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●梅の間へようこそ●
掲示板
Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[1711]
■
無明庵日記●猫の足跡-その462 ■著作権について考え直すべきである■
by:
鈴木崩残
2012/05/17(Thu)10:40:59
ちょっとだけ地震情報
>2012年4月30日 0時2分頃 岩手県沖 M5.6
これを最後に、本日まで5/17までの18日間、
M5.5以上の地震が発生していません。
いわゆる、「小静穏期」なので、そろそろM6に近い地震が来ると、
今までならば予測できたのですが、
5月に入ってから、地震の発生件数や規模は、震災前の平常時に
かなり近づいています。
ですので、予測材料が減ってしまったので、起きる確率も低くなりました。
2ヶ月ほど前であれば、M5.5以上が18日も起きないというのは、
とっくに「小静穏期」の限界なので、起きて当然なのですが、
今回は起きない方が確率が高いです。
ただし、逆に問題なのは、このままもしも、3.11の震災前のような
不気味なほどに、地震が起きない時期が続いたらば、今度こそ、間違いなく、
「千葉(南東)沖」「東海」「もう一度三陸沖」のあたりに、
M8クラスが起きる可能性が、どんどん高くなるということになります。
出来ることならば、M5.5からM6前後の地震が、もう少し頻繁に起きて、
歪みが適度に開放された方が、ずっと安全なのですが、
どうも、そうは、なってくれそうにありません。
↑
>ここだけは、5/18 7:50に更新
>■5/18 19:00更新
いちおう、茨城南部で起きたが、
「規模が小さすぎます」ので、該当する警戒地震ではありません。
↓
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20120518171908.html
>以下の地震情報は 5/20 4:30に更新
↓とか、言っていたら、M5.8が起きました。
2012年5月20日 4時5分頃 三陸沖 M5.8
↓
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20120520040542.html
M6には至っていないものの、「小静穏期」の反動地震として評価できます。
ですので、「小静穏期」によって中規模地震が起きる時期を予測するのは、
もうしばらくは、有効な方法のようです。
>■この地震情報の続きは、5/19の投稿 [1713]の中で更新しました■
↑
>ここのみ5/20 20:30更新
______________
【なぜ私が著作権に厳しいか】
■まず、著作権の定義については、少し前に書きましたので省きますが、
著作権の侵害になるかならないかは、通常は、「権利者側の判断」によります。
私個人が考える著作権侵害の基準というものがあり、
私個人の考えでは、それはかなり「ゆるい」と考えてください。
たとえば、再三言っているように、最低限の礼儀として、ネットであれば、
原文へのリンクを張った上で、引用をし、引用した部分について、
最低でも、「引用と同じ量」の自分の見解や感想を書く、
こうした本来の常識的な「引用」であれば、私はそんなに厳しく問いません。
仮に出版されている書籍から、1000文字程度で、10個の引用があったとしても、
その人が独自の感想、意見、見解、持論を軸として持っており、
その持論の「補足説明」の為に、引用をするのは全く問題ありません。
■しかし、世の中には、ただの無断引用というのがあります。
全くただの無断引用です。
私見では、引用をしたらば、その分量と同量の文字数の見解があるべきであり、
本来であれば、10行の引用に対して「50行の私見」がそこになければなりません。
「この文はいいなー」とか、たったの2行ぽっきりの感想で
その下に平気で数十行もの、無断引用をするのでは、ただの馬鹿です。
主軸となる、本人自身の独自の考えや思想がそこにあり、
それに基いた「個性的な引用の仕方」なのであれば、
私はそれほど厳しく問うことをしません。
むしろ、どんどんと引用をして、
各自が、ほかにはない、自分独自の見解を書けばいいのです。
また、感銘を受けたならば、リンクを貼れば済むものも多くあります。
________________________________________
■一方では、ネットというものが普及してから、
あまりにも、多くの、あるいは一部の人達は、
「物の価値や経費」について無知すぎます。
私が特に「市販されている本やCD」からの無断使用者に厳しくならざるを得ない理由は、
出版や録音の「現場」にいたからです。
■たとえば、本一冊を作るのに、どれだけの手間と、人と、技術と、
費用がかかっているかを知らない人だけが、
他人の本から、大量の、まるごと無断引用などするのです。
たとえば、本一冊にかかわる人力や経費は次のようなものです。
_____________
・著者の執筆の労力
・編集者の労力
・レイアウトデザイナーの労力
・文字出力(コンピューター化する前の時代ですと、写植が使われていました)
・文字校正の作業
・版下作業
・製版、印刷、製本の作業
・取次ぎ店の配送作業
・営業作業
・書店の店員さん
_____________
これらに何十人もの人々が関わっているのです。
そして、それぞれに、必要経費や人件費というものがあります。
一般的には著者印税というのは、契約形式にもよりますが、5%から10%です。
2000円の本が一冊売れて、やっと100円です。
その他の約「9割以上」は、必要経費なのです。
取次店は、本の定価の約10%を取りますし、
書店さんは、本の定価の30%から40%です。
「作成段階」でも、編集者やデザイナーさんに各数十万円、
そして、特に費用がかかるのは、「印刷と製本代」です。
大手出版社では、5000部以上の単位で印刷するでしょうから、
一冊あたりの印刷と製本の経費は、かなり低めにできますが、
個人出版であれば、500部や、1000部ですらも、
相当の個人負担になります(数十万円かかります)。
■こうした、さまざまな経費を使って、一冊の本が出来ます。
仮に、データのCD本にしたとしても、それを執筆するのには、
その人の何年もの経験や歳月がかかっているのです。
しかし、それを、ネットにあるから、データがあるからという理由で、
気軽にタダで引用する。これは、絶対に許せません。
せめて、数十行の引用として、あとは、元の本を紹介すべきです。
■音楽CDに至っては、制作費はもっと大きくなります。
ずっと以前に、無明庵の作品ではありませんが、
知人らと共に、CDを本格的にプレスしたことがありましたが、
数百万円かかり、私も個人の財布から80万ほど出資しました。
仮に演奏者や歌手のギャラはゼロだとしても、それでも、
スタジオの使用料、ミキサーさんによるトラックダウン、マスタリングの作業、
そしてプレスとなると、かなりの経費が、昔はかかりました。
ジャケットのデザインや印刷代やパッケージングにも経費がかかります。
■今でこそ、製品のクオリティーがアマチュアレベルでも良いのであれば、
自宅のコンピューターでも、制作から、CDを焼くまでの作業が出来ますが、
本当に、本格的にやろうとしたら、かなりの費用が必要になります。
■つまり、著作権を持つ、あらゆる作品は、
ダテに著作権を持っているわけではないのです。
作り手に、こだわりや、労苦があり、そこに付いている「商品価格」というのは、
意味もなく付いているわけではありません。
単に、やみくもに権利主張をする為に、著作権の主張があるのではありません。
「その製品を支えた人達の労力」がそこにあるのです。
■言いたくはないですが、原価が数十円しかしない化粧水を、何千円もの
値段をつけて売るのとはワケが違います。
世の中には、おおよそ、人件費や原価から考えたら、
絶対に不相応なほど、高い価格のついている商品もありますが、
逆に、「これでは、あまりにも安いだろう」というものも多くあります。
■ですから、私は少なくとも、
音楽製作と、出版の世界には馴染んできましたので、
多少の部分引用や、図版やちょっとした写真の引用ぐらいであれば、
それほどには、こだわりませんが、
「何十ページも、本文を、まるごと引用」とか、「CDそのままコピー」して、
しかも、権利者に無断で、勝手に第三者が、タダで配布したり、
ブログやホームページにアップするなどというのは、
言語道断としか言いようがありません。
それを、もしも営利主義による主張であるというならば、
世の中の製品は、全部、タダにしろと言っているのと同じです。
そう言っている皆さんが使っているパソコンに入っている、
「インテル」や「ドルビー」や「ウィンドウズソフト」の著作権に対して、
皆さんは、たんまりとお金を払っているのですよ。
文章や音や絵画の著作物は、それは当然の権利として、
著作権を持っているものです。
(ただし、以前にも書いたように、
「思想の内容」と、「武術の技」には、著作権はありません。)
以下を参照
『著作権とは何か』
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1705
■幸いにして、写真、画像、音楽、絵画といったものの「複製品」は、
「画質や音質の精度」が、極端に落ちますので、
それによって、オリジナルとは「差別化」も出来ますし、
本物が欲しい人は、「本物」を買えばいいのです。
You-Tubeで見る映画の画質に満足できないから、私達はDVDを買うのです。
動画サイトの音楽なんぞ、聴けたものではないから、
ちゃんと、オフィシャルなCDを私達は買うわけです。
■たとえば、私の「滲み書」などは、
誰かがカラーコピーや、カラー印刷して売っても、
そんなものを買う人など、誰一人もいません。(原画でなければ全く無意味)
■しかし、私が携わるような、「文字作品」は違います。
それは、コピーされても、製品精度は、全く劣化はしません。
製本された本としての重みや、印刷された文字の雰囲気は損傷を受けますが、
少なくとも、伝えようとする「コンテンツそのもの」が劣化することはありません。
それだけに、文字系においての違法な「大量無断コピー」は、私は許せないのです。
■そして、それは、価格がついて、市販されている本だけではなく、
個人の「日記」のブログであっても、そこには同様の価値と権利があります。
なぜならば、それを書いた人には、その出来が良い悪いに関係なく、
「その人の、人生の時間と、労力」があったという「背景」があるのですから。
ただの日記のブログだからといって、自分の言葉を安売りをしてはいけません。
■どこの馬の骨とも知れない、勘違い系の第三者が、
その勝手な価値観で、勝手に、「拡散してもいい」、というような、
そんな安っぽい文、または公共性のある文でないかぎりは、
自分の「創作」した部分については、きちんと著作権を主張して守ってください。
借り物の文言の羅列ばかりで、自分自身の書いた言葉や文に、何の誇りもなく、
それを安売りしているような人に限って、
他人様の言葉や文も、軽々しく扱ってしまいがちになります。
■ずっと以前に、私が他所の掲示板に、お邪魔していた時代から
私の事を知っている人は、こんなエピソードを覚えていると思います。
私は、よほどの酷い書き込みでないかぎりは、
それが引用ではなく、本人の言葉なのであれば、
そして、書き込みを、管理人が無制限に「許可している」のであれば、
どんな罵詈雑言や、下品な書き込みであろうが、
絶対に、「ひとつたりとも、投稿を消すな」と、幾つかのサイトの管理人に、
強く言い続けた事があります。
その人が書いた投稿や文というのは、
違法でないかぎりは、すべて「価値性」と「無価値性」を同時に持ちます。
そして、都合の悪い事を書いても「いつでも消せるからいいや」、
なとど思っているような、無責任な人間には、
掲示板に、投稿などして欲しくはありませんでした。
一度書いたら、ネット社会がなくなるまでは残る、
そういう覚悟を持っている者だけが、ネットに書くべきなのです。
クリックしても、絶対に消えない「現実の生活と同じ重さ」を、
私はネットという「もうひとつの現実社会」の価値観に持ち込んでいます。
■ネットというのは「社会」の一部であって、「ゲーム」の一部ではないのです。
______
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