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●猫の足跡-その800「★おおざっぱ測定 日記・第178回」■「どんぐり」の測定と低濃度試料のテスト測定■
by:
鈴木崩残
2015/10/18(Sun)18:28:58
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第178回
「どんぐり」の測定と
低濃度試料の測定テスト
●これまでに自宅の近くで採取した植物検体は、
「松葉」「ローズマリー」でしたが、今回はどんぐりにしました。
15分ほどでこんなに。
生だと、フードプロセッサーでは、刃が立たないような気がしたので、
袋にいれて金槌で叩きます。
ふるいにかけて、細かいところだけ集めました。
■359g/600mlになったので、重量は文句なしです。
測定結果です。
↓
●試しに、この、細かくした「どんぐり」を軽く炒って、水分を飛ばして、
長期保存しても発酵をしないようにして、測定にかけました。
↓
■マリネリに入らなかった分も含めた、元の全体の重量は432gで、
炒った結果、282gになりました。
体積も少し減り、約650mlがちょうど600mlになりました。
従って、充填量が増え、かつ比重も軽くなったので、測定数値は、
生の状態の測定よりも、それなりに高くなるはずです。
生の状態では、349gの重量でしたが、
乾燥させて282gになりましたので、軽比重用の係数と計算をします。
↓
■と思ったら、この280gあたりでは、上図のように、
軽比重用の係数による計算結果と、通常係数との値がほぼ同じになりました。
つまり、280gあたりまでは、まだ通常係数でも適用できます。
しかし、今までに測定した、270g台以下の検体は、
全て「軽比重用係数」で計算するのが適切だった、
という明確な結果がありますので、やはり、念の為に、
>289gまでは、軽比重用係数を使い、
>290g以上から通常係数によって計算するのが良かろう。
>つまり290gを係数を変えるボーダーライン、ということにしました。
よって今回の「炒ったドングリ」は、
Cs−137=4.26Bq/kgを、個人定量値としました。
万全の態勢で0.6Bq/kgを検出
Geで定量されたテスト用試料の、FMVのPCでの測定結果です。
↓
4時間の時点
5時間の時点
さらにゲルマで測定された
0.3Bq/kgの検出に挑戦
かろうじてですが、「痕跡」はあります。
濃度を知らない検体だったらば、662keVのCs−137に、
「全くなくはない」「ありそう」とは判断できたと思います。
ここまで濃度が低いと、私の方法では定量はあてになりませんが、
自分流に定量すると、
>>Cs−137=0.21Bq/kg
>>K−40=25.4Bq/kg
と、かなり良い線いっていました。
●なお、この液体試料は、「おのみち測定依頼所」さんのスペクトラでは、
>Cs−137=0.358Bq/kg
>K−40 =21.3Bq/kg
という、極めて精度の高い測定結果になっています。
最後に0.523Bq/kgのテスト測定
●前述の「液体試料」が液体では最も低濃度のサンプルでしたが、
次のは、無汚染の白米と汚染米の粉を合成した試料で、
うちにある固体試料では、最も濃度の低いものです。
>Cs-137=0.523Bq/kg
>K-40=25.4Bq/kg
一回目の測定結果は、キビしすぎて、定量不可能でした。(かろじての検出のみ)
↓
2度目の測定で0.523Bq/kgを捉えた
しかし、攪拌して二度目に測定したところ、
完全にはっきりと山が出て、定量も完璧でした。
ただし、スペクトルがバックグラウンドより低い部分があったために
元のグラフにベースラインを引いて、面積を求めています。
「弁別定量法」では、このやり方が通用すると思うからです。
↓
0.7Bq/kgは明確に検出可能
0.7Bq/kg台の濃度は楽に検出できました。
ただし定量値が、Cs−137、K−40ともに、
測定所よりも、やや過小評価になっています。
↓
0.7Bq/kgの再測定の結果
充填を510gから470gに減らしてみて、
一回目と同様に、7時間再測定をしてみました。
また、係数は、0.012に変更して計算しました。
↓
0.7から0.5Bq/kgの、
このあたりの低濃度では、同じものを測定しても、
0.15〜0.3Bq/kgぐらいの誤差がどうしても出ます。
******************
■今回記載した、4種類の低濃度の試料(0.7Bq/kg以下)のスペクトルを見てみますと
0.3、0.5、0.6、0.7Bq/kgと、濃度は近接していますが、
スペクトルのピークの出かたや高さは、違いますね。
また、再測定すると、少しですが形がまた変わりますし。
このために、判別しにくかった結果となった場合には、
最多で「3度まで」は、繰り返して測定するようにしています。
******************
■言うまでもなく、
これは「私に固有の測定環境(しょぼい素人の設備)」に固有のものであり、
なおかつ、アルマジロシンチレーターは個体ごとに感度に若干の差があります。
(うちにある同じ二つのアルマジロでも、感度がやや違います)
*********
>このMax100の表示率で面積が「50平方mm以下」となった場合には、
>係数を現在の×0.01から「×0.012」に変更すると良いようです。
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