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「分割自我復元」
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[261]
■
★分割自我復元★その261 ■ 「自我復元のおさらい」 ■
by:
鈴木崩残
2013/09/15(Sun)03:42:50
・『自我復元のおさらい』・
1%の持つ意味
自我率が全自我まで、あと2%、3%といったところで止まった場合、
たったの2%か3%だからほとんど全自我ではないかと過信する、
そんな人は、この掲示板を見ている人にはいないと思いますが、
念のために、その数パーセントが持つ意味を書いておきます。
***
分かりやすいのは、身長における2%です。
150cmの2%といえば、3cmですが、これは見た目に、かなり違います。
もともと153cmの人が150cmになったら、違和感があるはずです。
***
少し皆さんには馴染みがないかもしれませんが、
音の周波数が2%ずれるとどうなるかというと、モアレがおきます。
880ヘルツの2%は、17.6ヘルツですが、
もしも880ヘルツの音程が二つあって、17.6ヘルツずれたらば、
明らかに音程のずれとして耳に認識される不協和音になります。
***
自我復元者の中には、絵画に関係する趣味を持っている人もいますが、
ひとつの絵が1%でもかけていたら、それは、ジグソーパズルで言えば、
あきらかに、違和感と不快感のある、ピースの抜けになります。
また、絵画や写真の中の「1%」といったらば、
「10×10」のマス目の中の、一ブロックですが、
そこに、異物があったり、汚れがあったり、抜けがあったらば、
もうその作品は、台無しになることが分かるはずです。
●このように、たとえば、充電のように量が100%から2%や3%減っても
機能には問題ないものもありますが、
量ではなくて、「構造上の大問題」がおきるものがあります。
●話は少しアバウトになりますが、自我率が75%を私は、
わりと、マトモと書いてしまったことがあります。
しかし、皆さんは、もしも中古パソコンで、
「75%は正常、25%は故障」とあったら買うでしょうか?
私ならば絶対に買いません。
しかも故障箇所もわからず、素人には修理も出来ませんから。
「90%は正常です・・・10%は故障」
これも絶対に買いません。
その10%が、どんなトラブルを生むのかと思うと恐ろしく買えません。
このように、自我率というのは、ざっくりと見てはなりません。
80%以下では、あまり問題にならない1%や2%も、最後には大きな違いになってきます。
変化してきた自我復元のシステム
●これは、当初から皆さんに言ってきたことですが、
自我復元というものは、地球史上、初めてのことですから、
分からないこと、未知なことがあります。
そこで、皆さんには、単なる実習者ということではなく、
「共同研究員」という立場で、自我復元者同士でも、ブログ記事などを通じて、
お互いに情報をシェアしていただいています。
また私も報告を見て、いままでにいくつかの改良をしてきました。
『クーラーボックスのイメージ』や、
『胸で正球体に整形する』
『脳に自我の半分を回す』
なども、その改良でした。
■そして、自我復元法が作り出された当初は、
自我率さえ回復すれば、いろいろなものはそれにつれて修復される、
と漠然と思っていましたが、
最初に、「トラウマが壁になる」ということを教えてくれたのは、
「クロマルさん」(既に全自我に復帰)でした。
なぜ、最後の最後に来ても、その高自我率らしからぬ事で、足を取られているのか、
なぜ、決定的に無意識な部分があるのかという疑問からトラウマ問題が浮上しました。
■次に、「AC人格」「トラウマ人格」という「偽人格」が、
本人の中で育ってしまっていた、
という事例を教えてくれたのが、「天音さん」でした。
なぜ66%を超えているのに、ここまで無意識なのかと、
その当時は、私は何ヶ月も、ずっと悩み続けました。
のちに、その偽人格のAC人格には、
「回収した自我を利用する能力」が全くないということが判明しました。
生まれつきの自我で作った人格なので、増える自我には対応できないのです。
増えてゆく自我に対応できているのは、今にして思えば、原主体でした。
■その「原主体」の存在を明確に教えてくれたのは、
「Tさん」という実習者の方でした。
どうも、それまでのその人の人格とは明らかに違う様相の衝動が、
その人の中から浮上するのを見たからです。
私が皆さんの報告に見る変化
●ある時に自我率の変化とともに、その人が変ったなと私が思う瞬間が、
これまでに沢山ありました。
それは、むろん、自我判定をすれば分かるのですが、
ただし、自我率だけが、90%を超えても、
ある部分が、全く変化していない人もいます。
自我率に関係なく、ふと、その人が変ったと見えるのは、
あたかも、「季節の変わり目の風」に似ています。
日本は、つい先日まで猛暑でしたが、明らかに風が変る日があります。
秋の足音がする空気感、あるいは春がやってきた空気感の違いぐらいに、
私は皆さんの中に、決定的な変化を感じることがあります。
この根底的な気温変化の感覚のようなものが報告の文章から感じられたとき、
その人は、本当に、一段、復元が進んだといえます。
原主体とACトラウマ人格の生存競争
はっきり言って、今のままでよいのであれば、自我復元などやめて、
歪みまくった人格に頼って、しみったれた人生やっていればいいだけです。
ACトラウマ人格というのは、残念ながら、
「生まれた時の自我率の中で」ずっと、作られてきて機能してきたものですから、
そのやり方を、かたくなに「これこそ自分なんだ」と勝手に思いこんで、
死守しようとします。
しかし、自我率が増えて行くという、予想もしなかったことが起きた場合には、
ACトラウマ人格は、その変化には、全くついてゆくことが出来ません。
●つまり、もしもあなたが1/2自我であったらば、
今までの人生の中で、作ってきたACトラウマ人格は、1/2自我どまりであり、
その後、3/4自我になっても、その25%を全く活用できません。
その25%を活用できるのは、原主体のみです。
つまり、
「この自分のACトラウマ人格で、全自我になって、満開になってやる」、
などということは、不可能なのです。
●ところで、原主体と、偽人格は、どうやら、
個人によって、その比率が違うようです。
そして、「偽人格」の方は、希釈自我にのみ生じるもののようです。
生まれつき全自我の人は、最初から原主体を育てたのに対して、
わずか10%でも、全自我から欠けて生まれると、
その10%を補うために、その人は、偽人格を捏造するようです。
これは、生まれつき生じた、
根幹的な「二重人格」と言ってもいいものです。
●なので、たとえ、1/4自我で生まれても、
原主体がその25%の自我を、なんとか活用しつくしてきた人もいます。
しかし、中にはその25%のほとんどを、偽人格が使ってきた場合もあります。
そして、これは前にも言いましたが、
たとえば、生まれたときに、1/3自我の人は、
残り2/3を、「他人からの知識や、自分に対する嘘」で埋めようとします。
これ故に、1/8自我の人ともなれば、その人の人生の87%以上が、
「張りぼて」の「嘘」とで出来ていることになり、
本人の本当の個性の部分は、わずか13%です。
しかも、そのたった13%では、
とてもではないですが、原主体が、その本領を発揮できませんので、
「元々は、原主体の為にこそある」その13%すらも、
偽人格を捏造するために消費、浪費されてしまうのです。
■ここで重要なので、もう一度、繰り返しますが、
AC人格・トラウマ人格は、
「生まれつきの自我率の自我まで」しか使えません。
その後、自我復元で、いくら自我率が増えても、
「増えた自我率」を、偽人格が、自分の餌にしたり燃料に出来ないのです。
増えた自我率を、修復の糧に出来るのは「原主体のみ」のようです。
■これ故に、トラウマやACや調教によって出来上がったような人格が、
自我復元をする「前」に作られた人格に、
「この方が自分らしいんだ」とか執着して、
しがみついて、そこに留まりたいのであれば、
「生まれつきの自我率まで」は、その偽人格に「電圧」として提供されますが、
復元されてゆく自我率の電圧は、偽人格には全く提供されません。
提供されないというよりも、
「それまでのやり方をしてきた自己との同化という病気」になっている偽人格が、
変ることを拒む性質を持つ、という方が正しいです。
●では、増えた自我率は、どこに行っているのか?
これも、天音さんに、それが起きていた時に分かりました。
それは全く使われないまま、
ハードディスクの別の領域として容量がストックされているようなものでした。
■そういう点では、自我率が95%を超えている人は、
本当に、勿体ないことをしていますし、
やはり、その人たちは、トラウマ、AC、調教人格を、徹底して掘り尽くしていないので、
それを掘り尽くす以外には、手立てはないと思っていいです。
●以上のことが、最近になって分かったことなのですが、
これこそが、自我率が増えても、変化しない人がいる原因でした。
それ故に、偽人格である、「トラウマ人格、AC人格、被調教人格」を
過去の記憶を探って掘り出して、処分しないとならないのです。
自我率は、確かに増えているのに、
一向に、トラウマもACも掘れず、本人の主張や癖も変化せず、
しかも、何も新しい変化もない人という事例を何人か見てきて、
私は、相当に長い間(2年近くずっと)、頭を悩ましてきましたが、
ようやくその原因、原理に辿り着きつつあります。
■一方で、昔から、生まれつきの自我率の中で、
なんとか原主体の言い分を言動に通すことを、
たとえ、原主体の言い分の全部でなくて、その1/4でも大切にしてきた人や、
自我復元を始めてから、ある時に、偽人格を「クビにする覚悟をして」、
「原主体」の言い分に、寄り添うことをし始めた人は、
増えた分の自我率が、急激に、原主体を助けはじめます。
これゆえに、私は、自我復元で自我が増えた人には、
「トラウマ人格や、AC人格にとっては、
自信がなかったり、躊躇しても、
それまでに繰り返してきた同じこと、慣れたことではなくて、
冒険して、新しいことをしなさい」
と助言するのです。
AC人格、トラウマ人格は、
「使い古された、同じこと」を、しかも「不完全に」する事しか出来ません。
しかし、新しいことは、
「恐れ」というものを全く知らない「原主体」にしか出来ません。
否、原主体は、「恐れを知らない」のではなくて、
「正しく恐れること」と、
その恐れを、「私は恐れている」と「正しく主張する」ことが出来るのです。
恐れを正しく意識化して、外部に主張できるからこそ、
恐れるような局面でも、切り抜けられるのです。
一方で、自分の恐れにフタをして我慢するのが、トラウマAC人格です。
■ただし、ここで繰り返し言いますが、
『原主体』とは、トラウマやACを掘りつくした時にしか姿を現しませんので、
「原主体との会話」を自己演出しても無駄です。
それは、あなたに準備が出来たときに「向こう側から」自然に現れるものです。
準備が出来た時とは、「偽人格」が全く使い物にならないとき、
または、無能な自分に自虐的になり、
徹底的に自分のダメさに打ちのめされた時のみです。
●この点でも、なぜか、原主体の体験は、
「悟りの構造」と、どこか「一部だけ」は相似形になっているように、
私には思えるのです。
むろん、その次元の差は桁違いですが、
それでも「あるべきものが、元に戻る」という一点においては、
共通性があるのだろうと思います。
こうした点が、今のところ、顕著な現象として見えたことです。
*********
【 余 談 】
お姫ちゃんが、漫画のこと書いていましたが、
「海の闇月の影」
私にとっても、懐かしいです。
(どういう設定のマンガだったか思い出せないので、ネット調べます)
大島弓子の「綿の国星」とか、
山岸凉子とかも、私は読んでいました。
萩尾望都 「ポーの一族」とかも。
この時代は、少女漫画が、恋愛モノでは、ネタが行き詰ってしまい、
主に、女性漫画家たちが、「神話」とか「オカルト」を題材にし始めた時期でした。
そんな流れから『日出処の天子』(ひいづるところのてんし)なども
書かれたのだと思います。
ちなみに、山岸凉子という人は、その前は、ギリシャ神話などを
題材にしていました。
で、私は、少女マンガと、ホラーマンガは、すべて、
お付き合いした彼女のおかげで知ることが出来ました。
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