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★分割自我復元★その269■子供を汚染した親のチープな格言
by:
鈴木崩残
2013/10/11(Fri)17:55:52
>10/12 19:00 本文中に少し加筆しました。
毒親があなたの調教に使った、
チープな道徳や格言や「口癖」に、
未だに影響されていませんか?
■まず最初に注意書きから入ります。
今回の投稿が関係あるのは、私が指名する人だけであり、
その他の人は、まだ必要ありません。
そのようなものは、本来であればメールで個別にすべきものですが、
個別にタイミングを計ってメール出来るのは、私が生きている間のみです。
つまり私が死ねば、その人に必要なタイミングというものは存在しなくなりますので、
個別の人に送ったメール内容は、その後、世の中に出ることはありません。
また、それを、出していいのかどうか、そして、どういうタイミングで、
誰にいえばいいのかも、個別の人は判断できません。
従って、今は、他の人たちに関係なくとも、いずれ関係してくるもの、
それを今のうちに、書いておくことにしました。
■ただし冒頭に述べたように、今回の問題への注意と洞察は、
今は、まだ掘る必要のない人がほとんどであるので、
これを読んで記憶に残ってしまい、
それが今のトラウマ掘り、AC人格の見極めに、悪い作用をするかもしれません。
しかし、その悪い作用をするリスクよりも、
公共的な記録と示唆として残す作業のほうが重要であると思い、
今回書くことに決めました。
これを掲示板で、書くか書かないか、まる4日ほど、考えました。
■では、今回の投稿が、今まさに、関係ある人を書いておきます。
☆マディアさん
☆お姫ちゃん
☆新子さん
☆天音さん
☆Abyさん
☆Kuromaruさん
これ以外の人は、ブログを書いていても、書いていなくても、
今は、まだ必要ありません。
今は必要ないというのは、
前述した人たち以外は、トラウマを生じた「当時の生の感情」の核心を
まだ発掘できておらず、
故にAC人格のふるまいについての注意力が、まだ不足しているからです。
●余談ですが、皆さんが「軍曹」として名前を知りイメージしている人について、
私は非常に評価している一面があります。
それは、彼は「バナナを創った宇宙人」を持っているのですが、
「全自我になるまでは、決して、ミッションの部分を読まない」、
ということを決意し、実行しているからです。
ある時期に来ないと使えないもの、
それ以前に知っても、ただのゴミになるもの、
そういったものを、自戒して実行できる人というのは、本当に珍しいものです。
軍曹は、「決して見てはならないよ」と「鶴」にいわれたら、
けっして見ない、ということが出来る、非常に珍しい人の1人です。
それは単に、いわれたことだから守る、というのではなく、
彼自身が、
「物事の習得には、ひとつひとつ段階を経る必要があり、
それを性急に飛ばすと、あとで自分が損をする」、
ということを、自らの経験の中で、会得しているからであろうと、
私は推測しています。
さて、こうしたことを前提として、
今回の話を書くことにします。
*********
■きっかけは、天音さんのブログの、この投稿からでした。
↓
http://love3nyansfukugen.blog.fc2.com/blog-entry-64.html
●私はこの文の中に、いくつか確認をしたい事があったので、
次のように天音さんにメールをしました。
天音さま
質問があります。
「他人の良いところを見つけろ」と母親に言われたのは、
具体的に何歳から何歳ですか?
母親は、どこから、そんな薄っぺらな、道徳じみた言葉を覚えたと思いますか?
(本とか、ヨガの先生からとか、推測でもいいです)
天音さんは、どうして、聖人君子になれば、などと思ったのですか?
他人の良いところを見つける、というその程度のことは、
聖人君子とは何の関係もありませんから。
天音さんがイメージしている聖人君子とは、
具体的にどういう人のことですか?
聖人君子になれたら、自分や環境がどうなると思い込んだのですか?
他人の良いところを見つけないことを
どういう場面(局面)で、どれぐらいの頻度で、責められましたか?
最後に、
「他人の良いところを見つけろ」という言葉は、
天音さんが、トラウマ掘りをするとき、または
親への怒りや、元彼への怒りを掘るときに、
相当に、足をひっぱったと思いますか?
また、自我復元をやる「前」の生活で、会社やその他の人間関係で、
天音さんの怒りや不満を抑える大きな原因だったと思いますか?
それとも、さほど影響していなかったと思いますか?
崩残
*********
返信はこうでした。
崩残様へ
質問を下さってありがとうございます。
答えているうちに、掘り残していたものが出てきました。
質問をしてくださらなかったら、
違和感を感じていることを、放置してしまいそうになっていました。
> 「他人の良いところを見つけろ」と母親に言われたのは、
> 具体的に何歳から何歳ですか?
> 母親は、どこからそんな薄っぺらな、道徳じみた言葉を覚えたと思いますか?
> (本とか、ヨガの先生からとか、推測でもいいです)
よく思い出してみると、
直接的にそういう言葉を、母に言われていたわけではなく、
母が、よく、
「ヨーガの先生はホンマにすごい。
生徒の悪いところを、全部自分の指導が悪いからやって言って、
生徒のことを絶対に責めないで、自分を責めはる。
いつも、『どこか、いいところがあるはず』って言いはるし、
やっぱり、他人の悪いところばっかりじゃなくて、
いいところを探して、そこを褒めんとあかんねんな。」
こう言っているのを聞いて、
無自覚に、
「そういう風になれば、褒めてもらえるんだ。
他人のことを責めるのは悪いこと、傲慢なことなんだ。
なんでも許せる人にならないとダメなんだ」
と思っていました。
なので、私は、ヨーガの先生のようになりたいと思っていました。
そうすれば、このボロボロの人生を逆転できる
もう、無視されずに済む、
そう思っていました。
言っていたのは、私が小学4年生くらいの時から、
就職して働いてもずっと母親は言ってました。
> 天音さんは、どうして、聖人君子に、などと思ったのですか?
> 他人の良いところを見つける、というその程度のことは、
> 聖人君子とは何の関係もありません。
私は、母親の心酔していた、
そのヨーガの先生のようになりたいと思っていました。
そうすれば、他人から必要とされて、
というより、母から、お金で頼られるのじゃなく、
「必要」とされて、ちゃんと見てもらえる、大切にしてもらえる
そうすれば、
こんなみじめな私でも、生まれてきた意味があるはずだ。
と考えました。
> 天音さんがイメージしている聖人君子とは、具体的に
> どういう人のことですか?
いつも、にこにこしていて、
決して怒らず、
どんなことでも、他人のことを、許せてしまう人
他人の痛みを自分のこととして感じられる人
という、とても曖昧なイメージしか持ってません。
これって、ただの都合のいい人じゃないかと思います。
> 聖人君子になれたら、自分や環境がどうなると思い込んだのですか?
きっと、こんなひどい環境にいるのは、
私がダメだからだ。傲慢だったからだ。
もっと、性格がよくなれば、人のことを許せるようになれば、
周りの人とも上手く行くようになるし、
私にも、居場所が出来るはずだ。
私にも、生きている意味が出来るはずだ。
そう、思いました。
> 他人の良いところを見つけないことを
> どういう場面(局面)で、どれぐらいの頻度で、責められましたか?
私のことを責めていたのは、他人ではなく、私自身です。
「どうして、私は、こんなに、人の悪いところばっかり見てるんだ?
まるで粗探しじゃないか。
どうして、こんなに、エラそうにするんだ?
そんなことを思えるほど、私は立派じゃないのに。」
「立派」ってなんだ。
それも、曖昧です。
> 最後に、「他人の良いところを見つけろ」という言葉は、
> 天音さんが、トラウマ掘りをするとき、または
> 親への怒りや、元彼への怒りを掘るときに、
> 相当に、足をひっぱったと思いますか?
> また、自我復元をやる「前」の生活で、会社やその他の人間関係で、
> 天音さんの怒りや不満を抑える大きな原因だったと思いますか?
> それとも、さほど影響していなかったと思いますか?
相当に足を引っ張っていると思います。
最初、トラウマを掘ってる時に、
「こんなに、親のことを悪く言って、自分が被害者ぶって、
何様なんだろう。
親にだって、事情があったのに、それを理解していないってことだ。
そういう、私は、冷たいって言われても仕方ない」
と、
親のことを悪くいうのが嫌でした。
私は、親のことを許したかった。
でも、どう考えても、感情としては、許すことが出来ません。
一生無理だと思います。
そして、それを、私は責めていました。
なぜ、親を許したかったのかと考えると、
それは、ぺらっぺらの母の最初に書いた、
「先生はすごい」という言葉からくる、思い込みでした。
そうならなければ、私はダメなんだ。
そうでない私は、ダメなんだ。
ずっと、そう思ってました。
許すってなんだろう。
何とも思わないということだろうか?
そんなこと、できるわけないのに。
出来てしまったら、それは、もう、人間じゃない。
・・・・
私は、自分のことを、「人生の負け組」だと卑下していました。
やりたいことがはっきりとあるのに、
家庭の事情でどうすることも出来ず、
それでもあきらめられなくて、頑張りました。
でも、結局は、どんなに頑張りたくても、
「お金の問題」で、できないことがたくさんあったし、
「家庭の事情」で、恥ずかしい思いをすることもたくさんあった。
このことに関して、今日思い出したのですが、
小学生のころ、給食だったのですが、
給食費はまだ、直接先生に毎月渡すことになっていました。
でも、給食費を、袋に入れてくれないことが多かった。
「ごめんな。お金ないから払えへんねん。先生にそういっといて。」
そうやって、空の封筒を、毎月もって行かされるのがつらかった。
先生に、「お金がなくて、払えません。」っていうのが辛かった。
それなのに、給食を食べてる自分が、とても、いやしく思いました。
「私のせいじゃないのに」
と思う自分と、そう思ってしまうのを責める自分がいました。
そういうことが、何年も続き、
いつの間にか、何にも感じなくなりました。
でも、何も感じなくなっていたのではなく、
無理やり、感情を麻痺させて、ボケて行っただけです。
母親には、無視され、父親は、アル中で、
貧乏だから働くしかないけれど、
働いても働いても、自分の思い通りにならない。
そんな環境から、抜け出すために、
私なりに必死に努力はしたつもりでした。
でも、どうやっても、抜け出せなかった。
それがみじめで、そのみじめさを感じるのも嫌でした。
「普通の家庭に生まれた人は、
こんなに、日々の生活費のことで、
小学生のころから悩んだこともないんだろうな。
うらやましいな。」
そう思うのすら嫌でした。
そのために、
「難民キャンプにいる人とかは、もっとつらいんだから、
私は大したことない。」
と考えるようにしていました。
他の人と比べて(他の人に依存して)、自分の安心を得ている状態で、
こんなままで、復元が進むはずはありません。
・・・・
私は、憐れまれるのが嫌だった。
余計に、自分がみじめな環境にいることを自覚させられるから。
「これが普通なんだ」と、ずっと思っていたかった。
だから、トラウマを掘るのも、最初は出来なかったんだと思います。
普通じゃないと認めてしまうことになるから。
認めてしまったら、自分のみじめさを、確認することになってしまう。
確認してしまったら、あの、苦しい胸の痛みが戻ってくる。
あの不快感が帰ってくる。
そんなのは、感じたくない。
「だから、トラウマなんて、掘りたくない」
と、私は思っていました。
その私を、少しずつ、崩しながら、トラウマ掘りを進めました。
でも、全く、キレイに崩せているわけではありませんでした。
危うく、また、ふたをしてしまうところでした。
ありがとうございました。
天音
*********
以下は、天音さんに送ったメールの一部です。
*********
トラウマ問題では、虐待や暴力にばかりに原因探しが行きやすいのですが、
ここのところ、私は、その人それぞれが、
「こうなれば、解決するに違いない」と思い込んだACトラウマ人格が、
自分に対して、やってしまったこと、
これがその人のトラウマ掘りを阻害しているのではないかと
数日間、思っていました。
たとえば、天音さんの場合には、間接的に聞いた、そのヨガの先生を
自己改造の理想像のようにしてしまったわけですし、
もとはと言えば、それは、
>「他の兄弟と同じように、母親に大切にされたかった」からこそ、
>母親が心酔するものに近づいて、母親に認めてもらいたかった、
ということになります。
■しかし、ここに、欧米社会によくあるキリスト教の家庭だったとか、
Abyさんみたいに、変な道徳語録を口にする親とかがいると、
口にしている親本人にとって、他人から借り物にすぎない理想を、
子供は、そうとは気づかずに、目指してしまい、
それで本人らしい感情や、怒りを出せないままのケースがありそうだと
思ったのです。
一度、今度、掲示板で、
トラウマを掘っていて、きちんと掘れている人だけを対象に限って、
「あなたは、どんな人間になりたいと思っていましたか?」
というアンケートを取ってもいいかもしれません。
むろん、そう思ってしまった原因、
「その理想の仕入先はどこなのか」も、
自分で、分析して、説明してもらうという前提ですが。
崩残
*********
■つまり、
このテーマを、トラウマ掘り、感情掘りがまだ不完全な人は
やってはならないという理由は、
トラウマや、子供のときの本当の生の感情も掘れていないのに、
「こうすれば解決するはずだ」と思い込んだ自分への洗脳を見ることは
簡単には出来ないからです。
たいていの場合、これは、「脅迫とセット」になっていることが多く、
一方で、子供のことを「ダメな奴だ」と責めながら、もう一方では、
>>「***ちゃんは、***できるから(あんたと違って)偉いわね」
とか、
>>「昔から、***は、***だと言われているのだ」
と借り物の格言を、子供に向って、偉そうに、ふりかざしたり、
今回の天音さんの毒親のケースのように、
>>「他人の良いところをみつけられないとダメ人間」
と、耳当たりがよさそうなだけの、「偽善的道徳語録」なんだか、
軟弱ニューエイジのザレゴトか分からない事を子供に言ったりと、
こうしたことは、子供の心を一方では、傷つけたり、抑圧しながら、
一方では、「そこからの救い」とも子供が「錯覚」してしまう価値観となり、
しかも、その毒親自身が、生活の中で全く出来ていないようなことを、
子供に言ってしまう親がよくいます。
●Abyさんは、今回そのことに、気づいたのは、
本当に大きなことです。
私はAbyさんが、最近のブログで急激にどんどん、
少年のようになってゆくのを見て、私は、ほっとしています。
↓
http://mmjhb11.exblog.jp/19796127/
●トラウマを負わせるような、苛酷な生活環境や親から子供へのイジメと
平行して、最も気づきにくい洗脳は、
「どうすれば、そこから抜け出せるか」、について、
自分の頭で考えたのでもないような、
親が言った、
「*** のようにならないとね」とか、「*** すべきだ」
とか、
あるいはあなたが本屋や図書館であさったり、
自分より「目上の人があなたに吹き込んだ」、実にくだらない価値観や理想や思想、
そういったものを、かなり自覚をしながら、
「これは、自分の形勢逆転に使える」と思ったにしても、
全く無自覚に、
「これは、嫌な自分の状況から抜け出す方法だ」と思ってしまったにしても、
どちらにしても、
それらの「格言めいた」「チープな道徳」は、
それを聞かされた子供本人も、手に負えず、
言った親や教師や他人も、ほんとうにその格言どおりの行動をして、
自ら学んだ果実として、それをあなたに言ったのかどうかも、
ほとほと疑わしいものばかりです。
天音さんの今回の記憶の事例がいい例ですし、
さらにそれが暴露されているのが、Abyさんの父親のケースです。
●これらの道徳の押し付けは、
「直接的に」トラウマになる言葉ではありませんが、
トラウマ人格や、AC人格について、あなたにそれを掘れないようにし、
思い出せないように邪魔をしている原因になっている可能性が大なのです。
●こうした、親のチープな価値観や、道徳観、借り物の格言、
偉人伝の読みすぎからくる言葉もむろん有害ですが、
もっとさらに有害になりそうなのは、
「宗教に関係の深い家庭」であった場合です。
最悪なのは、キリスト教やユダヤ教ですが、仏教も、ヒンドゥー教も、
新興宗教や、カルト宗教もたいしてかわりありません。
『グルの悪口を言ったら、無間地獄に落ちるぞ』とか、
こんなものは、幼稚なオウムのようなカルト宗教の中で育った子供にしか通用しませんし、
『汝の敵を愛しなさい』などの教えは、
頭のボケたキリスト教徒の親に育てられた子供以外には効力がありません。
また、それとは逆の事を意味する、
『(原典を誤解している人の多い)目には目を・・・』もダメです。
>>この語句の原典では、「目には目を、歯には歯を」という復讐法は、
>>「同害報復」に報復を限定することを定めたものであり、
>>倍返し、や、そのまた倍返しなどの報復のエスカレーションを
>>厳しく禁じる良法であったと考えられているものです。
■こうした、その宗教の中で人を汚染している戒律めいたものが、
親からの恫喝、暴力とセットになっていたり、
あるいは暴力や恫喝が関与していなくても、
その組織的な団体や、家族の中で、
子供にとって「制圧的な恐怖」や「脅迫観念」とセットになって、
子供の心に埋め込まれた場合には、
知らないうちに、その子供は、
「**** しないと、人間として自分は、きっとダメなんだ」
「**** を出来ない自分は、神様に見捨てられるんだ」
「**** しないと、自分は相手に負けるんだ」
という洗脳に陥り、そのまま80歳、90歳になっても、
それが全く取れていない人達を、私は何人も見てきました。
ほんとうにまだ幼い、5歳から10歳の間に親が言ったことが、
ずっとその人の人生観や価値観に、悪影響をし続けているのです。
大人や親が、子供に、知ったかぶりをして言う、
一般的な「へんてこな格言」、それは、仮にその言葉が、
真実の一面を言っていたとしても、
それは「子供に理解するのは不可能」であったり、
「言っている大人でさえ誤解している格言」は、この世界に山ほどあります。
Abyさんが書いているように、
格言というものは、
常に全く反対のことを意味する格言を持っていることもあります。
■ところが、格言ではなくて「道徳程度のチープなもの」、たとえば、
「人に優しいのはいいこと」
「無学は損をする」
「物知りはいいことだ」
「怒ってはいけない」
「他人のことを気遣いなさい」
「我慢することは良い事」
「なんでも自分で出来るようになりなさい」
こんな程度の、格言どころか、道徳すら言えない押し付けであっても、
苦しい環境、悲しさを感じる環境、寂しい環境にいた子供には
>「何かの救い」に聴こえてしまうのです。
■そして、子供にもっと効果的に効くのは、
>「兄弟姉妹間」で、自分だけは親から褒められないのに、
>他の兄弟姉妹は、親から褒められていた場合には、
>自分もそうすれば、親からかまってもらえるんだ、と錯覚した場合です。
■また、借り物の薄っぺらな価値観(つまり解決策と誤認する言葉)の仕入れ先は、
>親、友達、隣人、教師、導師、本、どこからでも入ってきます。
●しかも、これらは、「子供の為」を思って口にされるケースよりも、
大人や親が、子供を、
「都合よく、たぶらかす」「都合よく大人しくさせておく」ために、
その腐った口から、吐かれていることがほとんどです。
毒親は、道徳語録も、格言も、宗教戒律も、ヤクザの掟でも、どんなものでも、
「自分の親としての立場を守るため、誇示する為」にのみ「悪用」します。
そうでなかったら、
ただの自己陶酔のために、酔っ払いのうわ言のように、
家庭の中で、わめいているだけです。
こうした(私に言わせれば)クズのような人間は、
毒親のみならず、結婚や恋愛をしている人は、
その人の「伴侶がそうであるケース」もよくあることです。
(最悪の場合、あなた自身が、そうであることもあります)
■ですから、冒頭にブロガー名を私が書いた人たちは、
今やっていることを継続して、注意深く、
自分のトラウマから作られたAC人格を睨みつけて、監視しつつ、
一方で、過去の御自分の記憶をたどって、
『意識していたのであれ、知らずのうちにだったのであれ、
どちらであれ、
人生の指針のようにしてしまった、言葉の影響』
これについて、一度、深く、掘り下げてみてください。
何度も言いますが、
これは、「毒親」からの「口癖」のようなものが、
最も有害で、影響力がありますが、
学生や、社会人になったあとで、あなたが何かに憧れて仕入れた、
「教訓めいた言葉」にも、害悪がありますので、
よくよく、注意して、思い出してみてください。
そして、冒頭に名前を書いた人だけは、
もしも、何か大きなトラップがあったことに気づいたら、
メールで私に報告してください。
Abyさんの一連の投稿は、
その意味では、私個人の目から見ていて、本当に価値があります。
また、天音さんの問題と、それは不思議と時期的にシンクロしています。
だから、今こそ、そこを掘るのが必要な人が何人かいます。
●しかし、トラウマやACの原因となった感情を掘り出せていない
または、その掘り出しのまだ途中にいる人達は、
この種の「親からの洗脳被害」または「自己洗脳被害」については、
今は、まだ掘る時期ではないのです。
☆ちなみに、今回の投稿に類することは、私はすでに最低2つは、
書いています。
ひとつはこれです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S248
もうひとつは、これです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S178
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