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[1735]
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無明庵日記●猫の足跡-その486 【植物状態の患者にどこまでの医療行為が許されているか?】
by:
鈴木崩残
2012/07/10(Tue)08:32:36
植物状態からの帰還法
■数日前に、こんなことを考えていた。
いわゆる植物状態にある人に対して、医療現場では、
どこまでの試験的な回復の試みが許されているのだろうかと。
たとえば、針治療、電気、外部からの振動など、
場合によっては過激にも見える行為が許されているとしたら、
それはどれぐらいまでなのだろうかと。
■さて、まず、植物状態の定義はこうなります。
人が生きているか死んでいるかは、心臓、呼吸、脳の3つの機能が、
ちゃんと働いているかどうかによって決められる。
この3つがすべて停止した状態が「心臓死」である。
心臓と呼吸については人工呼吸器や薬物で維持できているが、
脳の機能が停止した状態が「脳死」である。
一方で、「植物状態」とは、人間の機能のうち、
呼吸、循環、体温調節など「植物機能」といわれている機能は維持されているが、
感覚、意識、筋肉の運動など「動物機能」が停止した状態をいう。
「対光反射」は自律神経によって調節されている植物機能なので、
植物状態でも認められる。
脳死では自律神経は働かないので対光反射は認められない。
■「遷延性意識障害」とは、
日本脳神経外科学会による定義(1976年)によれば、
・自力移動が不可能である。
・自力摂食が不可能である。
・糞・尿失禁がある。
・声を出しても意味のある発語が全く不可能である。
・簡単な命令には辛うじて応じることも出来るが、ほとんど意思疎通は不可能である。
・眼球は動いていても認識することは出来ない。
以上6項目が、治療にもかかわらず3ヶ月以上続いた場合を「植物状態」とみなす。
■こんな番組があったようである。
↓
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090328.html
NHKの番組で、「植物状態からの帰還〜最先端医療の紹介」。
15歳の女の子が脳の病気で植物状態になり、
日本大学付属病院板橋病院での、最先端の治療
(脊髄に電極を埋めこみ、電流を決まった時間、回数を流し残っている脳を活性化させる)
を受け、意思表示ができなかったのが、
音楽を聴いて手を動かすことができるようになる、というもの。
また、人間の脳に、適度に乱れた微弱電流を外部から送ると、
脳の働きを鋭敏にできることを山本義春・東京大教授(教育生理学)や
相馬りか科学技術振興事業団研究員らのチームが実験で突き止めた。
また日本大学病院では発症6ヶ月以内の植物状態の患者には、
藤田保健衛生大学病院と同じ『脊髄電気刺激療法』で治療し、
6ヶ月以降も、パーキンソン病などで使う『脳深部刺激療法』で治療を試みている。
2005年7月現在、前者で約60人、後者で約30人を治療した。
片山容一教授(脳外科)によると、同じようにみえる植物状態患者でも
脳機能のレベルは大きく違っている。
実際に医療現場でも使われている。
■そして次のサイトには、さまざまな現場からの報告が載っていた。
↓
http://www6.plala.or.jp/brainx/recovery.htm
_____________________________________________________________
■チューブだらけになっているのではなく、
自発呼吸もあり、循環も体温調整も出来ているのに、
意識が戻らない、という状態に対して、
患者の個別の容態とはあまり関係なく、
普遍的に効果のある、生還・帰還の方法があるのではないかと
最近、考えています。
むろん、脳に損傷がない(検査で発見されていない)ということが前提ですが。
■いや、なぜそのような事を急に考えたかといいますと、
桜の間に、先日投稿した「たわし3号」を使っていて、
「こういう刺激って、意識回復に使えるんじゃなかろうか」などとと
妄想をしていたからです。
刺激の種類が、非日常的(たとえば、強い電気ショック)であるほうがいいのか、
そういう意味では、あのタワシの感覚は、非日常的。
それとも、誰かが語りかけるなど、それまでの日常で親しんだ刺激の方が
意識回復に繋がるのか、となると、どちらかといえば、私は、
「非日常的」な刺激の方が、突然にたたき起こされたり、脳が異常を感じて、
回復するきっかけになるのではないかと本気で考えています。
■私の家族や親類には、そうした病状になった人は、いませんでしたが、
植物状態というのは、患者の家族や、関係者にとっては、
「いつまで続くのか、先が全く見えない」という意味で、
もっとも深刻な症状の一つだからです。
可能なかぎり、意識は回復して欲しいと思うでしょう。
また、生か死かという選択になったとしても、
つまり、その治療法によって死に到る危険性があったとしても、
合法的にインフォームド・コンセントを通じてであれば、
現在まだ試されていないもので、過激な刺激と思えるものであっても、
それが許されるならば、いくつかの方法をやってみるべきではないかと。
極端な話、最近のシェイプアップ器具の活用とか、
もっと極端な場合には、通常であれば苦痛になりえるレベルの刺激類である。
つまり、普通であれば、苦痛になりえるような、
温度、音波、振動、電流、その他の、臭覚と触覚を含む五感の刺激。
たぶん本人が経験したことのある刺激よりも、
経験したことのない刺激の方が効果的であるのではないかと私は勝手に考えています。
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