自然葬が可能な場所のリスト

自然葬が可能な場所のリスト

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■自然葬は、自分(たち)でやりなさい!

■ひさびさに、「自然葬」というキーワードで検索をかけて、 最近の自然葬事情を調べてみた。 実に、あきれたものだ。 どこもかしこも、営利主義。 うんざりである。 ■葬儀屋さんが、人々のニーズに応えて、自然葬に手を出したり、 寺が自然葬に手を出すのはいいとしても、 問題は、その「金額」設定と内容である。 ■私はここ4年以上、無料で配布し続けてきた 「完全自然葬マニュアル」という著書の中でも、 自然葬というのは、 何も「お金をかけない葬送の方法という事なのではないですよ」 ・・・とは、言ったものの、 この現在の自然葬は、 まさに、「ビジネス」以外の何物でもなくなってしまっている。 ■例の老舗の「葬送の自由を守る会」などとは私は、 自然葬に対する意見も見解も違うので、 そうした組織とは全く分離した形で今日まで、 「個人の私有地での自然葬」の監修をしてきたが、 こうした現在の自然葬ビジネスには、少々、ムカつきます。 こんなもの、 もしも、私が山林に、私有地を持っていたら、「タダ!!」ですよ。 そして、自然葬というのは、本来はそうあるべきものです。 土地の所有者には、お世話になるので、 一万から3万ぐらいのお礼はいいとしても、 現在の自然葬ビジネスは、あきらかに、 不要な人件費や、不要なセレモニーをオプションにつけた、 {ぼったくり}である。 まー、以下に掲載のところをそうだとはいわないが、 こうした相場は、自然葬というイメージにつけこんで、 少々価格が、高すぎる。 ↓「自然葬の価格の現状」 http://www.sousou.ne.jp/sankotu.htm つまりは、下でも、なんだかんだで、15万ぐらいからで、 上は50万もかかるのだ。 ■このサイトで体験談を紹介した自然葬なんか、 実費だけですよ。(あとは、お礼の気持ちだけ) ■もう一度、このサイトに掲載されている、 私の書いた「完全自然葬マニュアル」を読んでいただきたいし、 また、体験者の「体験談」を読んで欲しい。 みなさん、遺族の手で故人の骨を、心を込めて、丁寧に砕き、 ひっそりと、遺族だけで、静かに散骨をしてきて、 皆、その独特の「故人への気持ちの伝え方と」「充実感」を味わっている。 供養などは、それぞれに各自で、別のところで、 済ませておけばいいのである。 ■自然葬に、唯一、必要なのは、 安心して、周囲を気にすることなく、散骨ができる場所です。 そして、それは、公共の場や、国立公園とかではなく、 「私有地」であり、その私有地の方と、簡単な誓約書類を 取り交わすのみである。 そうすれば、費用などゼロに等しい。 ■そこで、私は思ったのですがね、 この「竹の間掲示板」を見ている人で、 自分の所有する土地を、自然葬に使って欲しいという人は、 名乗り出てください。 最低でも、広さは、5坪は必要ですが。 告知は、この掲示板上で、けっこうです。 ただし、掲示板上で、こちらからも少し詳しく話を伺いますので、 それによっては、そののちには、メールなどで、 具体的に、所在地、本名、連絡先などを質問をさせて戴きます。 ■いろいろな地方の人がいると思いますから、 どこかの土地を、自然葬のために使えるのが一番です。 ただし、私の経験上から、 自然葬には、「心情的に」適した土地があります。 それは、見晴らしや景色がいいことです。 「まー、土に帰るなら、なんでもいいじゃないか」と言う人も いるでしょうが、実際に故人の散骨をするとなると、 「回りの景色」というのが、けっこうポイントになります。 私が、見てきたかぎりでは、 山林とかでも、雑木林などで、見た感じが「暗いところ」は、 あまり、お薦めできません。 散骨する所そのものは狭くてもいいのですが、 そこからの見晴らしがいいとか、山がよく見える、 紅葉が美しい、など、 ちょっとした写真になるぐらいのところの方が やはり望ましいです。 まー、そこまでいかなくとも、 自分の大切な家族の骨粉を撒くなら、と考えて、 眺めのいいところを所有している方は、どうぞ、 その土地やそこから見える風景について、詳しく書き込んでください。 県名とかは、この掲示板に、書いてかまいませんが、 市区町村名は、個人情報の一部になるので、書かなくていいです。 ■それで、もしも候補地がいくつか集まれば、 無明庵は、直接的に、散骨したい人と、土地を提供する人との 「仲介」は全くしませんし、 そのどちらの方とも、以後は、コンタクトは取りませんが、 自然葬のページに 「散骨可能な個人所有の土地」として「掲載」をさせて戴きます。 むろん、もしも、問題が起きたり、問題のある場合には、 ただちに削除しますが。 ■何度も言いますが、 自然葬のために土地を提供する人と、自然葬を行う人は、 以下の事を厳守してください。 1/提供者の土地は、借地などではなく、自分が所有する土地であること。   土地の登記簿謄本のコピーを、実施者に提出するのが望ましい。 2/土地の所有者と実施者は、互いにトラブルを起こさないために、   「誓約書」を取り交わすこと。(「自然葬マニュアルを参照」) 3/実施者は、自分の身元を証明できる写真入りの証明証ならびに、   故人との間柄を証明する戸籍謄本(除籍謄本でも可)などを、   土地提供者に提出すること。 4/土地の提供者は、その土地の周辺住人の理解を完全に得るか、   さもなければ、周辺住人には、その事を知らせないことによって、   余計な感情問題を発生しないよう配慮すること。 5/大原則として、土地提供者は、下見の見学は一切受けつけないこと。   実際に、散骨をしたい遺骨がある遺族のみと交流すること。   このためには、実施者は、自分からまず先に、   故人の埋葬許可書の写しを土地提供者に提出すること。 6/土地提供者は、車での移動のガソリン代やなどの実費以外の、   いかなる費用も、実施者に要求してはならない。   また原則として、実施者からの気持ちからのお礼金も、   土地提供者は、3万円以上を決して受け取ってはならない。 7/実施する土地では、セレモニーなどは行わないことを原則とする事。 8/双方ともに、万一、書類に虚偽の記載があった場合には、   私文書ないしは公文書偽造などで、訴えられる事になることには   留意すること。各種書類に関しては、実印を使用し、   印鑑登録証明も提出のこと。                ■ ■この企画に、参加したい方は、必ず、お読み下さい。 ↓ ↓ ●「自然葬の実施者の声」 http://www.mumyouan.com/f/fn-rp.html ●「自然葬のための心得や実際の方法」★必読● http://www.mumyouan.com/f/fn-8.html ●「自然葬の実施同意書の書式」★必読◆  (次の段落を参照のこと)             ■

ここでは、皆様から、掲示板やメールで寄せていただいた「自然葬に使える土地」の 情報を表示しています。 個人所有の自然環境豊富な土地を自然葬に提供して下さる方は、 ぜひ情報をお寄せ下さい。

情報を寄せていただく場合の注意点

情報をお寄せいただく時は、氏名と連絡先の電話番号のみにして下さい。 ただし、県名と散骨をする場所の環境についての詳しいコメントを添えて下さい。 これは、土地所有者に無相談で、無断で勝手に遺骨が郵送される事を避けるためです。 なお、散灰を希望や予定する人は、必ず直接に土地所有者へ問い合わせて下さい。 また、散灰の土地を提供する者は、散灰する遺族間のトラブルには、一切責任を 負わないという誓約書を必ず遺族から貰って下さい。 逆に散灰をする遺族は、その土地で起きるトラブルには一切の責任を負わない という誓約書が必要です。一例として、次のような文面が望ましいものです。

自然葬実施 同意書・誓約書

****年 * 月 ** 日 甲・・・・****************** (ここに、散灰の土地所有者の住所・氏名・電話番号を記載し捺印する) 乙・・・・################## (ここに散灰する遺族の代表者の住所・氏名・電話番号を記載し捺印する) 1:乙は故****(ここに死亡者の氏名を記載する)の遺骨保管者ですが、 甲の私有地に個人の自然葬を実施いたしたく、本書により申し込みます。 2:なお、土地提供者である甲は自然葬の実施に伴って乙の遺族間でトラブルが 発生した場合、または社会的トラブルが発生した場合には、その責任を一切負わ ないものとする。 従って自然葬を実施する乙は、遺族間で事前に十分な同意を得ることが望ましい。 3:また、自然葬実施者側である乙は、自然葬の実施に伴って、甲の土地および その周辺で生ずる自然葬に対するトラブル、又は社会的トラブルには、その責任 を一切負わないものとする。 従って、自然葬の土地を提供する甲は、家族または周辺住民に事前に十分な同意 を得ることが望ましい。 4:甲は乙に対して、必要な実費以外のいかなる金銭的請求もしないものとする。 5:乙は甲に対しては以下の書類を必ず提出する。 * 故人の埋葬許可証の写しを一部。 * もしも乙が故人の家族である場合には、乙と故人との関係を示す戸籍謄本 (または除籍謄本)の写しを一部。 * もしも乙が故人の知人である場合には、乙の身元が証明可能な公的資料、 例えば、乙の国民健康保険の被保険者証・免許証・住民票などのうちいずれか の写しを一部。

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監修・執筆:鈴木方斬(すずきほうざん)

HP開設者:黒間玄元(くろまのりゆき)
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