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■
■禅書道日記−その62
by:
鈴木崩残
2009/10/04(Sun)03:35:07
機能不全家族出身者の注意点
という、ヘビーな話題に行くまえに、まずは書の感想をお一人。
●LLLさんより●
感想メール、遅れてすみませんでした。
<校> と <踊> を書いていただきました。
DVDの最初に、「自分の中から言葉を絞りだしなさい」と言われ、
まさしく自分には、自分の言葉が無いな、と、つくづく感じて、
何が自分の言葉なのだろうか?と考えていて、
感想を書くのも躊躇してしまいました。
今回の希望した字は、自分でも書いてもらえないだろうと思っていました。
早い話、DVDで何を言われるか期待していただけで、
自分が本当に書いてほしい字が思いつかなっかたのが、正直なところだと思います。
その辺は、崩残さんに、
「人任せにするな」と厳しく言われて気づいたところです。
自分の本当の言葉、ずうーと考えていました。
しかし、考えても、考えても、すべて他人の言ったこと、本で読んだ言葉、
そんなものばかりで自分の本当の言葉は、
今の自分にはまだわかりません。情けないことですが。
崩残さんが、新しく選んでいただいた字、
<校>の草書体 とてもかっこいい字ですね。
字の意味とか抜きにして、形がとてもかっこよく、
宇宙にでも飛び立ちそうな感じがしてしまいます。
妻に言われ気づいたのですが、
「校」とうい字は、木が交わると書くのですね。
今、自分でコツコツ家を造っているのですが、
少し昔の学校のような、いっぱい木が交わっている家なのです。
まだ途中ですが、家の板壁にこの<校>の字がとても似合っています。
<踊>は、とても綺麗な字ですね。
筆が滑らかに流れて書かれていて、ダンスというよりも、
何か、無心に近い踊りを感じて、どんどん気にいってきました。
踊ることは、自分の中では一番好きなことなのです。
本当のところ、自分で造った木の家で踊ることが一番したいことなので、
今回書いていただいた字は、本当に自分にあっていると思います。
すごく合った二文字です。
>その本当にやりたいことを、必ずやり遂げてみてください。
自分かってな解釈かもしれませんが、自分にとって、
私に書いていただいた字、
特に、前回書いていただいた<真>の字が、
一番すばらしい最高傑作だと思います。
もちろん今回の字も凄く気に入っています。
またどこかから持ってきたような言葉ばかりだったかもしれませんが、
自分なりに自分の感想を書いてみました。
今回も、前回も苦戦させてしまいすみませんでした。
すばらしい書、本当にどうもありがとうございました。
>苦戦してなんぼの世界が私の書ですから、気にしないでください。
>苦戦しなくても、なんぼで、どっちもあまり変わりありません(笑)
>奥様の分析の方が、私の断片的なアドバイスよりもずっと
>正しいと私は思います。
>「校」という字は、確かに木が交わるという意味のほうが、
>学校という意味よりも強いと思います。
>DVDの中でも言いましたが、
>あなたに必要だと私に感じられたのは「校舎のような建造物」でしたから。
>そしてそれは、確かに言われてみれば、現代のでなくて、昔の木造校舎でした。
>DVDでは、もしも学生さんでなくて、既に成人した社会人でしたら、
>たぶん、「何かそれまでに、なし得なかった新しいことを始めようとしている」
>と思いましたので、今回の話を聞いて、それと照らし合わせると、
>その現在の目的の方向は、あなたにとって正しいと思います。
_______________________________
■さて、ここからが、今回の本題に変わります。
「機能不全家族」とは何ですか?と他人から聞かれたら、
答えはたった一つです。
それは、
>「お互いに 自立を 邪魔しあい続ける 病的家族」です。
これ以外の定義は必要ありません。
では、なぜそのような事が起きるのでしょうか?
>その「動機」は、たった一つです。
>「自分の存在意味を、家族間で相手に誇示しようとする事」です。
むろん、それはその家族の各自が、自分の存在意味に不安を
抱いているといった、稚拙な状態にあるからです。
では、「どんな手段」で、それをやっているのか見てみましょう。
少し前に、子供の自主性や自立を奪うような虐待をしていた母親の
話がありましたね。
あのケースを良く考えてみてください。
「第14巻」のDVDを見た人は分かると思いますが、
その中で私は、相談者の身体症状までをも引き起こしているのは、
母親だと、ほぼ断定をしています。
つまりどういう事かというと、機能不全家族というのは、
時には、まるで「生霊か?」と思えるような巧妙な方法で、
子供、そして夫婦の場合には、相手の伴侶を「自立させまい」とします。
そのひとつの手段が、
>相手にストレスを与えて、身体に不調を引き起こすという手口です。
これは、とうぜん、全部無自覚のうちに加害者から行われますし、
それを受けてしまった側の被害者も、その仕組みには、無自覚です。
>その結果、加害者の方は「ほらみろ、私がいなければあなたは駄目なんだ」
>ということを、妻や夫や、子供に対して言うわけです。
これが、すなわち、「自己存在意味の押し付け」という自己満足を、
「同じ家族を使って満たそうとする」、醜い行動パターンです。
私はこれを、
「もし、喩えるならば、家族の生霊の影響みたいなもの」と呼んでいます。
むろん本当の生霊といったオカルト的なものではなくて、
まるで生霊が取り憑くかのような現象に「喩えることができる」からです。
●さて、ではこの「家族の他の者からの、まるで生霊みたいな」攻撃を
「受けた側」は、どうなるでしょうか?
>初期段階では、それはその家族の誰か、または全員からの
>ストレスの汚物をまとめて放り込まれる「掃き溜め」の役目を
>やらされます。
他の家族は、その人を虐げて、常に馬鹿にすることで、
自分たちの存在には意味がある、と言いたげな行動をとります。
この時点で、形としては「虐待」が成立していますが、
以前のメールで紹介したように、その家族の中では、
そんな自分が被害者の中では、「当たり前の生活」になってしまっています。
●主に多いのが、親の不満やストレスを、
子供に対して「お前は駄目な奴だ」と言うことによって、
本当にその子供を駄目にしておいてから、
それによって、
「ほら見なさい、お母さんがいなければ、あんたは何も出来ない」とか
「ほら見ろ、俺がいなければ、お前はただの子供じゃないか」と、
父親が言うわけです。
これは親子間の場合ですが、
全く同じことは、「夫婦間」でも起きる事があります。
●たとえば、離婚して家を出るとかそういうことでは全くなくて、
単に、「精神的に自立しようと意志している奥さん」の事を
旦那が、まるで生霊になったかのような形で、ひそかに妨害します。
その結果、それを受けた奥さんは、実際に病気などを発症するのです。
むろん、この逆もあります。
奥さんの生霊が、夫を病気にしておいて、
「妻が自分の出番を作る」というパターンです。
結局のところは、「相手が自分から自立できないように」画策をするわけです。
困ったことに、これらは、すべて「無自覚」のうちにやっています。
●しかし、ほかの家族からの、そうした感情の汚物を
抱え込めるにも「限度」がありますから、
>やがて、それは外側に漏れ始めます。
そうなると、それまでは、
いわば、「家族というクラス」の中で、いじめの対象として使われていた
「その被害者」は、それまでは、単なる家族からのストレスの
「受容体」だったものが、
>次の段階では、家族からのストレスの「発振体」または、
>「表現体」に豹変します。
>これが、機能不全家族出身者が、「無差別殺人」へと移行する構造です。
●つまり、そのとき既に、その機能不全家族の中の「被害者」は、
自分の「怒り」すらも、本人自身のものではなくて、
喩えて言うならば、家族の誰か、または家族全員の怒りを、
たった一人、その人が背負ってしまっているわけです。
そういう場合、他の家族は、その背負ったものが激怒していいも、
涼しい顔をして無視していることがほとんです。
なにしろ、この一人の被害者だけに「代行させている」のですから、
その一人がキレればキレするほど、ゾンビにとっては、
しめたものなのです。
しかも、一人の被害者が、他の家族の無意識の怒りを背負っているだけではなくて、
それはやがて、「その家族と全く関係のない他人」に向かいます。
なぜならば、怒りやストレスをその被害者にぶつけているその家族は、
その怒りを自分たちに跳ね返されるのは、嫌である困る事だからです。
したがって、被害が「その家族とは別のところ」で生ずるようにするわけです。
あの秋葉原の無差別殺人事件の加藤という人間は、
母親の異常なコンプレックスと、憎しみと、弟の憎しみ、
その全部を他人の分まで、一人で背負ってしまったわけです。
そして、原因は両親であると、ある程度は分かっていたのにも
関わらず、彼の本当の敵には向かわずに、
全く関係のない、社会へと「彼の家族の中の怒り」が、
漏れ出してしまったというのが、あの事件の本質です。
派遣制度だの銃刀法など、あの事件の本当の本質とは、何の関係もありません。
●だから、私はよく言うのですが、
家庭で、幼少期から、そういうことをされた覚えのある人は、
>とにかく、自分を飼いならして、あなたの自立心を削ごうとした、
>その震源地であり、加害者である張本人の「親と戦いなさい」と。
それを、もしあなたが自分の親と戦わなかったら、
怒りすらも「自分のものでない怒り」を背負ったままで、
あなたは必ず、あなたの家族からの汚物を、全く関係ない他者に
向け始めてしまっています。
___________________
●さて、ここで、今回の私の家族への脅迫をした者の精神構造を、
ここで説明した「怒りを無自覚に背負った状態」として、
当てはめてみてください。
すると、彼の中では、無明庵への憧れや、好感が一方にあるはずです。
なぜならば、私は、常に皆さんの「精神的な自立支援」のみをしているからです。
その点では、今回の脅迫をした彼とは、「利害関係は一致するはず」なのに、
どうして、彼の自立を支援しているはずの無明庵に暴言や攻撃性を
向けたのでしょうか?
その答えは簡単です。
彼が私を脅迫したり、迷惑をかけたのは、
それは、彼自身の本当の意志ではなくて、
「彼の親の、生霊にも喩える事が出来るようなもの」が、
無明庵を敵視したからです。
つまり、彼が彼の家族から自立するのを、
彼の家族は絶対に許さないことでしょう。
なぜならば、彼は、彼の家族のストレスの「肥溜め」のように
長年使われていたからです。
したがって、そんな「便利な彼」を、彼の家族は手放す筈はありません。
>彼を軽蔑することによって、自分たちの存在意味を、無理に作り出し、
>彼を、わざと、ずっと自立できない、無力な状態に置こうとするはずです。
そうなったときに、無明庵や私のような「個人の自我の自立支援」を
援護しているシステムは、彼ら「ゾンビ」にとっては、
この上もなく目障りなわけです。
だから、今回のケースでは、彼の人格は、
ほぼ完全に二つに分裂しているか、二つの人格を「演じている」と見ています。
ひとつは、無明庵に助けて欲しいという彼の言い分。
しかし、もうひとつは、無明庵を邪魔だと思う、彼の家族の思考を
彼が、「知らずのうちに」、まるで憑依されたかのように表現している
という側面です。
■ちなみに、ここで、最近、彼が少しだけ書いてきた、
彼自身の、家族についての記述をあえてここに書いておきます。
青色の文字部分です。
家族の薦めではなく、自分で自分がおかしいと思って、
病院に行き、通院しました。
後頭部の硬直、胸の動悸が激しくて仕方なかったからです。
その結果、うつ病と診断されました。
私は2005年から●●県の自宅で静養しておりました。
文章は読めないし頭が痛くてちゃんと考えをまとめて話すのも苦しかったからです。
リハビリだと思って少しずつ●●などを勉強しながら、
週一回カウンセリングを受け、インターネットの掲示板で、
他人とコミュニケートし、少しずつ回復してゆきました。
この間、家族には「なぜ病気でもないのに働かないのか、
なぜ家で遊んでいるのか、またなぜ一緒に食事を取らないのか、
なぜ家族と会話しないのか」と聞かれ、とても悲しかったです。
私にはこの方法しか、好きなものに素晴らしいと思うものに
触れまくって元気を取り戻すしか、生きる気力、生きる力を
回復させる方法はないと思いました。
家族にただ責められたり、
話すこともないのに、無理に会話しても仕方がないと思っていました。
2007年春には随分回復し会話もまともになってきたし、
文章も読めるようになったと感じ就職活動を始め就職しました。
バリバリ仕事して調子も良くなったら、家族は急に、
「どんなやり方でそうしているのか教えろ」と言い始めました。
あれだけ私のしていることを妨害し、
働けと、ただ追い詰め続けたにも拘らずです。
もっと遡れば、こんな私が小学生の頃から父や妹などは、
私を軽蔑し避け要領が悪いとなじり、
その上私が何か聞いても怒るばかりでした。
ゆっくり私のペースで私が何かを出来て、到達するように
見守ってはくれなかったにも拘らずです。
そんなのんびりした私を自分の用事に使うために、
父は私をよく殴り、急かして動かしました。
これが私が(他人から)利用されていると感じたことの一つです。
尚、警察への謝罪文の書き方をお教え頂きたいので、
よろしくお願い致します。
連絡が遅れまして大変申し訳ございませんでした。
●これが、松の間で書いた、私の家族への脅迫を行った者の、
その後の私へのメールですが、
私から、彼に対してメールで、通院歴などを聞きながら、答えてもらったものです。
ただし、自覚できる部分が非常に微弱です。
そして、依然として、この彼の書いた「作文」の中には、
「嘘」も多く含まれています。
今後、精神科の治療に舞い戻るか、
それとも、私や無明庵ではなくて、
「彼にとっての本当の敵」である彼の家族と、彼自身が本気で戦かおうとするのか、
それによって、彼の未来は決定されます。
むろん、戦いというのは、
何も、彼が自分の家族に対して、
暴力や犯罪を起こして親と戦うということではありません。
彼が幼少期から被害を受けた(と彼が思っている)、親の言動を
全て書き出して、それこそ、
私と警察に対する謝罪文とともに、そのついでに、
それを警察にでも、見せればいいのです。
あるいは、彼が自分の親族たち、そして知人に、
その彼の生い立ちに関する「私見」の「この作文」を、ばら撒くことです。
なんなら、どこかのAC掲示板へ行って、
今回、彼が私に送ったこの文を彼自身が、投稿して他者の意見を
聞くことです。
分析のできる人の場合には、この彼の作文の中に含まれる「嘘」を
見抜くことも出来ますから。
___________________________
さて、話は、ここで、脅迫罪の彼の事ではなく、
一般の「機能不全家族」の話題に戻りますが、
「虐待家庭」という名のカルトの中で、行われていたことを
白日の下に晒すこと。
それが機能不全家族の問題を早期解決する、最も大きな力となります。
それによって、論議が起こればそれでいいのです。
■秋葉原の事件が起きたときに、私がコメントしたように、
「家庭は、メディアが立ち入ってはいけない聖域である」
などというものや、
「親に責任はない」などといった、風潮は一掃すべきです。
そして、犯人個人の「自己責任だけではなくて」、
「機能不全家族」や「心理的、肉体的虐待」が、
最近の無差別犯罪の大きな原因となっていることを
いいかげんに、メディアは報道すべきです。
■ちなみに、テレビにノコノコと出てくるような、
阿呆なコンテーターは、
なぜ、家庭が原因で、心を病んだ者による無差別殺人事件の多くが、
「加害者よりも弱い者」に向かうかの原因すら、
全く理解していません。
だから、馬鹿コメンテーターの言うことときたら、いつでも、
「自分より弱い者なら傷つけられると思っている、本当に卑劣な行為です」
とか、コメンテーターやアナウンサーとしての無能さを晒すようなこと
しか言えないのです。
■しかしこの問題について、私は、奈良の幼女殺害事件の事例のときに、
明確に解説したはずです。
あの犯人の小林が狙ったのは、単なる「自分よりも弱者である子供」
なのではなくて、
「彼自身の過去がオーバーラップする子供」だったのである。
たいていの場合、「家庭がその原因となって」、
幼児殺害や無差別殺人をする犯人は、
過去の自分と似た境遇にいる弱者(=つまり犯人自身の投影)を
ターゲットにするという構造に、いいかげんに気づくべきでしょう。
これが最も分かりやすい事例は、
家族の中で、虐待や依存症が「世代連鎖」する現実です。
結局は、親がその親からやられたのと同じことを
過去の自分と同じ立場にある「自分の子供」に対して行ってしまうという
終わりのない悪循環です。
_____________________________
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