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●猫の足跡-その811「★おおざっぱ測定 日記・第190回」■感度チェックとゴマの測定■
by:
鈴木崩残
2015/12/04(Fri)06:48:13
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第190回
トルコ産・チャイの再測定と
感度チェック用試料の測定
●前回の投稿で使った新しい換算法によって、
いつもチェックに使う試料(もち米や玄米)数点と、
前回の極端に比重が軽いトルコ産のチャイを測定にかけました。
このふたつはかなり比重が異なるのでこれで数値が合えばOKです。
*********
【もち米】
【チャイ】
両方とも、Cs−137が、やや低めに出ていますが、
誤差範囲内なので、今のところは、これで良しとします。
*********
■しかしこの次に問題が発生しました。
1.29Bq/kgと定量された玄米粉を測定にかけたところ、
むろん、検出はされているのですが、明らかに定量値が低いです。
(ただし、この測定時に、シンチレーターの休息時間が2時間弱と、
少し足りなかったかなとも思います。
もう一点は、この玄米の粉の試料は、今までにも、何度か測定しましたが、
なぜかいつも「測定が難しい検体」なのでした。)
休憩時間の不足以外として、考えられることは、やはり室温の低下です。
測定のスタートが20℃前後からですと、その後17℃ぐらいまで低下しても
きっちりとしたスペクトルで安定しています。
しかし測定開始時が17℃ぐらいでその後15度などに下がると、
スペクトルが控えめになります。
このことから、当たり前の事ですが、シンチレーターの正常作動の範囲は、
低温域では、16度〜13度では、検出効率が落ちるようです。
とりわけ、検体の「濃度」が低くなるにつれてこの傾向があるのか、
「汚染濃度に関係なく」そうなるのかは、
「チャイ」と「もち米」の定量値も少なめに出たことから、
気温低下と比例しているようにも思えます。
ただし、測定開始時の温度が高いか低いかよりも、
「測定中の温度の上下」の方が、より影響するとも考えられますので、
このあたりも、いろいろとやってみます。
*********
■ここで、横道に逸れますが、
試しに、夏ごろまで使っていた「メインのアルマジロ」を使用してみました。
(前回の投稿での「反省点」からも、測定条件を変えるのはよくありませんが)
ですから、あくまでも「試験的」にです。
校正は、PCは同じく、Vol=10で、ソフトのGainは、
サブのアルマジロは1.2でしたが、メインでは1.0にしてみました。
(近日内に、これを、サブと同じ1.2にしてみます)
■Gainが0.2違うので比較テストとしては成立しませんが、
とりあえず、次のようになりました。
↓
数値はサブのアルマジロとほとんど変わらないのですが、
こちらも、定量値は明らかに「低い」です
(サブマジロより少し感度が落ちているのはGainのせいだとは思います)
いずれにしても、サブもメインも、どちらも、ここへきて、
ROIの面積が低めになっていることから、
>測定開始の室温を20℃前後として、
>途中での室温の下降も16℃以下に下がらないようにするほうがいいようです。
*********
●こうした、「やってはならない、よくない」と言われていることも、
いろいろやってみないとわからないことですが、やってみると、
実感として納得できるようになるのが面白い点です。
私の場合には、測定器のパーツは完成された製品ですが、
「全体」としては手作り的な測定です。
普通は「製品のマニュアル」に従ったり、行政の指導書に従うので
失敗は、少ないかもしれません。
もともと、完成された製品のマニュアルというのは、
使用者が、出来るだけ失敗なく成果をあげる、ということを目的として書かれます。
すぐに現場で戦力にならなければ、使い物にならないからです。
●しかし、自作部分が多い場合には、
むろん、自分個人が目的として設定したことの成果は上げるものの、
一方では、何も邪魔をされずに、自分の好奇心のままに何でもやってみる、
という時間と機会と自由が私にはありました。
現在では、「実用性という意味」では無駄になったことも含めて、
それらは経験としては無駄にならず、
いろいろやったことは、毎回毎回、楽しい経験になりました。
●またその際に、自分の所有しているレベルのシンチレーターや設備では、
厳密なテストが不可能なことは、測定所に本当にお世話になりました。
たとえば、加水テスト、攪拌テスト、試料の粉砕テストです。
おのみち測定依頼所さんでお願いした、いくつかのテストは、印象に残るものばかりでした。
結果としては、測定所で使用するような「感度の良いシンチレーター」と
「よく管理された測定環境」であれば、
1/水分による遮蔽の影響は、定量数値にはほとんどない。
2/米類やハーブは元の形状でも粉砕しても定量数値に変化はほとんどない。
3/試料中に極端な汚染濃度のムラがないかぎりは、
攪拌して繰り返し測定しても大きな数値変化はない。
(ただし2Bq/kg以下の領域で、汚染ムラのある検体では
最大で約40%の誤差が出ることはあった)
******************
●とにかく、試行錯誤の途中で、何かの問題が起きても、
繰り返し何度もテストしできる保存試料(測定所で定量済み)が、
豊富であることが、私の測定を支えている要です。
感度校正には、測定所でも普通は数種類の標準線源しかないようです。
(標準玄米、乾燥肉、液体などの線源がありますが、価格が高いです)
私のところは、汚染濃度も、比重も、形状も種類があり、
均一性において安定ししている「液体の試料」も9種類と、
素人測定のくせに「試験用の試料」は豊富にあるほうだと思います。
ここにあるのは低濃度のもので、
高めの濃度の試料は、離れた倉庫に保管してあります。
↓
保存している試料は、12/6現在、約50種類です
(ほとんどが測定所で定量済みでGeチェックの検体も含みます)
*********
【北米産の白ゴマ】
うちで長く使っている海外産のゴマです。
みんなのデータサイト内のゴマの項目に、
中米産のゴマから、8Bq/kgも出ていたので、怖くなり測定しました。
↓
個人測定の結果は、2度の測定で検出能力外でした。
ありそうな時、不明なものは3度測定しますが、2度ともこの感じだと、
かなり低いと判断しました。またゴマは、摂取量も微量ですから。
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