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2007年3月までは
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[1613]
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●無明庵日記「猫の足跡=その369=」■福島原発事故■私達は今、どこにいるのか?■
by:
鈴木崩残
2011/10/02(Sun)10:11:47
私達が置かれている状況の特異性
●ひとつ前の投稿で、この地震による震災と原発事故は、
「一体何であるのか?」という問題を各自が定義し、まとめることを
推奨しました。
たとえば、原発事故ではなくて、皆さん個人の人生の中でも、
身内や恋人が死んで、さらに立て続けに、別のいくつもの災いに巻き込まれれば、
ふと「一体、私の人生は、どうなっているんだ?」と、
個別の問題ではなくて、全体を見渡して不安になったことが何度かあるはずです。
つまり、個人の人生の中でも、何かの災難が複数重なってきたときには、
「一体、どうなっているんだ。どうしろというのだ」という自問や
あるいは他者に対して嘆きの言葉を吐いたことが、皆さんにもあるかもしれません。
そして、最悪の場合には、占い師や、怪しい霊能者のところに飛び込んで、
「私は、今どうなっているんでしょうか?
これから、どうすればいいんでしょうか?」
と質問して、いいカモにされるわけです。
●私の親からは戦時中の東京の話はよく聞きましたが、
私は第二次大戦を経験していないので、
かつての終戦間際の日本と比較することは私には「実感」としては出来ません。
そもそも、戦時中は、軍部その他の利権がからんでいたとはいえ
少なくとも、「日本という国が負けないように」という意志では、
国民が統一されていたはずですが、今のこの状況は、
まるで「日本という国の、文化、風習、経済、財産、国民」を捨てたり、
この国を売り飛ばそうようとしている連中がいるとしか思えません。
その点で、戦時中とは全く状況が違います。
少なくとも、約半世紀生きた私が経験した中では、
今回の震災と原発事故は、極めて「特異」な状況の中に、
私達国民が置かれていることは間違いありません。
●何が特異であるかといえば、この戦争、この有事は、普通の国家間戦争とは違って、
その敵が、「国内にいる」ということです。
(多かれ少なかれ、戦争というものにはそうした要素(裏切り)があるのですが、
今回のは、あまりにも露骨すぎ、分かりやす過ぎます。)
仮に、日本ではない海外資本組織がジャイアンとしての「元締め」をしていたとしても、
それに「屈してしまっている者たち」が日本人であるかぎりは、
その者たちが、私達の敵です。
●一言に言えば、私達は今、国家の政治家そのものから、
放射性物質という毒物によって、
「発病させられ」または「殺されようとしている」ということです。
「政治腐敗」というものは、時代を遡れば、
幕末もあり、その前の江戸時代からあったわけで、その図式自体は、
>どこかの一部の馬鹿者が、ピンハネしたり横領して私腹を肥やすという構造であり、
>「間接的に、それが庶民を見殺しにする」という構図は変わらないのですが、
>今回のそれは、あまりにも「直接的な殺人」事件であり「傷害」事件です。
原発問題に全く関心のない人達もいるようで、呆れるばかりですが、
この問題に無関心であったり、関心の薄い人も、皆さんは、明確に
「生活を害されている」というのが事実です。
本来は国家が守るべき、最低限の、国民の財産と健康を、
国家が完全に侵害し、明白な危害を加えているという事実です。
●沖縄から北海道に至る日本国民の、その「全員」が、
国を相手どって、損害賠償請求と、刑事告訴を出来るのです。
そこで法的に問題になるのが、自然災害か、人災かの区分ですが、
わかりきったことですが、この災害のプロセスは下記の通りです。
1−地震発生
2−津波発生
3−1と2の両方により原発事故発生(ただし最大震度は宮城県)
4−原発事故への対応の不備
5−避難命令の遅れ
6−モニタリングの遅れ
7−発表の遅れ・不正確な安全情報の流布・情報隠蔽
これらのうち、3と4については、
原子炉設計や、作業経験を持つ専門家らが、真相追及をしていますので、
それは専門家に任せるとします。
100歩も1000歩も譲って、原発の事故対応には問題がなかったとしても、
5、6、7、これに関しては、明確な責任が政府にはあります。
これだけをもってしても、国民全員が、国を訴えることが可能です。
●そして、ふげさるな、と言いたくなる政府の対応と、国民の認識との間には、
呆れ果てるばかりの落差があります。
たとえば、
起きたこと 国民の想い 政府と原発村の対応
↓ ↓ ↓
津波による災害 助け合って復興しよう ゼネコンが儲からない部分は
地方にまる投げ
原発事故 プラントの現状を教えろ 隠蔽したい
汚染の現実を教えろ 小さく発表したい
食品に汚染度の表示をしろ したくない
除染を早くしてくれ 地方に投げたい
被曝の診断だけではなく 人体実験のデータが重要
治療のケアをしてほしい
被曝による症状には 補償したくない
国が補償をしてほしい
作業員の被曝線量管理しろ 使い捨てにしたい
労災認定を適応しろ
国際協力ODA(政府開発援助) やめる気なし
は数年間は、やめて欲しい
新・エネルギーに 既得権の方が大切
シフトして欲しい
原発を全て止めてほしい やめる気なし
もっと原発の賛否両論と テレビは知らん顔
現状をテレビでも報道しろ
記者に原発と20キロ圏内 見せたくない
を取材させろ
増税せず財源があるはず。 増税する気まんまん
東電を解体しろ 東電解体したくない
東電を捜査しろ 警視庁は、しらん顔
______________________
いくら書いてもキリがありませんので、ここでやめておきますが、
これ(政府と東電)の態度を「犯罪者」の言い分と置き換えると、
私達は、今、人間以下の最低の犯罪者を相手にしているということです。
誰がどう考えても、「国民の想い」が、まともな神経の産物であり、
政府と東電の言い訳や逃げ口実は、「狂人」のそれとしかいいようがありません。
国民は、何も贅沢を言ってません。
「自分たちを安心させろ」などとも言っていません。
>ただ、「嘘をつくな」と言っているだけです。
しかし、その狂人らが、
普通の神経をしている国民を、見殺しにしているという明らかな犯罪。
原発の、いろいろな側面を見れば、切り口は沢山ありますが、
漏れなく国民全員の身に、現実問題として起きていることは、
「国家が国民に危害を与えている」という現実です。
本来であれば、「脱原発一揆」になっても当然の状態です。
こんなことは、どこにでも書いてあることですから、
あえてここで書くまでもないことですが、
ただし、これほどまでの危害を他者から受けていながら、
本格的に発病しなければ、自覚できない人達も多くいるのも現実です。
_______________________________
起こるべくして起きたこと
●今回の原発事故に関して、デタラメの斑目が、
>>「3月12日のあの爆発以前に時間を戻してくれるならば、私はどんなことでもする」
と、愚痴ったのを動画で見たことがある。
しかし、そんなことを言うのは、原子力村の連中と政府と官僚だけである。
●私は、今回の震災も、原発事故も、結果論から言えば、
「ありがたくないチャンス」になったということだけは感じます。
これについては、賛否はあるでしょうが、
私は3.11の「震災前の日本」が、その後の日本よりも良かったなどとは
これっぽっちも思いません。
むろん今は、震災前に時々見た狂人たちよりも、もっと最悪の狂人たちを見ているのですが、
もともと、その狂人・鬼畜たちは、隠れていただけで、
それが表ざたになっただけでも、マシです。
震災前は、どうだったかと言えば、「真綿で首を絞められるように」、
すべてが「中途半端」なままで、日本という国は、欧米諸国に、
ゆすられ、たかられ、経済的に疲弊して行っていました。
何も未来がないのに、空虚な夢や、くだらない低俗なモラルばかりが語られる、
そういう中途半端な「ナマ殺しの社会」であり続けるぐらいであれば、
「もう未来がないことを突きつけられた今」のほうが、ずっとマシです。
こうなれば、個人も国家も、決断を迫られるからです。
(今のところ、政府はロクな決断も出来ていませんが)
●震災前と、震災後というのは、「私個人」にとっては、
そのどちらの事象がある世界線を行くにしても、
近未来の、全面核戦争だけは避けられない、という未来のストーリーの中で、
A=震災と原発事故がなければ、ずるずると、その未来が近づいてきた世界があり、
B=震災があったこの世界では、少なくとも、日本人だけは、
急激に、その未来の「非常に小規模」な「擬似体験」をし始めています。
そしてAの世界線は、Bよりも絶望的なものになりそうでしたが、
Bの場合には、全面核戦争までの間の年数に、
「個人」として、やれること、「個人」として変更できる事が出てきます。
訳あって、あえて、私はここで「社会を変えられる」とは書きません。
●さて、私が今回の震災と原発事故を、終始一貫して、絶対に陰謀論と結びつけず、
地震兵器も否定する最大の理由は、
これは、「必然」であったと私は、当初から見ているからです。
・地震学的に見ても、宮城沖近辺で大地震が起きるのは、
もはや時間の問題であったこと。
このことはずっと以前にも書きましたが、
今回の地震の前、約2年間には、明確な「異常・静穏期」が存在したことです。
地震は人工的に起せても、「地震の静穏期」は人工的には絶対にコントロール出来ません。
・原子力村のような利権構造の汚物を抱えていては、
破局的な原発事故がいつ起きても、全く不思議ではなかったこと。
・「生殺しの状態は、もううんざりだ」という集合無意識の思念の総量が、
そのピークにあったこと。
・つまり、この大地震と、原発事故は、つきつめれば、
「大勢の人達が無意識の中で望んだから起きたこと」という認識です。
それが表出させた、狂人たちの実態には、吐き気がしているものの、
その現象が起きたこと「そのもの」については、
実は、無意識下では、あまり否定的でもなく、悲観的でもないのである。
・むしろ、いろいろな分野の醜い人達の実態が、明確になり、
誰が国民の敵であり、誰が国民の味方であるかも、
原発事故以前よりも、ずっと明確になりました。
・むろん、「天罰」などでは全くないのであるから、カルト宗教に騙されないように。
●そもそも、みなさんは、日本語の諺を知っているはず。
「天災は忘れたころにやってくる」
まさに、それまでの数年、あるいは十数年、
やってくるぞ、きっとやってくるぞと、私達は警戒し、心配し、
論議していましたが、その緊張がだらけて、
ふと、地震が異常すぎるほど起きない約2年間に、ゆるんで呆けていたところに、
地震が起きたのですから、
まさに、「忘れたころにやってきた」という
古典的すぎるほどの「心理的力学」の「図式どおり」のタイミングに起きたのであり、
地震兵器の邪推やら、陰謀論など、何も持ち込む必要などありません。
■これゆえに、私は、今回の大地震と原発災害を、「必然」と呼び、
人工地震や、陰謀論とは、完全に切り離しています。
それらの陰謀組織の謀略が、とっくの大昔から(遡れば「利息つきの金貸し」という
銀行システムそのものが生まれた約1000年前から)進められてきた事は、
今日では誰もが知るところですが、
そうした陰謀論を、安易に「今回の地震」とは結びつけず、
それは日本の「震災の原因」とは別問題の、
ずっと過去から行われてきた「経済戦争の延長」として分析すべきです。
なぜならば、下手に妄想と現実を結びつければ、
私達は、存在もしない脅威に恐れたり、それを話題にして時間を無駄にするという、
時間と頭のエネルギーの浪費をすることになります。
■謀略者にとっては、「きっと、あいつらが地震兵器でやったんだ」と、
民衆らが勝手に噂をしてくれて、想像や推測をめぐらせば、
実際には、その実力が陰謀者になくても、彼らは自分たちの力を誇張し
「誇大広告としての脅迫(ブタでポーカー)」を打てるのですから、彼らの思うツボです。
たとえば、次回、日本で地震が起きたときに、実は、それが
自然発生のものであっても、謀略者は「あれは俺たちがやったんだ」と、
ネットに流せばいいのですから、楽なものです。
■ちょうどそれは、自然に起きた災害について、
あとから、予言者と称する者、または、カルト教団などが、
「あれは、自分たちがやった」「あれは自分たちが予言した」と
「ありもしない力」を詐欺的に誇示する詐欺と、全く変わりません。
まー、トンデモ話として、さも事実のように次のような、
電波を書いている人も、たまにいます。
↓
「言うことを聞かないと、地震や津波で日本を攻撃するぞと、
アメリカの誰かが日本の政治家の誰かに言った、うんたらかんたら」
ならば、次のように言えばいいだけです。
>「では、そうした技術を、あなたの国が持っていると証明するためには、
>太平洋の、ここのプレート境界の地域に、何月何日の何時きっかりに、
>M8の地震を起し、明確に観測される、大津波を起してください。
>そうすれば、その脅迫については、検討をしてもよろしいでしょう。
>また、その実験は国際的には、秘密にしてさしあげますから、
●ですから、日本人の人達は、
「地震や気象兵器で、やれるものなら、やってみろ」という、
毅然としたスタンスを、今後も貫けばいいのです。
いちいち、架空・仮想の敵にビビっているような時ではありません。
●
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