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無明庵日記●猫の足跡-その589● 無無心の書(絵?)
by:
鈴木崩残
2013/07/04(Thu)08:19:59
「無無心の書(絵)」
●久々の無無心の書ですが、自我復元を完了した方からのご注文です。
復元卒業生からの「無無心の書」はこれで二度目です。
復元卒業生の方からの「禅書」もありました。
いずれも、やはり復元を卒業した方の書は、禅書でも無無心の書でも、
さすがに「いろいろな意味で」一味違う、というのが、私の側の印象です。
文字だったのに、途中で筆が、頑として動かなくなり、
絵になってしまった、という、とても珍しいパターンです。
その途中で、軌道修正するために、墨が垂れたりしたのが、
下部にある習作群です。
今回のご注文の字が、なんという「文字」だったのかは秘密です。
以下の5点が、完成品です。
↓
以下のうちの5点が、途中の書です。
*********
●感想を戴きました。
↓
崩残 様
今回は、書の製作以外にも、
製作時間の指定など座標調整の希望まで聞いていただき、
ありがとうございました。
そして、「筆が止まってしまう」ほどの状態に遭遇しながらも、
試行錯誤を繰り返しながら、書を完成させていただいたこと、
なによりも感謝しております。
書の裏側、あちこちについた墨からは、机のまわりに墨がたれたり、
飛び散りながらの中での製作現場の情景が浮かんできました。
しかも、製作中に想定外の猫(ラインさん)の乱入もあったようで、
DVDを見ながら私も驚いていました。
同じ文字を描いているにも関わらず、表情や雰囲気の違う数枚の書は、
燃える炎や、渦巻く水、空に浮かぶ雲や、侵蝕されていく地形など、
時間と共に移ろいゆく自然現象の、ある瞬間の一コマを、
拾い出し、紙に焼き付けたように思えました。
紙の上の描かれた文字は実際は静止しているのですが、
十枚を越える書を見ていると、振幅の大きさや動き、
そして、書が産まれるストーリーまでもを動きとして、体験することができました。
私が受ける体験も随分違いました。
手元にある無心の書や禅書では、墨の線の中の、
「空間の広がり」や「違空間感」を見た上で、
それに文字の意味から性質を付加し、使い、白い紙に墨で書かれた、
黒いラインの窓から、別の宇宙をみているような感じで、
書かれている紙とセットで楽しんでいましたが、
今回の無無心の書は、
白い紙の上に、描かれている性質そのものが創出されていました。
SF映画に登場する3Dモニターのように、
紙の上に立体的な画像が投影されている感じです。
まるで、紙が無くとも、描かれているものがそこにリアリティとともにあり、
これまでは、窓を通してでしか見ることのできなかったものが、
窓の手前、まさしく、手の届く、目の前にあるのです。
禅書の場合は、私→紙→宇宙という順番で宇宙を体験できましたが、
無無心の書は、私→宇宙→紙という順番です。
この性質と、私との距離の近さには、たじろぎました。
実は、最初は不満がありました。
この文字は、私の性質の一側面を私が知りたく、依頼をするので、
本来は無心の書にするべきではなかったのかと、思ったからです。
しかし、無無心の書を前にして、やはり、無心の書ではなくてよかったと思いました。
今回の依頼の場合、無心の書では、自己確認としての性質が多くなり、
これまでのループ内に留まりやすくなると思います。
それが不満な為に、この文字で、このタイミングでの依頼したので、
やはり、無無心の書でなければ、
目的に沿った行動をできていないことになってしまいます。
話は少し変わりますが、午前中、運転免許の更新に行ってきました。
前回は視力検査で問題があり、合計3回検査をすることになったので、
今回は念の為、眼鏡を持って行ったのですが、
今回は眼鏡を使わず、一回でパスすることができ、視力が回復していました。
これも驚きだったのですが、
さらに驚いたのは、免許の写真です。
今回撮影した写真と、3年前の私の写真を比べると、
同じ人物で、同じ服装(偶然です)なのに、
中身が入れ替わったのではないかと思えるぐらい違います。
以前の私は、なんだか、
ぼ〜っとして、へらへらしていて頼りないように観えてしまう他、
もしも、私が死者の行き先を選定する担当者だったら、第一印象で、
「おっ、この人は簡単にこっちの都合に合わせた条件をのんでくれそうだ。」
と思えるぐらい、危険な顔をしていました。
今回の写真の人物は、一本しっかりとした芯が通っている印象があり、
「この人に、こっちの都合を通すときは、あらゆる手を使わなければいけない。」
と、警戒を必要させるような人物に見えました。
たった3年で、同じ人物でもこれだけ印象が変わるとは、
自分でも驚きでした。
話はもどり、製作中の試行錯誤に関してですが、
私が同ような状況に遭遇したならば、諦めていたかもしれません。
諦めずとも、敷居を下げた書を描き、
「これでよし」としようとしたかもしれません。
「書き上げればならない」という脅迫観念から逃れたいという思いで、
いっぱいになって、
対峙しているのは書ではなく、「脅迫観念」にすりかわっていたかもしれません。
しかし、映像の中の崩残さんは違い、
一心になって書を描いている。
時には、「これは嫌」と言い、文字を書くことを止めたり、
「こんなことしたくなっちゃうのです。」と、紙の上に墨を垂らし始めたり、
まるで、子供を見ているように思えました。
そうして産まれたものの、純度の高さ、私への影響力の大きさ、的確性。
何かを産み出そうとするときに、向き合っているものの違い、
これにも、興味が沸いてきました。
_______________________________
●おまけに、今回の書と関連があるかどうか別として、今日の動画です。
★ギター Tatyana Ryzhkova
「プロフィール」* 1986年、ベラルーシ・ミンスクに生まれる
↓
http://www.tatyana-ryzhkova.de/Info?lang=jp
★バイオリン
https://www.youtube.com/watch?v=TCL94-MsxYc
概略 この人も1986年生まれ。
↓
http://matome.naver.jp/odai/2135012719676460701
★エレキギター
Jeff Beck & Tal Wilkenfeld
http://www.youtube.com/watch?v=ipSspfDNVGc
*この「ベーシスト」も1986年生まれ。
http://ash-movie-music-2007.blog.so-net.ne.jp/2009-01-14
あの指ですから、音の迫力を云々するのは、筋違いである上に、
その部分はミキシングでベースアンプのヴォリュームを上げれば済むこと。
それよりも、プレイの「繊細さ」が評価できる。
そうでないと、あんな一流プレーヤーとの共演は許されないでしょう。
●3人とも、いわずと知れた、
チェルノブイリ原発事故が起きた年に、生まれたわけです。
______________________________
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