが投げ掛けた、真剣な言葉と、
その者との姿勢を数値にした不均衡分が、
その者に負債として、覆いかぶさることになります。
それが６０００円分で、ちゃらになるかどうかは疑問ですが・・・。


私は、大きな猫にこう話しました。

「もしも、私が相談員なら、
真剣な相談者からは、料金をいただかなくて結構。
その相談者は、『真剣』という姿勢自体で、もう支払いが済んでいるのだから。


一方、自分自身に対して、真剣にならないような人からは、
どれだけ、いくらもらっても、足りない。

もし、そういう人に、こちらが真剣に対応すれば、
その人のかかえる負債は計り知れない。

基本的には、金銭で、それはちゃらにはならない。


その人が、自分自身に対して真剣になるまで、
その負債に追い回されることになるのだから。」


あなたは、数少ない真剣な読者の方でした。

自分自身に対して、真剣な人か、真剣じゃない人か。
それは、真っ二つに分かれます。


私は、真剣な人とは付き合えるけど、
真剣じゃない人とは付き合えない。

だって、真剣じゃない人は、
その人自身に対して真剣に接していないんだから。


と、まぁ、いつも通り、堅苦しい文章になってしまいましたが、
あなたは、「今、真剣か！どうか！」
と、自分を追い詰めなくていいですからね＾＾；


あなたが、自分自身に、寄り添って、
時には濁流にあえぐことがあっても、
自分自身にとっての、良きパートナーでいさえすれば、いいんです。
そのままで。


機能不全家族出身というのは、
経験上、いわゆる、人間社会における喜びという、経験を得ることは
非常に難しいと思います。
人間社会とは、恋人など人間関係も含めてです。

一過性の快楽的なものなら、経験可能でも、
自分と他者との、バランスの上に成り立つ穏やかな喜び、
心地よさというものを経験することが、とても難しい。


だから、そのアンバランスさに、
２回？くらい、翻弄される経験をしたら、自分自身に立ち帰って、
といいますか、「帰る他の場所など、無いはず」なんですが。


他者との関係でもたらされる喜びに対する幻想には飽きるべきで、
（たぶん２回くらい経験すれば気づけます。）
まず、自分ありきで。


これは、必要以上に、「自分ありき！」のままで、他者と接する、
というスタンスを取るべきだと、私、機能不全家族出身者は思います。


これが、まともな家族出身者だと、そこを意識せずとも、
ころあいの良いバランスを、他者と築くものなんですね。


私の場合、まだ自我のあったうちは、
ころあいの良いバランスを他者と築くなんて、全く不可能でしたが。

それだけ、機能不全家族というのは、人間関係において根が深いです。



ただし、機能不全家族出身者は、問答無用で、他者との関係から、
「孤独」に、振り戻されるという機会には恵まれています。

そこで、その孤独に絶えられず、孤独を回避しようとして、
人や酒、ゲーム、薬、他、対象物に中毒して、溺れ、
逃げることを繰り返す人がうんざりするほど大勢いますが、

それをせずに、逃げずに、
自分自身と、とことん付き合うことを選択した人間には、

その「孤独」への陥りやすさは、
「ありがたい環境設定」になり得ると思います。


自分自身と、ひとりっきり、いや、
「自分自身と、ふたりっきりに」なれるんですから。

そこでこそ、自分が自分に対して、
良きパートナーになれて、自分が自分のまともな親になれるんです。

ここが、基本。
「自分ありき！」のホームポジションだと思います。



,,,だし醤油、食卓のお供になりましたか。良かったです＾＾





* * * * * * * * *

★ . 　　

ちかごろの映画で使用する人形はよく出来ていますので、
これぐらいの微妙な目元の表情は作れるのですが、
ただし、これは偽物とは断言できない要素がいくつかあります。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=LSVbwgTKE6s



さて、本編ですが、まずはこういう情景から。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=FZABXngD8Q8

なぜこうなったかというと、
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=DeN2AXtnkVw

そもそも、どうしてこうなったかというと、
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=ySomFuWtXL4

何が残ったかというと、こんなものや、
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=qkwxJ5QnrYs

このような声。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=6nwVNHqWgK0

しかしこのドクターの人生はその後。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=4aM8zHdJZrc


●最近では、よく出来たCGによるUFOビデオが多くありますが、
こうした古い資料の中に、このような本物がある場合があります。


今回のビデオには直接には関係ないですが、おまけ。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=oO4bfTZvDvI&feature=related


______________________________________________________________

★ . 　　

▼著作に関して。


これからの未来においても、
無明庵の出版物を元に、
集会、瞑想会、勉強会、サークルなどを開くことを、一切禁じる。

無明庵の本を読んでなお、そういう行動に出る人は、
救いようがないほど、頭がイカレている。

そもそも、精神探求において、
集団化したいような精神状態にある人には、
無明庵の本を絶対に読んで欲しくない。


本の理解は、一個人においてなされるべきものであり、
自我たちが複数集うことよる利点は一切ないどころか、
個人においてのみ為し得るその旅路を、
著しく害するものであるという事は、再三言ってきたことです。

集団による共有や共感は全く不可能です。


また、更には、
「私は悟っているから、集会を開く権利、更には、その義務すらある。」
と言い始める者もいるでしょうが、
そういう馬鹿者の元に大勢で集おうとする者も、また馬鹿者です。


にもかかわらず、集団化したい欲求を持つ者は、行動に移すことなく、
その自分の愚かしい心中をよく分析する機会にするべきである。

この場合の集団化とは、
「理念を共有しているという錯覚」のもと集う、
4人以上の集合を指します。


この自由な時代に、
そして「押し付けがましい共感や共有の強要」に溢れている時代に、
精神探求めいたことで集うことを禁じられる、
というのも「稀なこと」だろう。


しかし、もういい加減に、
『ひとりっきり』で、自分の精神と向かい合うという選択をすべきである。


無明庵の読者であれば、
そんなことは、再三言われるまでも無いと言うであろうが、
このことについては、どんなに言っても言い足りないくらいだ。


自我が、「精神的」に、『ひとりっきり』になることを、
確固たる意志を持って選択することは非常に難しく、

その決定をする手前にあっては、
人は必ず、集いたくなり、理解されることを求め、
実体のない、曖昧な共感や共有感に引きずられる。

その理解されることを求める対象とは、
たとえそれが、人や集団という形ではなく、
「書物や概念」であったとしても同じです。


あなたを理解するのは、

あなた自身で充分であり、

そしてその道は険しい。


眼前のあなた自身に向き合うのに、
精神探求において複数の誰かと集うことは、
邪魔以外のなにものでもない。

むしろ「害」です。





_________________________________________________________


以上は砂手からの伝言ですが、

ここにおいて、なぜ禁じられるのが、
3人ではなく、4人以上なのか、
それについては、・・・・・・・・


全文を読むには、こちらからどうぞ。

なお申し込みは2007年の10/28に締め切りました。

★ . 　　

事実を踏みにじっておきながら、
盲信を踏めない地球人


●私が小さいころ、小学校の高学年で、はじめて手にした書物は、
「平凡社の百科事典」であった。
誰にも読まれることなく、それは本棚に陳列されていた。

おそらくは、親が、取引先の誰かとの、なーなーの義理とかで買ったか、
さもなければ、百科辞典ぐらいは一家にワンセットないとならない
と考えた馬鹿親の、世間的な見栄で、その辞書はうちにあったのだろう。

その小学生の高学年から、中学のころまで、
私は休みの日になると、その百科辞典をランダムにめくっては、
それを読むのが、毎週の日課になっていた。

小学生の知識では、何が書いてあるのかはとても意味の分からない
項目も多くあったが、
そのときに、私に芽生えたのは、知識というものは、なかなか面白い
という単純な好奇心だった。


●私がこの生で、学校の本などのような強要のよる読書ではなく、
最初に自分で「自主的に」手して読んだのは、
(ごく小さいころに、開いた数冊の絵本を除外すれば)、
百科辞典であり、それは宗教書や哲学書ではなかった。


◆そのような子供のころの自分を思い出して、私は砂手とこんな話をした。

これは、「猫の惑星」の草稿の中で、
地球上にはびこった、キリスト教の、
どこがどう、あまりにも劣悪であり、
それが仮に、宗教書や神話として評価するにしても、
「どんだけ状態」の
「馬鹿げた、くだらない三流品以下の粗悪品」であるのか、

ということを2人で語っているときに出た、
ちょっとした脱線した話題であったのだが、
わざわざ本にするほどの面白い内容でも全くない、
ただの雑談だったので、竹の間に掲載しておいた。

猫の惑星の草稿の中では、
世界の「宗教信者の馬鹿ランキング」をつけると、
キリスト教がだんとつに一位に輝いていて(プロテスタントだろうが)
次に位置しているのが、イスラム教で、まー、どれもどんぐり背比べ
なのだが、日本神道なども、信じるやつは、そうとうな馬鹿となっていて、
そういう意味では、ヒンドゥー教徒や仏教徒も、かなり上位の馬鹿に
位置している。

カルト系となると、創価学会とか統一教会が、ダントツの馬鹿信者に
ランキングされている。

では、何がその馬鹿ランキングの基準かといいますと、
一言に言えば、それは、

>「普通程度の頭で、小学生が考えても、おかしいと思えることを、
>大の大人が、本気で信じている場合の、
>その信じている妄想の内容の成分」によってです。

その点から言うと、私見では、
まだしも、ユダヤ教のカバラとか、グノーシスあたりを、
「象徴として」解読、解釈しようとするならば、
それらには、多少は、一読の価値はあると思っている。
という長いお話が、本編の「猫の惑星」には出てくる。


しかし、純粋に「神学としての出来ぐあい」、つまりは
絶対者や創造者の定義や宇宙の意識の組成などを、
どう定義できているのかという視点で
見た場合には、全くとるに足らない宗教が、地球のほとんどをしめている。

その上、さらに、
なぜか、神学的に若干の信頼性や、考察の余地のあるものほど、
普及しておらず、
もっとも下層部の、非知性的で、どう考えても、
「相当の馬鹿しか信じないような宗教」、
とりわけ、キリスト教のようなものが、数として増殖するという傾向が
地球人の精神構造にはあるらしいという話、そんな話をたまに
砂手と私はしている。

そもそも、どんなに遅くとも、
人類が月面に着陸した時点で、あるいは宇宙の広大さを認識した時点で、
とてもではないが、
天動説がはびこっていた時代に作られたような宗教の中には、
現代の人々の認識にとっては、全く適応不可能になってしまったであろう、
かなりの種類の宗教が世界中にあるはずであるのに、

古い時代の宗教は、やはり未熟だった。あれは、おかしいのではないか、
といった疑念を、きちんと論議もしないままに放置している、
この惑星の住人というのは、
相当に、精神を病んでいるものなのだと、結論する他ないのである。


私に、言わせるならば、

イエスだ? ブッダだ? ヤーウェだ? 和尚だ? クリシュナムルティーだと?

そんなもの、

ひとつ外側の太陽系に出ただけで、
「何ひとつも、そこでは、通用などしやしない」ということである。


おおげさに、頭を突っ込んで、盲信していたそれらが、
居住する惑星が、たったのひとつ変わっただけ、
どんだけ「全く使い物にならないもの」であるかを知るには、

結局のところ、
一度、地球の外側に、吹き飛ばされた方がいいだろう。

この地球で、よくもまー、これだけの信憑性の全くおけない
宗教やら、聖者やらを、本気で信じていた自分が、
どれほどに馬鹿だったかを、最も簡単に知る方法は、

異文化の住人と接触するのが一番よい。

彼らはきっと、あなたに言うことだろう。

「お前、馬鹿じゃねぇーのか。
ちょっと考えれば、嘘だと分かるような、そんなデタラメなことを、
　3000年も、本気で信じていたのか?」


彼らは、あなたを、
幼児以下の知能の生き物として扱うことだろう。

もしも、あなたが出会う、異次元の人達が、
身勝手にでっちあげた、幻想の産物ではなく、

本当に、まともな、本物の異世界の住人たちならば、

誰1人として、あなたがこの地球で信じこまされた宗教教義など、
それがどんなにあなたが絶対視しているものであっても、
ただのひとつも、褒めたりしてはくれまい。

逆に、彼らは、ただただ呆れて、こう言うだろう。



　　　　　「おまえ、相当の、馬鹿のようだな?」



以下、砂手との、とるにたらない、ちょっとした雑談です。


*********



「ところで、この地球にはびこる妄想で、
キリスト教とは別に、
もうひとつ私の目に奇妙に見えることがある。

それは、例えば、ブリタニカの百科事典など、そういう辞典の類は、
それらはとりあえず、それが書かれた時点では、この世界において、
最も客観的な書物を目指して書かれている。

そういう意味では、辞典というのは、まさにその時代の真実の書であり、
それを踏み絵するというのは、
人類の知恵に対する冒涜だ、という考えがあってもいいはずだと、
私は思っている。


ところが、それだけ、可能な限り人類の叡智を集めて、
ただ今認識されている「真実だけ」を記そうと、
一生懸命に人間たちが努力して編集した大切な本を、
足で踏んだりして、粗末にあしらっても、
誰一人として文句を言わないのに、

聖書やコーランを踏んだり、それで鼻をかんだりすると、
最悪の場合、殺されてしまうのは、実にもってして奇妙だ。

それらは、ブリタニカの大百科事典に比べたら、
嘘か本当かなど、全くわからない、
全くいいかげんな迷信の記述だらけなのに、

最悪の場合、それを踏んだり、正直に矛盾を指摘したり、
あるいは楽しげにコケにすると、殺されもするのだから。」



・・・砂手・・・

「そこから察するに、地球人というのは、
真実よりも、迷信の方を「心の支え」にしたがる癖があるのでしょう。

ただ、辞書と経典とで違う点といえば、

辞典には、「事実」は書いてあっても、
『何々しろ、すべき』という命令や脅しは書いてない、
だから踏めるんだ、という人もいるかもしれません。

つまり脅迫や命令が書かれていないものには、
人は恐れを感じられないという、そういう精神構造です」



・・・大きな猫・・・・

「ブリタニカ大百科事典は、誰でも踏めるだろう。
それは誰でも踏み絵が出来るだろうね。

そしてまた、自分に全く関係の無い宗教書だったら踏めるだろう。

ところが、これが、「ご利益があるとされている御札」とかだと、
踏んだら、損するかもしれないとか、もしかして罰があたるかな？
という動機で、若干躊躇する人達は、ぐっと増えるだろうね。

そうしてみると、
踏み絵で、何かを踏めるか踏めないかのその「基準」と言うのは
一体何だろうね?

それは、ごく単純に考えると、
その人間が、物凄く好きなものと、物凄く怖いもの、
この二つを人間は踏めない、ということになるだろう。

そして、もしも罰とか罪への恐怖心から何かを踏めない時には、
それは結局は、
「自分の身の安全の為」であることは明白である。

一方で、その書物とか対象が可愛くて、いとおしいから踏めない場合には、
その場合にも、結局は、
それが「自分の愛着の為」であることも明白である。


そうしてみたときに、
経典がいとおしくて踏めないというタイプの馬鹿者と、
罰があたったり、損するから恐怖から踏めないのだという馬鹿者のタイプと、
そのどっちが世の中には多いんだろうね。


このように、踏めるものと踏めないものがあるのは、
それは、どうしてなのか?と考えることは、

宗教に対して人間の心理がどのような盲信や恐怖や、
心の支えという依存をしているのかを観察するのには、
面白い一つの視点になることだろう。



●ところで、話は変わるけど、もしも、約１００年後の日本が、
宗教というものを「有害情報」として封印したとする。

その時に、出来ている管理社会は、どんなに最悪の場合にでも、
そこには、何らかの社会的理想ぐらいは機能していると思う。

この本を、その子が読んでいるその時代の「社会的な理念の枠」とは、
一体どういったものになっているのだろうか。

たぶん、第三次大戦の核戦争のあとで、
相当数の世界人口が減少したあとで、
バースコントロールぐらいは、世界的な常識的になっているだろうが、
詳細部分は、私にも、まだわからないことが多い。

だから、私はそのうち、
その時間の隙間の扉が、開きやすいい時期というものがあるので、
いつになるか分からないけど、

2100年の時点に生息している地球の人たちと、
少しだけ、その時代の社会情勢について話をしてみようかと思っている」


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