▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
▲竹の間へようこそ▲
掲示板
Title
島流しリンク
自殺
宇宙・悟り・意識の変化の問題を中心とする「間」です。
性と死のホームページ
★
「竹の間自薦投稿集」
★
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[3958]
■
■秋葉原通り魔の原因 その-8 総論の結論■
by:
崩残
2008/06/21(Sat)14:40:49
★なお、今回の一連の加藤容疑者に関する考察は、
明日、発売される「週刊現代」の「手記の後半」に目を通したあとで、
これで一端、終了しますが、
これまでの以下の「考察」の原文へのリンクは、
リンクをどこに張って戴いても、内容の全文を引用しても、リンクフリーです。
以下の「機能不全家族」の病理が、蔓延し過ぎているという認識を
日本のメディアに定着しなければ、
事件は再び必ず繰り返されてしまうことになると私は懸念している。
そして、これに対しては、自分の責任から逃げたい親たちの反発が
必ず生ずることでしょう。
*********
■「秋葉原通り魔事件の根本原因」・「その1からその8」■by 崩残__砂手
(事件発生翌日から始まり、時系列で番号順になっています)
その-1・「彼が殺したかったのは親である」
http://www.mumyouan.com/k/?T3943
その-2・「親に問題があるはず」
http://www.mumyouan.com/k/?T3951
その-3・「今後の危険性」
http://www.mumyouan.com/k/?T3952
その-4・「加藤容疑者を通じて、子供を持つ親が学ぶべきもの」(砂手)
http://www.mumyouan.com/k/?U1243
その-5・「親の責任」と「本人の責任」そして「依存症」
http://www.mumyouan.com/k/?T3954
その-6・「親たちが本当の原因を隠蔽しようと必死になる構図」(砂手)
http://www.mumyouan.com/k/?U1244
その-7・「容疑者の母親の責任」(砂手)
http://www.mumyouan.com/k/?U1245
その-8・「総論の結論」
http://www.mumyouan.com/k/?T3958
その-9・「母親の異常な虐待」と「立ち直れないままの弟」
http://www.mumyouan.com/k/?T3960
*********・・・・・・・・・・・・・・
以上までを自由にリンクして、
「親の責任」に関する「社会的な認知度」を高めることに、
御協力をお願いいたします。
■なお、当、無明庵サイトは、
「書籍化された(CDR書籍も含む)コンテンツ」と、
「有料購読分のコンテンツ」を除く、
その他の内容については、
リンク、および、引用はフリーです。
尚、その場合には(特殊な事情がない限りは)最低限の「マナー」として、
「出典元(書籍名またはリンク)」と、
「著者名」(例=鈴木崩残 砂手)などのフルネームを正しくを明記することを
常に、心がけてください。
(ただし著しく「不適切に歪曲された表現による引用」が発見されたり、
「悪意に基づく引用」がされたり、または第三者からそうした報告があり
「当方」が不適切と判断した場合には、
著作権法に基づき、転載を許可をしないことがあります。)
*********・・・・・・・・・・・・・・
_________________________________________________________________
■さて、この事件の本質は、あっけないほど、
単純な原因に起因するということが分かるはずである。
すなわち、
自主性【自尊心】の無い人間は、他人から利用される。
自主性【自尊心】の無い人間は、他人を利用する。
つまり、自主性【自尊心】の無い人間は、
他人を自分の存在価値証明に利用する、利用される、ということだ。
その自主性を最初に培うのは、家庭である。
その家庭で自主性を育まずに、
その子供が社会に出て、自主的であれるわけがあるまい。
その子は社会に出て、必ず他人を利用する。そして利用される。
しかし、自尊心と聞くと、一般の人は、慢心とか、エゴと、誤認する。
例えば、『自主性の無い人』を馬鹿にすれば、
彼らとて、プライドがあるようなフリぐらいはする。
しかし、それは、自尊心がある、とは言わない。
『自主性の無い人』を知っている「自主性のある人々」は、
その『彼らの中身の無い薄っぺらな発言』に
自尊心など感じたことは、一度として無いはずだ。
だとすると、自主性のない者たちの発言には何があるのか?
そこにあるのは、自尊心などではなくて、
>他人や社会から、聞いて鵜呑みにした
>体裁のいい意見や言葉の寄せ集めにすぎない。
そして、それを否定されると、彼らはムキになるが、
そんな者には自尊心の欠片も無い。
●そもそも、本当の自尊心を維持する為には、
自分の中に、蓄積しているあらゆる価値観や感情と
一定の距離を持った主体を必要とする。
『自主性の無い人』は、覚えた意見がそのまま彼らの意見である。
【自主性のある人】は、何かの意見よりも以前に、
『本人』がそこに居る。
竹の間で重要な「自我核」と言っているのは、
その『本人』のことである。
【自主性のある】まともな自我を持った人は、
自分の存在価値証明を、自分自身で行う。
だから、【自主性のある】まともな自我を持った人は、
自己存在価値証明に、他人を利用しないし、
他人を利用した自己存在価値証明など、
まともな人にとっては何の意味も無い。
■そして、まず、加藤容疑者の母親のような、
もともと、自主性【自尊心】の無い人間が、
他人(子供や夫)を利用しようとする時には、
まずは、他人の自主性【自尊心】を奪うことからはじめる。
そうしないと、利用することができないからである。
■そもそも、どうして、原型自我の人達でさえも、
どこかで、希釈分割自我になってしまう「危険性」があるのかの原因は、
それは、「意志の分裂」にある。
たとえば、あなたは親や上司に、何かを言いたかったとする。
ところが、言わないほうが得だという「もう一つの声」があなたの中に
あったとする。
この場合には、意志が、まず2つに分裂する。
これが極端に多く積み重ねられると、「多重人格」さえも発症するだろう。
しかし、生前に、たとえ分裂病にならなくとも、
そのような、二つの異なる自分の意思を放置し続けた人間、
意志に統一性のなかった者は、
もしも死んで生まれ変わることが、「仮にあると仮定した場合」には、
自分の意志に統一性を貫かなかったという、その自己責任によって、
魂を二つに分離されることだろう。
自分自身で、自分の内面を二つのままで良いと放置して、
「決断をいい加減にしたかったのは本人」なのであるから、
そのお望みどおり、二つ、四つと、分割されても、
あなたは何ひとつも文句は言えまい。
■これを、小学生にでも分かるように説明すれば、
本音と建前を、もしも使い分けて、片側の本音を制圧すれば、
あなたは死んだあとに、「あなたのお望みどおり」、
本音と建前の、二つに切られて、
どこかで「希釈分割された、内圧の弱い人間」として再生するということである。
●今回の秋葉原の無差別殺人事件を通して、
親たちが学ばねばならないことは、
>自主性を「育てる」教育などでは、断じてない。
>自主性の「邪魔をしない」だけで充分なのである。
加藤容疑者とその弟とて、
あそこまで、自主性を略奪されるような事をされなかったら、
彼らは、たとえ、孤独に孤児院で育っても、
決して、あのようには、ならなかったことだろう。
育てるとか、どうのこうの以前に、
ごくごく自然に子供たちの中に存在した、「最低限の自主性すらも」、
あの母親が自分の身勝手で、残酷なほどに「奪い取った」のである。
■世間のマスコミやコメンテータやレポーターは、
こぞって、原因は複数あり、特定できないと未だに迷走している。
だが、派遣労働の部分を彼の人生からなくしても、
事件は起きた可能性が高い。
彼女がいても、彼は女性に「お前もオレを馬鹿にするのか」と、
きっと暴力を振るったことだろう。
ネットで誰かが語りかけても、彼は止めることは出来なかっただろう。
■しかし、確実なことは、
もしも、あの母親が彼に、
「余計なお世話」と「子供の自主性の略取」さえしなかったら、
たとえ、そのほかの生活環境、労働環境がどれほど劣悪だったとしても、
彼は、最悪のケースで「自殺」はしたかもしれないが、
決して、大量無差別殺人などしなかったと私は確信している。
■軽薄な「なかよし家庭」など、必要ない。
「理解しあえる家庭」がどうのこうのなど、100年早い。
そんなこと以前に、親であるあなたが、
1人の人間として未熟なのだから、
そんな馬鹿親に、いくら健全な教育論など与えても
猿に説法である。
だから、そんな未熟な親にでも出来る、ぎりぎりのことは、
自分の子供に決して「過干渉しないこと」だ。
なぜならば、あの加藤容疑者の母親の精神的虐待行為が、
「極度の過干渉」以外の何だと言うのだろうか。
_______________________________________________________
★
.
<<-- これ以前の投稿 10件
(3958 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
竹の間 の最新投稿
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -